東宝
東宝株式会社(とうほう)は、映画・演劇の製作配給および興行を行う日本の企業。一般には映画会社として知られる。
阪急阪神ホールディングスの持分法適用会社で、2008年現在、2つの直営演劇劇場(帝国劇場、新館シアタークリエ)を保有する。阪急阪神ホールディングス(阪急電鉄、阪神電気鉄道)、エイチ・ツー・オー リテイリングとともに、阪急阪神東宝グループの中核企業となっている。本社は東京都千代田区有楽町一丁目2番2号。
目次
歴史
発足と急成長
1932年8月に阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)の小林一三によって、演劇、映画の興行を主たる目的として株式会社東京宝塚劇場を設立。1934年に東京宝塚劇場を開場の後、有楽座、日本劇場、帝国劇場を所有し、日比谷一帯を傘下に納め、浅草を手中に収める松竹とともに、東京の興行界を二分するに至る。
一方、会社設立前年に創設された、トーキーシステムの開発を行う写真化学研究所(Photo Chemical Laboratory、通称 PCL)は、1937年関連会社JOと合併し、東宝映画株式会社となる。1943年、東宝映画を合併し、映画の製作・配給・興行および演劇興行の一貫経営に乗り出し、社名を東宝株式会社と改めた。PCLには大日本麦酒なども出資しており[1]、東宝は発足当初から、従来の市井の興行師からスタートした映画会社とは一線を画する、財界肝いりの近代企業として期待と注目、そして反発を集めた。なお、その名前の由来は「東京宝塚」の略である。
戦中、東京宝塚劇場、日本劇場は風船爆弾工場となり、その東京宝塚劇場が戦後は進駐軍専用のアーニー・パイル劇場と改名されて10年間観客としての日本人立入禁止となるなど、歴史の証人を演ずることになる。
林長二郎事件
設立時、他社から多くのスターを驚くほどの高給で引き抜いた。1937年11月12日、天下の二枚目林長二郎が、左顔面を耳下から鼻の下にかけて、斜めに切りつけられ、骨膜に達する重傷を負う。犯人のヤクザは、この秋、長二郎が松竹から東宝に移籍したことから、松竹系の新興キネマ京都撮影所長の永田雅一らに教唆され、犯行におよんだものと判明した。この事件で実刑を受けた松本常保は、後に自伝「みなさんありがとう」で犯行に荷担していないと表明している。事件後、林長二郎はこの名を松竹に返し、本名の長谷川一夫を名乗るようになった。
プロデューサーシステム
東宝の資本とPCLの技術の上に映画の興行面で展開をもたらしたのは製作における予算と人的資源の管理を行うプロデューサー・システムの本格的導入であり、これをもたらしたのがアメリカ帰りの森岩雄とされる。松竹の城戸四郎、日活の根岸寛一と並び称される森だが、この分野における足跡は大きい。PCL時代より民主的な社風で知られ、監督や大スターでも個室がなく、大物に対しても「さん」付けや「ちゃん」付けであった。巨匠監督も部下の助監督や名もない俳優を「さん」付けや「ちゃん」付けで呼んだ。歌舞伎の因習やヤクザっぽい親方子方気質を引きずった封建的な他の映画会社の体質を公然と批判した。他社のようにスタッフや俳優を縁故採用に頼るのではなく公募を戦前より行い、優秀な人材を得た(しかしその優秀な人材が戦後の東宝争議の中心メンバーとなったため、後に縁故採用を強化し、権力に逆らわない人材を入れる傾向に変わっていった)。
東宝争議とその後の混乱
