提供: Yourpedia
2020年1月1日 (水) 11:20時点における田舎の西北 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「'''顎'''(あご、頷、{{lang-en-short|jaw}})は、それを持つ生物一般においては、の一部であって、開閉して物を捕らえる機能...」)

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索

(あご、頷、jaw)は、それを持つ生物一般においては、の一部であって、開閉して物を捕らえる機能を有する構造体を指す。

ヒトを含む顎口上綱の動物では、頭の下部にあって、上下に開閉する機能を持つ、骨(顎骨)と筋肉を中心に形成された、口の構造物全体を指す。顎口上綱の顎は上顎下顎で形成されており、支点のある上顎に対して下顎が稼働する。哺乳類(ヒトを含む)は下顎の稼働性が高く、これを繰り返し動かすことによって食物を咀嚼する。対して、顎を具えてはいても咀嚼を行わない動物の多くは、物を捕らえる、引きちぎる、呑み込むなどを行うために顎を用いる。

呼称

「あご」を表す漢字には、「:ガク、:あご)」のほか、「歯の根をおおう肉(歯茎)」を原義とする「、音:ガク、訓:あご、はぐき)」や、「{口+咢}(音:ガク、訓:?)」がある。 また、別に「(おとがい)」を「あご」とも言うが、この字は主に「顎」を指す(「#ヒトの顎」も参照)。 なお、医学などにおける日本語の専門用語としては、「顎、腭、{口+咢}」はいずれであっても音読みをする。