北原みのり
北原 みのり(きたはら みのり、1970年11月24日 - )は、日本の著作家、レズビアン。韓国を賛美し、日本を貶める活動を行っている。
人物
経歴
神奈川県生まれ。3歳まで横浜市鶴見区で育ち、その後は千葉県に転居した。津田塾大学国際関係学科を卒業後に日本女子大学大学院で教育心理学を専攻し、性教育を研究した。
同大学院は中退し、出版社でのアルバイト、雑誌編集やフリーライター職などを経験。1995年(平成7年)、友人とともに、ホームページ製作会社を設立した。同職を通してインターネット情報に触れるうちに、海外製女性向け大人のおもちゃに開眼する。
1996年、女性向けのアダルトグッズショップ 『ラブピースクラブ』を設立するが、これは日本において女性が経営するアダルトグッズショップの第一号であったともされる。同年には、「指にはめるバイブレーター」、『Pラビア』を発売している。
2006年、1996年よりレズビアン商業雑誌「アニース(anise)」にて掲載されている、天宮沙江の漫画の映画化作品『プリカちゃん』をプロデュースしている。
主義・主張
北原にはセクシュアリティやジェンダーに関する書籍や発言が多く、インタビュアーとしては雑誌 『アエラ』(朝日新聞社)への寄稿もある。また、『週刊金曜日』の書評委員も務める。週刊朝日・週刊金曜日で連載。
2011年に起きたフジテレビの韓国報道問題に絡むフジテレビ抗議デモに対しては徹底抗議しており、ひたすら韓流の素晴らしさを訴えている。
「韓流スターが日本に定着した理由は『エロい』から」(2012年5月週刊朝日掲載)
コラムニストの北原みのり氏は、東方神起のライブに行った際、「日本の男らしさ」と「韓国の男らしさ」はまったく違うことに気がついたという。
東方神起とEXILEを比べ、次のように話す。
韓国のスーパースター、美男2人組み。彼らのライブを見た者は、2人の凄まじいフェロモン放出に、しばらく女性ホルモンが出続けるという(噂)。心躍る思いで会場に向かった。
で、そんな私の目に、一枚のポスターが留まった。東京都のオリンピック招致ポスターである。
「2020年オリンピック・パラリンピックを日本で!」という大きな文字の下に、男十数人が並んでいる。全員黒いスーツに黒いネクタイ姿だ。不吉っ! とっさに逃げたくなるが、EXILEだった。
スポーツマンシップの爽やかさとか、国際的な香りが一切ないポスターだ。オリンピックのイメージを覆す斬新さだわ......というか、なんだかオリンピック、来ない気がするよ。
気がつけば東方神起とEXILEを比べていた。二つの国民的スターを並べると、両国の"男らしさ"の違いが見えてくると思った。EXILEは他者を威嚇するパワーや、男の沽券、というような価値を感じる。日本人の"男らしさ"だ。
一方、東方神起には美とエロスしか、私は感じない。180センチを優に超すしなやかな身体で、腰を前後に振るエロいダンスと、完璧な白肌で微笑む男。私は長い間「男らしさ」が何か分からなかった。が、男にしかつかない筋肉を、長身の肢体でのびのび見せる韓流スターを知り、直観的に理解できたことがある。
「男らしさとは肉体そのものだ」と。セックスしたいと思えるような肉体を、「男らしい」と言うのだと。
一時的なもの、と言われ続けていた韓流が、完全に日本の女に定着しちゃったのは、私たちに「今まで見たことのない男らしさ」を見せたからだと思う。とにかくエロい。ただのアイドルじゃない。アダルトアイドルだ。だからこそ、韓流は嗜癖となる。
もう日本の女、韓流から後戻りはできないだろうな、だって戻る場所がないのだから......。
著書
- はちみつバイブレーション(河出書房新社、1998年)ISBN 9784309012490
- 男はときどきいればいい―愛とセックスのレシピ(祥伝社文庫、1999年)ISBN 9784396311223
- フェミの嫌われ方(新水社、2000年)ISBN 9784883850150
- オンナ泣き(晶文社、2001年)ISBN 9784794964830
- ブスの開き直り(新水社、2004年)ISBN 9784883850679
- アンアンのセックスできれいになれた?(朝日新聞出版、2011年)ISBN 9784022508072
外部リンク
- 北原みのり オンナメディアブログ
- 北原みのり(@minorikitahara)- Twitter
- 北原 みのり - Facebook
- ラブピースクラブ
- ラプピースクラブ(@lovepiececlub)- Twitter
- LovePieceClub - YouTube