1946年から1950年にかけて経営者と労働組合の対立が激化し、1948年8月には撮影所を占拠した組合員に対し排除のため警視庁予備隊、果ては占領アメリカ軍の戦車や戦闘機まで出動する騒ぎになる。これが「来なかったのは軍艦だけ」と言われた東宝争議である。この間、大河内伝次郎、長谷川一夫、入江たか子、山田五十鈴、藤田進、黒川弥太郎、原節子、高峰秀子、山根寿子、花井蘭子の十大スターが結成した十人の旗の会と反左翼の渡辺邦男をはじめとする有名監督の大半は第三組合によって設立された新東宝で活動をすることになる。そのため東宝は再建不能といわれ、映画制作は新東宝に任せ、東宝は配給部門のみ受け持つ方針が真剣に協議されたこともあった。
大スターや大監督がごっそり辞めたことで入社したての三船敏郎らがすぐに主役として抜擢され、若い監督も活躍の場を得やすい状況になった。残留組イコール左翼的という単純な色分けはできないが、共産党員の多くは放逐され、新東宝はまもなく東宝と絶縁して独立会社となったため、比較的リベラルだが政治には深入りしなかった人材が多く残ることになる。新東宝は経営がすぐに悪化し(1961年倒産)市川崑ら一部は東宝に復帰する。
日本映画黄金時代
1950年代に迎えた日本映画の黄金時代に、1957年からは「東宝スコープ」を採用し、『七人の侍』や『隠し砦の三悪人』などの黒澤明作品や『ゴジラ』や『モスラ』などの円谷英二による特撮作品を始めとする諸作品によって隆盛を極め、映画の斜陽化が始まった1960年代にもクレージー映画や若大将シリーズでヒットを飛ばす。また、社長シリーズや駅前シリーズなど安定したプログラムピクチャーの路線を持っていたことも強みであった。財界優良企業らしく健全な市民色、モダニズムを鮮明な作品カラーとし、日本映画が暴力、猟奇、エロティシズムに傾斜していく中でも東宝はそれらの路線とは一線を画し、距離を置いた。上記のシリーズ物が定着する前は現代アクション物も得意とし、後年も『殺人狂時代』、『100発100中』などの異色作に名残を残す。これらは興行的には伸びなかったが、その後の再上映でカルト的な人気を誇った。
1959年にはニッポン放送、文化放送、松竹、大映と共にフジテレビを開局。テレビにも本格的に進出する。
映画製作部門の大幅縮小
1960年代から映画は斜陽といわれ、東宝もひどい観客減少に悩んでいたが、大規模な量産体制を他社と共に保っていた。しかしカラーテレビの普及が本格化した1970年代になると観客減少は更に深刻な状況となり、大映は倒産、日活はポルノ会社に転向。東宝はこの危機を脱するため1972年に本社での映画製作を停止、製作部門を分離独立させて発足した「東宝映画」(設立1971年、社長藤本真澄)、「東宝映像」(現在の東宝映像美術、設立1970年、社長田中友幸)と傍系会社の「東京映画」(のちの東京映画新社、社長川上流一)、新たに設立した製作会社「芸苑社」(社長佐藤一郎)、「青灯社」(社長堀場伸世)を5つの核とした製作体制に切り替えた。不採算作品が多くリスクの高い製作部門の停止に伴い、外部からの買取作品・委託引受け作品の配給に力を入れ、自社の興行網を維持する形に転換。
事実上、映画製作会社の看板を降ろし、配給や不動産部門、芸能事務所である東宝芸能へ軸足を移しながら経営の合理化を進めた。ただし阪急グループとしてのイメージや、駅から近い一等地に座席数の多い一流映画館を多く持つため同業他社のようなポルノ映画やヤクザ映画の製作は行わず、そのような外部製作品を配給することも少なかった。この時期、東宝の映画館なら家族やカップルでも安心といったイメージを死守したことは現在の繁栄の伏線となっている。しかし予算的には非常にタイトとなり、今日でも評価の高い山本迪夫監督の怪奇映画の多くは二本同撮で作られ、ゴジラ映画は音楽や着ぐるみの使い回しが目立つようになった。
