花小金井駅
花小金井駅(はなこがねいえき)は、東京都小平市花小金井にある、西武鉄道新宿線の駅である。駅番号はSS18。
東京都立小金井公園の最寄り駅の一つである。駅名は小金井桜に因んだものである。
目次
歴史
- 1927年(昭和2年)4月16日 - 開業。
- 1974年(昭和49年)11月1日 - 跨線橋の使用を開始。同時に構内踏切を廃止[1]。
- 1993年(平成5年)10月7日 - 自動改札機使用開始。※
- 1998年(平成10年)12月11日 - 南口開設。橋上駅舎使用開始[2]。
※花小金井駅では、ほぼ同時期に建て替えを実施した田無駅や井荻駅と異なり、新所沢駅と同様に駅舎建て替え工事の開始前に本格的に自動改札機を使用開始している。
駅構造
元々は田無駅と同様に上下本線の間に中線を設けた2面3線構造(ただし、小平側は行き止まり)だったが、これを撤去し現在の形態になった。ホーム中間部の幅員が広いことや、ホームに進入する手前の線路が上下線で大きく間が空いていることなどに、当時の2面3線構造の名残りを見ることができる[1]。
旧西武鉄道時代から長い間地上駅舎は線路の北側にのみ設けられていたが、1998年に橋上駅舎が新設され、南口を設置した。それ以前は跨線橋で駅舎とホームを連絡していたが、車椅子利用者などのために使用する構内踏切も残されていた。ホームおよび北口・南口と改札階を連絡するエレベーター・エスカレーターが設置されている[3]。
トイレは改札内コンコース部に立地し、多機能トイレを併設する[3]。橋上駅舎の供用を開始した1998年に、西武の駅で初めて駅改札内トイレに無料のトイレットペーパーが配備された[4]。
改札外などに出店している構内店舗の詳細は西武プロパティーズ公式サイト「花小金井駅の店舗情報」を参照。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■新宿線 | 上り | 高田馬場・西武新宿方面 |
2 | ■新宿線 | 下り | 所沢・本川越・拝島方面 |
利用状況
2011年度の1日平均乗降人員は51,665人で[5]、西武鉄道全92駅中17位である[6]。東久留米市や西東京市、小金井市の境界に近く、3市民の利用も多い。
近年の1日平均乗降人員、乗車人員の推移は下記の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1990年 | 29,066[7] | |
1991年 | 29,828[8] | |
1992年 | 29,036[9] | |
1993年 | 29,036[10] | |
1994年 | 28,263[11] | |
1995年 | 27,612[12] | |
1996年 | 27,140[13] | |
1997年 | 26,605[14] | |
1998年 | 26,099[15] | |
1999年 | 25,948[16] | |
2000年 | 52,944[17] | 26,405[18] |
2001年 | 53,782[19] | 26,803[20] |
2002年 | 53,577[21] | 26,701[22] |
2003年 | 53,641[21] | 26,751[23] |
2004年 | 50,962[21][24] | 25,348[25] |
2005年 | 51,189[21] | 25,488[26] |
2006年 | 51,860[21] | 25,808[27] |
2007年 | 52,809[5] | 26,358[28] |
2008年 | 53,634[5] | 26,792[29] |
2009年 | 53,268[5] | 26,605[30] |
2010年 | 52,242[5] | 26,142[31] |
2011年 | 51,665[5] |
駅周辺
花小金井 も参照
北口
- 小平市役所 東部出張所・東部市民センター
- 小平市立花小金井図書館
- 東京都多摩小平保健所
- 東京都小平合同庁舎
- 小平消防署 花小金井出張所
- 小平市花小金井武道館
- 公立昭和病院
- 花小金井駅前郵便局
- 三井住友銀行 花小金井支店
- 多摩六都科学館(土曜・休日などにバス便あり)
- 花小金井商栄会
- いなげや 花小金井駅前店
- 西友 花小金井店
- りそな銀行 花小金井支店
南口
- 小平グリーンロード
- 小平市立花小金井南公民館
- 小平市立鈴木公民館
- 小平市花小金井南地域センター・小平市立花小金井南児童館
- 小平鈴木二郵便局 - 丸型ポスト設置。小平市は東京都内の自治体で丸型ポスト設置数が最も多い(37基、うち33基が現役で使用)[32][33]。
- 東京都立小金井公園
- 嘉悦大学・嘉悦大学短期大学部
- 多摩信用金庫 花小金井支店
バス路線
西武バス・関東バス・立川バスにより運行される以下の路線が発着する。
花小金井駅北口
1番のりば
2番のりば
3番のりば
- 花01:通信住宅・滝山団地経由 久留米西団地行(西武)
- 花02:滝山営業所行(西武)
- 清03・清03-1:久留米西団地・下里団地経由 清瀬駅南口行(西武)
- 深夜バス:通信住宅・滝山団地経由 久留米西団地行(西武)
花小金井駅入口
北口を出て徒歩3分程のところにある、小金井街道沿い西友前に所在するバス停留所である。発着する路線はすべて西武バスの運行。
4番のりば
5番のりば
6番のりば
- 武15:通信住宅経由 滝山営業所行
- 武21:錦城高校・久留米西団地経由 東久留米駅西口行
花小金井駅南口
1番のりば
- 寺51-1・寺55・寺56-1:国分寺駅北口行(立川)
2番のりば
- 武17:小平駅南口行(西武)
- 武17・花12:武蔵小金井駅行(西武)
3番のりば
一時期、花小金井北部地域を運行した小平市コミュニティタクシー(花小金井ルート) 「花小金井駅北口」停留所(いなげや1階マクドナルド前)が設置されていた。市内の公共交通困難地域対策として「大沼町・花小金井地域コミュニティタクシーを考える会」(事務局:市都市開発部公共交通担当)での検討を経て実施した実証実験運行で、2008年(平成20年)4月から9月まで先行実施した大沼地域での結果が好調だったことをも踏まえ、同年10月6日から2009年(平成21年)3月31日まで実施されたが運行を終了している。
隣の駅
脚注
- ↑ 1.0 1.1 『写真で見る西武鉄道100年』(ネコ・パブリッシング)98ページ
- ↑ 『1999会社要覧』西武鉄道株式会社、1999年、100-103頁
- ↑ 3.0 3.1 花小金井駅 駅構内マップ - 西武鉄道
- ↑ 2004年3月1日 東京新聞 朝刊 社会面参照
- ↑ 引用エラー: 無効な
<ref>
タグです。 「joukou07-11
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ 駅別乗降人員 2011(平成23)年度 1日平均PDF - 西武鉄道
- ↑ 東京都統計年鑑(平成2年)225ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成3年)231ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)PDF
- ↑ 「駅別乗降人員(一日平均)の推移」2000年度 - 2004年度 新宿線・拝島線・西武園線・国分寺線・多摩湖線・多摩川線PDF - 西武鉄道
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 「駅別乗降人員(一日平均)の推移」No.3 2001年度 - 2005年度 新宿線・拝島線・西武園線・国分寺線・多摩湖線・多摩川線PDF - 西武鉄道
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 21.0 21.1 21.2 21.3 21.4 「駅別乗降人員(一日平均)の推移」No.3 2002年度 - 2006年度 新宿線・拝島線・西武園線・国分寺線・多摩湖線・多摩川線PDF - 西武鉄道
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 拓殖大学第一高等学校の玉川上水移転に伴う
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 丸いポストのまち こだいら - 小平市役所
- ↑ 丸型ポスト設置状況PDF - 小平市役所