郡山駅 (福島県)

提供: Yourpedia
2014年9月16日 (火) 15:18時点における獅子堂重工 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「'''郡山駅'''(こおりやまえき)は、福島県郡山市字燧田(ひうちだ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・[[日本貨...」)

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索

郡山駅(こおりやまえき)は、福島県郡山市字燧田(ひうちだ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)のである。

乗り入れ路線

JR東日本の新幹線と在来線各線が乗り入れ、東西南北へ向かう路線の結節点となっている。

新幹線は、線路名称上は東北新幹線のみであるが、新幹線ホームには同新幹線の列車のほか、福島駅から奥羽本線に直通するミニ新幹線である山形新幹線の列車も停車する。

在来線は、線路名称上は東北本線磐越西線磐越東線の3路線が乗り入れている。このうち東北本線を本駅の所属線とし、また磐越西線は本駅が起点、磐越東線は本駅が終点である。このほか、水戸駅を起点とし、東北本線の本駅の南隣にある安積永盛駅を終点とする水郡線の列車も本駅まで乗り入れており、前述の各線と合わせると5方面の列車が本駅を発着している。

駅構造

新幹線は高架駅、在来線は地上駅となっている。

直営駅駅長・管理助役・助役配置)であり、管理駅として、東北本線の安積永盛駅 - 本宮駅間および磐越西線の喜久田駅 - 中山宿駅間の各駅を管理している。

在来線

在来線は、構内東側の1階にある島式ホーム2面4線と単式ホーム1面1線、切欠式ホーム1面1線、合計4面6線のホームを使用する。線名は駅舎側から、下り4番線(1番線)、下り3番線、磐西本線(2番線)、水郡本線(3番線)、下り本線(4番線)、上り本線(5番線)、磐東本線(6番線)、(以下側線)となっている。2番線の上り方面先端の西側が切り欠かれており、ここが3番線となっている。

1階在来線中央口に繋がる地下道と、2階新幹線乗り換え・北口改札に繋がる跨線橋で各ホームは行き来できる。ただし、地下道は階段のみ、跨線橋には上下エスカレータエレベーターも設置されている。

以前は改札口-1番線-島式ホーム(1・2番)-2番線という構成であったが、1番線の線路を撤去後しばらくしてから改札口から2番線ホーム(現在の1番ホーム)に直接移動できるように改修され、相対式ホームとなった。旧1番線撤去後しばらくの間、番線表示は2-6番線と水郡ホームとなっていたが、2007年春のダイヤ改正で1番線-6番線となった。

発着番線は東北本線を除きおおむね固定されているが、在来線ホームすべての駅名標や番線標には、緑色のラインカラーが入っている((3番線ホーム(水郡線)を除き路線名なし))。ただ、在来線乗換口と北口(エスパル)改札には路線別に違う色のラインカラー入りの発車LEDが設置されている(1階の在来線中央口のLEDはラインカラーなし)。

売店が1番線(待合室と併設)にある。トイレ・喫煙所・待合室は全ホームに設置されている。2008年3月に各ホームに非常列車停止ボタンが設置された。

(立ち食いそば屋が2・4番線と5・6番線にあったが、現在では廃止されている)

新幹線

新幹線は、構内西側の3階にある島式ホーム1面2線と単式ホーム1面1線、合計2面3線のホームを使用する。両ホームの間には通過線2線が引かれている。下りの12番線、上りの13番線には、LED式の乗車位置案内表示器が設置されている(11番線は従来通り足元表示のみ)。

なお、本来は11番線から発車する上り一番列車である「なすの258号」のみ不定期に13番線から発車することがある。「はやぶさ」「はやて・こまち」の全列車と「やまびこ・つばさ(つばさ単独時含む)」の臨時下り列車の大半は本駅を通過する(上りの臨時列車は大半停車する)。

のりば

  • 東北本線下りは原則として4番線、上りは原則として2・5番線を用いる。2番線は基本的に到着列車(一部折り返し)を用いる。なお、1日1往復、早朝に1番線から東北本線下り・上りの列車が発車するので注意。
在来線
1 磐越西線   猪苗代会津若松喜多方方面
3 水郡線   磐城石川水戸方面
2・4・5 東北本線 (上り) 須賀川白河黒磯方面
(下り) 二本松福島仙台方面
6 磐越東線   船引小野新町いわき方面
新幹線
11 東北新幹線   (本駅始発専用ホーム)
12 東北・山形新幹線 (下り) 仙台盛岡山形新庄方面
13 新幹線 (上り) 大宮東京方面


ダイヤ

  • 新幹線

東北新幹線は上下線のやまびこ号が約20分間隔、東京行きなすの号がおおむね2時間間隔(10時台 - 21時台のみ設定)。山形新幹線は東北新幹線連結の形で1時間間隔。

