伊達駅
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伊達駅(だてえき)は、福島県伊達市細谷にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
開業当時は伊達郡長岡村にあることから長岡駅と称したが、信越本線長岡駅との駅名の重複を避けるため、1924年(大正13年)12月に、郡名から駅名をとって伊達駅と改称した。長岡村はその後、町制施行や町村合併で伊達郡伊達町、伊達市となって現在に至っている。
歴史
- 1895年(明治28年)4月1日 - 日本鉄道の長岡駅(ながおかえき)として開業。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道が国有化、国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定、東北本線所属駅となる。
- 1914年(大正3年)12月1日 - 伊達駅に改称。
- 1939年(昭和14年) - 現在の駅舎が完成する。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)が継承。
- 1997年(平成9年)3月22日 - 貨物列車の設定が無くなる。
- 2002年(平成14年) - 木造武家造の駅舎を有することを理由として、東北の駅百選に選定。
- 2007年(平成19年)4月1日 - JR貨物の駅が廃止され、貨物の取扱いが終了。
- 2009年(平成21年)3月14日 - ICカード「Suica」サービス開始。
1971年(昭和46年)まで、駅前より福島交通飯坂東線という路面電車が発着していた。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。単式ホーム南側に切り欠き部分があるが、現在は使用されていない。互いのホームは跨線橋で連絡している。単式ホームに接して駅舎がある。
構内には出札窓口(POS端末設置・指定券取扱)、Suica対応自動券売機1台、簡易Suica改札機、駅なかプラザ、トイレ(駅舎外と1番線ホーム)、自動販売機(飲料)などがある。
現在の出札窓口は待合室内に後から設置されたもので、当初の出札窓口・駅事務室部分は「駅なかプラザ」という、物産店となった。駅事務室時代の名残はホームに面した窓が、信号操作盤の部分だけ張り出した形となっている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■東北本線 | 上り | 福島方面 |
2 | ■東北本線 | 下り | 仙台方面 |
利用状況
- 2013年度の乗車人員は、1日平均979人である[1]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 1,097 |
2001 | 1,101 |
2002 | 1,076 |
2003 | 1,075 |
2004 | 1,062 |
2005 | 1,074 |
2006 | 1,082 |
2007 | 1,050 |
2008 | 1,060 |
2009 | 992 |
2010 | 907 |
2011 | 890 |
2012 | 956 |
2013 | 979 |
駅周辺
路線バス
最寄バス停は駅から南に約200mの国道399号の跨線橋上にある「伊達駅入口」
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
伊達経由湯野線 | 明神町 | 湯野駅 | 福島交通 | 平日朝はにしね幼稚園まで延長運転 | |
伊達経由湯野線 | 伊達長岡、瀬上橋、競馬場前 | 福島駅東口 |
隣の駅
脚注
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