無所属倶楽部
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無所属倶楽部(むしょぞくくらぶ)は、1941年4月30日より1947年5月3日の日本国憲法公布まで存在していた貴族院の院内会派。
滝正雄・小山松吉両名を世話人として、後藤文夫・広田弘毅・松本烝治・安井英二・吉田茂・千石興太郎ら23名によって結成される。政党色の希薄な官僚出身の勅撰議員が中心となった会派であったが、広田による東郷茂徳・石黒忠篤の勧誘や小林一三・鮎川義介などの財界人の入会もあって1945年頃には31名にまで膨らんだ。
しかし、戦後主要メンバーの多くがA級戦犯容疑者とされたり、公職追放の対象とされたために大打撃を蒙る。南原繁・佐々木惣一・我妻榮らの補充議員の加入はあったものの、22名の小会派のまま貴族院の廃止とともに消滅した。
参考文献
- 『議会制度七十年史(6)政党会派篇』(1961年、衆議院)