  • 在来線

東北本線は30分 - 1時間間隔、磐越西線・磐越東線は1時間間隔、水郡線はおおむね2時間 - 4時間間隔、ただし朝夕は1時間間隔。

その他寝台特急が早朝、夜に発着する。

発車メロディ

発車メロディは新幹線ホームを含むすべての番線で五感工房(ジーケイ)制作のJR-SH2が採用されている。

在来線は車掌が発車40秒程前にホームの柱にある発車ベルのボタンを押すと、発車案内の自動放送+発車メロディ(2回)が自動的に流れる(東北本線・磐越東線・水郡線にて、ワンマン運転の場合は鳴らない)。

構内の設備

新幹線は2階、在来線は1階(エスパル改札は2階)とフロアが別になっている。また、在来線利用の場合でも、自動券売機で購入できない乗車券類を購入する場合は、2階のみどりの窓口で購入する。

1階

2階

3階

  • 新幹線ホーム - 売店や待合室も設置されている。

1階から2階、2階から3階へは、階段、エスカレーター、エレベーターで行き来できる。

駅舎ビル

上記の駅内テナントの他に複数のショッピングフロアが存在する。

貨物取扱・専用線

JR貨物の駅は、専用線発着車扱貨物の取扱駅となっている。

旅客ホーム6番線の外側から、磐越東線に並走し1.5kmほど北上した場所にある日本オイルターミナル郡山営業所へ続く専用線が存在する。日本石油輸送がこの路線を保有しており、日本オイルターミナル向けの石油輸送に使用されている。また、専用線の終端には「郡山ヤード」と呼ばれる操車場があり、貨車の留置線として使用されている。駅構内の入換作業は、仙台総合鉄道部に所属するDE10形ディーゼル機関車が担当している。

貨物列車は、千葉貨物駅との間に2往復、川崎貨物駅仙台北港駅との間に1往復ずつ運行されている。千葉貨物駅との間の1往復は専用貨物列車、それ以外の列車はタキ1000形貨車のみで編成された高速貨物列車となっている。

かつては、駅東側の保土谷化学工業郡山工場への専用線も存在し、化学薬品の出荷などで使用されていたが、2001年9月に廃止された。また、1980年代までは日東紡績富久山事業センターや住友セメント郡山サービスステーションへ続く専用線も存在した。

駅弁

主な駅弁は下記の通り[1]

  • 鮭めし
  • 山菜釜めし
  • 安積のとりめし
  • 牛肉の味噌焼弁当
  • 祭り弁当萬笑桃源
  • みちのくおむすび道中記
  • 海苔のりべん
  • 小原庄助べんとう
  • ばんだい松茸めし
  • 山菜栗めし
  • 福島牛牛めし
  • 福島味づくし
  • 伊達鶏あったかとりどん
  • 幸福の黄色い豚めし
  • 会津地鶏べんとう
  • 福島牛牛のりべん

利用状況

2013年度のJR東日本の1日平均乗車人員は17,931人で[2]、福島県内では最も多い。なお、旅客収入額はJR東日本で26位(2005年度)で、東京近郊の電車特定区間を除けば7位である。会津方面へ乗り換える旅客も多いため、特に土曜・休日の磐越西線は車内が混雑する。また、雪害などで列車が遅れた場合、新幹線との接続を取らないこともある。

2004年度のJR貨物の発送貨物は67,836トン、到着貨物は690,608トンであった[3]。1935年度には石材・米など226トンを送り出し、石炭・人造肥料など364トンを受け入れた[4]

乗車人員推移[5]
年度 一日平均乗車人員
1935 2,215
2000 18,834
2001 18,931
2002 18,415
2003 18,353
2004 18,434
2005 18,355
2006 18,380
2007 18,249
2008 17,716
2009 17,217
2010 16,417
2011 15,904
2012 17,382
2013 17,931

駅周辺

百貨店・複合商業施設

家電量販店

娯楽施設

  • 郡山市ふれあい科学館 - ビッグアイ20-24階
  • 郡山テアトル1〜8(テアトル4,5は閉館) 複合映画館
  • ナムコランドイオンタウン郡山店(アミューズメント)
  • ハロータイトー郡山アティー店(アミューズメント)
  • 鉱石ミネラル嵐の湯イオンタウン郡山店
  • 自遊時間(ネットカフェ、ビリヤード、カラオケ) - アティ8階
  • いわき平競輪郡山場外
  • ウィングガーデンロイヤル郡山店(ネットカフェ)
  • ドリームファクトリー郡山駅前店(アミューズメント)
  • ラウンドワン郡山店(アミューズメント) - 郡山駅東ショッピングセンター内に所在

宿泊施設

教育施設

  • 福島県立郡山萌世高等学校
  • 郡山情報ビジネス専門学校
  • wiz国際情報工科大学校
  • ケイセン公務員ビジネス専門学校
  • 国際アート&デザイン専門学校
  • 国際ビューティ・ファッション専門学校
  • 国際メディカルテクノロジー専門学校
  • 東北歯科専門学校
  • 今泉女子専門学校
  • 駿優予備学校郡山校
  • 福島高等予備校郡山校
  • 郡山市立金透小学校

