暗黒通信団

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暗黒通信団(あんこくつうしんだん)は、評論を主活動領域とする同人サークルである。コミックマーケット等の同人誌即売会に不定期に出展している。連絡先は千葉県柏市私書箱になっている。

同人誌発行活動

作品にはISBNが振られ、前述の同人誌即売会の他、大型書店や模索舎、タコシェ等のミニコミ書店、インターネット上の書店で入手できる。また、ウェブサイトにおいて素数番目の足跡を踏むと、無料で作品を入手できるとされている。一部の作品は国立国会図書館に納本されている。国立国会図書館には、初期のコピー誌の一部も保存されていることが確認されている。最近では、旅行記理数関連、法学に関する同人誌が多く出されている。暗黒通信団のロゴは数学記号を用いて記述され、「<math>\sum \!\!\!\!\!\grave{\infty} \!\!\!\!\!\!\cdot \cdot</math>」のようである。

その他の活動内容

活動の全貌は明らかでない。少なくともメーリングリストを運用し、メールマガジンを発行していることが確認されている。メーリングリストについては、ウェブサイトにその沿革が記されており、少なくとも1999年5月13日から運用されていた。ソーシャル・ネットワーキング・サービスmixiには、暗黒通信団のコミュニティが二つ存在するが、一方は非公開であり、その実態は明らかでない。また、ウェブサイトによれば、アニメソングカラオケ等で歌う催しが不定期に行われている。

構成員

  • 星野香奈

 暗黒通信団の代表。同人誌即売会においては、しばしば女性の売り子が起用されるが、その中の誰が代表なのかは現在でも明らかでない。同人誌即売会における質問では、下記シンキロウの姉妹であるとの回答が得られたが、確認はとれていない。

  • シンキロウ

 実質的な中心構成員。多数の同人誌を執筆している。売り子にも必ず混入している。

  • オミクロン

 暗黒団法務部管掌の総合法制研究所の所長。

その他 多数の人間が入れ替わるため、全貌は明らかでない。ウェブサイトによると、団員の定義は、自らが団員であると思っている者、とされる。

組織

組織の全貌は明らかではない。しかし、団員が同人誌即売会等で配布している名刺等から、次の組織があることが推察できる。

  • 代表官房 暗黒通信団の各部局の連絡調整を担う部局である。代表達示第473号(通称官房設置令)により設置された。秘書課、人事課、会計課、施設課、福利厚生管理官が置かれているようである。なお、最近まで官房に訟務総括審議官が置かれていたが訟務部との権限争議の結果、星野香奈の裁定により、訟務関係は訟務部が一元的に管轄するようになったので同審議官は廃止された。官房長が誰なのか、及び部局の定員等については非公開であり、暗黒さを醸し出している。設置令によれば、代表官房は暗黒団全体の総合調整、会計、情報公開広報、人事、福利厚生、監察、暗黒通信事業の入札契約の改善及び暗黒事業の評価の適正化に関する事務の連絡調整、特定団有財産整備特別会計などを管轄するようである。
  • 組織宣伝部 シンキロウが所属するとされる。過去には「外報部」と呼ばれていた。組織が非公開なのに組織宣伝部が存在することが「暗黒的」であるとされる。
  • 法務部 その外局として総合法制研究所が存在するといわれる。団員の照会に応じ法解釈を示すことを主たる業務としている。また、団規を制定するため、暗黒通信団規則制定委員会が置かれ、かつ重要な規則について諮問するため、法制審議会が置かれている。
  • 訟務部 民事訴訟及び行政訴訟等の訴訟に加え異議申立て審査請求などの行政上の不服申立や特許審判公正取引委員会の審判などの行政審判を含む広義の争訟を全て管轄する。法務部が抽象的な法律の解釈を中心とするのに対して訟務部は現実に発生し、または発生するおそれのある紛争についてその解決策を検討する部局であり最近は、争訟に至る前の交渉についてもリーガルサービスを提供しているようである。なお、情報公開法に基づく情報公開請求に関する不服申立事件の場合、審査庁は決定等を行うに際し、情報公開・個人情報保護審査会に諮問する必要があるが、この審査会での手続(意見書の作成や、口頭意見陳述の申立など)も訟務部が管轄している。内部部局として判例・裁決例等集積センターがあり、訟務部員向けに判例等の情報を提供している。
  • 出版制作部 印刷所等と取引する際の窓口。
  • 国境監視部 暗黒通信団に敵対する特定勢力の監視を行う専門部局。ネット世界の各地に監視員を派遣しているらしい。陸海空の各軍を保有しており、特に「防空軍」は多くの敵を索敵しておりよく知られている。

特殊な頒布方法

暗黒通信団が同人誌即売会で行う頒布方法には独特の特徴がある。

  • 円周率割引 売り子の前で円周率を暗唱し、その桁数に応じて値引きをする。
  • 量り売り 会場に秤を持ち込み、内容にかかわらず同人誌の重量にて頒布される。ただし、この方法は無期限に停止する旨がウェブサイトに掲示されている。
  • クーポン券 プリントして即売会に持っていくと値下げされる。ウェブサイトによれば、特殊インクを利用したり、基板やCD-Rプリントしたりする等、極めて特殊な手法のプリントが行われた。
  • ワンコイン頒布 コインの種類や価値に依らずに一つのコインと引き替えに頒布することがある。この際に利用されたコインも特殊なものが多く、ウェブサイトに掲示されている。

思想

発行物は多岐に渡り、その思想の全貌は明らかでないが、「ゲイツ貴様許さん」という誌名の同人誌を発行したり、ウェブサイトをInternet Explorerで閲覧することを禁じていることから、マイクロソフト社を快く思っていないと推察できる。また、メンバーによれば「非凡こそ正義」であるという。 ウェブサイトには「書評誌ほん」に寄稿された原稿が掲載されているが、この書評誌は、東京大学生協か、東京大学SF研究会によるものと思われ、メンバーの一部が東京大学に関係していることがうかがえる。

沿革

  • 1996年8月 最初の同人誌城間大学戦記」が発行された。奥付によると、印刷会社はプリンティングイン株式会社であった。同時期に「認識物理学原論」が発行された。「認識物理学原論」は東京都立中央図書館で閲覧できる。ほぼ同時期に、「円周率100万桁表」が発行された。
  • 1997年3月 同人誌制作解説書「同人とは?」が発行された。その後、これを改稿した「実践同人学」が発行され、「雑誌新聞総カタログ」に収録された。
  • 1998年8月「嫌な奴の研究」が発行された。同時期に、南陀楼綾繁著、串間努編集による「ミニコミ魂」で紹介された。
  • 2000年4月 政治評論である「復活せよ理数国家」が発行された。この頃から書店で頒布されるようになった。
  • 2000年10月 TeXについての解説書「pLaTeX初級リファレンス」が発行された。
  • 2002年12月 「最短距離のC言語」が発行された。
  • 2005年 コミックマーケットスペシャルにて円周率朗読した。

作品一覧

ISBN順に排列した。暗黒通信団のウェブページに載っているリストは完全ではない。

関連項目

外部リンク