郵便局・金融機関

その他

バス路線

市内路線バス

高速路線バス

2014年4月15日までは東北急行バスレインボー号東京 - 山形)も停車していた。

のりば

行き先の前にある()は経由

  • 1番:(新国道)須賀川・並木、安積団地、(野田)舘ヶ岡、(南タウン)向陽台団地、(栄町)柴宮団地
  • 2番:蓬田、馬場、東山霊園、正直、(旧国道)須賀川・六軒、長沼、下守屋、星総合病院、まちなか循環(南回り/北回り -土休日のみ)
  • 3番:小野、柳橋、蒲倉・荒井、日本大学・徳定、東部ニュータウン、まちなか循環(方八町回り -平日のみ)
  • 4番:高速バス【昼行】福島、新潟、仙台、会津若松、小野・いわき、新宿、福島空港、新越谷【夜行】東京・横浜、京都・大阪、浜松町・新木場、山形
  • 5番:(奥羽大)喜久田、八山田循環(奥羽大回り)、(テニスコート)百合ヶ丘、あぶくま台団地、(美術館)東部ニュータウン、東部タウン循環(美術館回り)
  • 6番:船引、三春、(西田)甲森、(旧国道)本宮、(旧国道)宝沢・日和田、(旧国道)宝沢・フェスタ、(新国道)日和田・フェスタ、八山田循環(勝木沢回り)
  • 7番:さくら循環(虎丸回り)、さくら循環(山根回り)、(山根)柴宮・免許センター、カルチャーパーク
  • 8番:(新国道)熱海温泉、(玉川)熱海温泉、夏出、西部工業団地、河内、(新さくら通り)希望が丘、(下富田)百合ヶ丘
  • 9番:(市役所)大槻、(市役所)新池下団地、(市役所)希望ヶ丘、(市役所)静団地、(市役所)免許センター、(福祉センター)希望ヶ丘線、あすなろ循環(市役所回り)
  • 10番:コスモス循環(西の内回り)、あすなろ循環(西の内回り)、(西の内・福祉センター)静団地、(西の内)大槻、(西の内)希望ヶ丘、郡山女子大スクール
  • 11番:(麓山)大槻、(麓山)休石、(麓山)山田原、(麓山)御霊櫃、(池の台)芦の口・下守屋、(池の台)鎗ケ池団地、(池の台)静団地、コスモス循環(池の台回り)、菜根三丁目
  • 東口: まちなか循環(南回り/北回り -土休日のみ)、桜交通の高速バス


  • 以下は正式なバスのりばでないが運行されている?
    • 6番の後方:裏磐梯線[6](冬季運行、予約制)猪苗代・裏磐梯経由ホテルグランデコ(福島交通、磐梯東都バス)※当日空席があれば当日の乗車も可能
    • 6番の後方:あだたらスキー場シャトルバス[7](2013年12月21日~2014年3月30日運行、予約制)あだたら高原スキー場(福島交通)※当日空席があれば当日の乗車も可能

年表

その他

  • 「機能的かつ都会的な美しい駅前広場」として、2002年(平成14年)、東北の駅百選に認定された。
  • 本駅と東北本線安積永盛駅との間に郡山南駅(仮称)、磐越西線喜久田駅との間に郡山北駅(仮称)の開業がそれぞれ計画されており、2006年度から3年間のパーソントリップ調査を経て、郡山市が設置を検討する。
  • 郡山駅(奈良県)と区別するため、乗車券類には以前「(北)郡山」と印字されていたが、新型の自動券売機に更新された際に印字は廃止され、「郡山」と印字されている。最近までは、2階の新幹線中央改札口にある自動券売機は、従来のまま「(北)郡山」と印字されていたが、リニューアル工事に伴った券売機更新によって、印字は廃止された。
  • 西口は30分、東口は40分まで駐車料金が無料の駐車場がある。
  • 2009年3月14日より、東北新幹線(郡山 - 仙台間)のSuicaFREX定期券、東北本線(矢吹 - 白石間)、磐越東線(郡山 - 船引間)にSuicaが導入された(磐越西線は現在Suicaサービスエリア外)。なお新幹線は2008年3月15日にモバイルSuica特急券のサービスを開始している。

隣の駅

東日本旅客鉄道
東北新幹線
新白河駅 - 郡山駅 - 福島駅
山形新幹線
宇都宮駅 - 郡山駅 - 福島駅
東北本線
普通
安積永盛駅 - 郡山駅 - 日和田駅
水郡線
安積永盛駅 - 郡山駅
磐越西線
快速「あいづライナー
郡山駅 - (一部喜久田駅) - 磐梯熱海駅
快速・普通
郡山駅 - 喜久田駅
磐越東線
舞木駅 - 郡山駅

脚注

  1. JR時刻表2010年9月号(交通新聞社刊)624ページ
  2. JR東日本 各駅の乗車人員
  3. 郡山市統計書による
  4. 鉄道省・編『改版日本案内紀・東北篇』、博文館、1937年、55頁。
  5. 1935年は、鉄道省・編『改版日本案内紀・東北篇』、博文館、1937年、55頁による。
  6. 郡山~裏磐梯線(スキーシーズン)の運行
  7. あだたら高原スキー場シャトルバスの運行

外部リンク

関連項目