映画製作本数が急激に減った分、テレビ部の奮闘が目立つようになり、『太陽にほえろ!』、『俺たちは天使だ!』などがヒット。ただし、70年代までは砧撮影所は使用せずに国際放映や円谷プロに孫受け発注したり、東京美術センターなどの傍系スタジオを使用するケースが多かった。東宝配給の劇場映画も実際は大映京都撮影所(勝プロダクション作品など)や日活撮影所(ホリプロ作品など)で製作するものが増えた(これらの映画は監督やメインスタッフも大映系、日活系が殆どである)ため、砧撮影所は急速に稼働率が低下、人員も離散した。大ベテランの岡本喜八、堀川弘通両監督を解雇した1977年を一時代の終焉と見ることもできる。
それでも1980年代半ばまでは当時人気アイドルだった斉藤由貴や沢口靖子主演のアイドル映画を東宝映画が製作するなど独立プロダクション程度の活動は継続していた。そしてこの時期からアニメーションの製作にも関与するようになる。一方で、1969年 - 1978年に東宝チャンピオンまつりとして子供向け映画を上映した。 また、この時期はバブル期であった。そのためか日劇、渋谷東宝会館、日比谷映画劇場、有楽座、梅田劇場、北野劇場などが建て替えられ映画興業以外もおこなう複合施設となり、資産価値を増加させている。
現在
1990年代に入ると、自社での邦画製作は「ゴジラ シリーズ」を除き行われなくなり、主にテレビ局や外部プロダクションが製作した映画を配給し、成功をおさめた。
2000年以降は、ワーナー・マイカル・シネマズが優位に立っていたシネコン市場に本格的に参入し、2003年のヴァージン・シネマズ・ジャパン株式会社(現・TOHOシネマズ株式会社)の買収で、グループ企業のスクリーン数ではNo.1を誇る。
その後も日本映画界や興行界に不動の地歩を占めつづけ、現在に至っている。製作会社(テレビ局が多い)も大予算をかけた自信作は興行に強い東宝へ配給委託したがり、それがまた数字を積み上げるという好循環が重なった結果、ここ数年は一人勝ち状態が定着した。1980年代前半までライバルとして競り合ってきた東映や松竹は今では二社の興行収入を合わせても東宝の数分の一である。
なお同社は大手映画会社としては唯一撮影所出身の社長が存在しなかったが(経営陣待遇の大物プロデューサーと言われたうち、森岩雄と藤本真澄は副社長、田中友幸は東宝映画会長どまり)、2002年に初のプロデューサー経験者(キャリアパスとしての短期間ではあるが)として高井英幸が社長に就任した。
近年は、東宝本体で製作委員会に参加するなど、映画製作において積極的な姿勢をとっている。また砧撮影所の空洞化や技術伝承の中断に危機感を持ってレンタル展開を積極化。単独出資での「東宝映画」はほぼ絶えたものの、製作参加・配給・撮影所供給といった形で東宝カラーを打ち出し、守る方向が試されつつある。
2013年には『アニメ事業室』を新設、同時に自社音楽レーベルも立ち上げ、自社企画でのアニメ事業の強化に乗り出している[2]。
歴代社長
- 初代:1943年 - 1947年3月:大澤善夫
- 2代目:1947年3月 - 1947年12月:田辺加多丸
- 3代目:1947年12月 - 1949年:渡辺銕蔵
- 4代目:1949年 - 1950年:米本卯吉
- 5代目:1950年 - 1951年:小林冨佐雄
- 6代目:1951年 - 1955年:小林一三
- 7代目:1955年 - 1957年:小林冨佐雄
- 8代目:1957年 - 1967年:清水雅
- 9代目:1967年 - 1974年:松岡辰郎
- 10代目:1974年 - 1977年:清水雅
- 11代目:1977年 - 1994年:松岡功
- 12代目:1995年 - 2002年:石田敏彦
- 13代目:2002年 - 2011年:高井英幸
- 14代目:2011年:島谷能成
映画
主要作品
1930年代
1940年代
1950年代
- めし
- 山の音
- 七人の侍
- ゴジラ
- 透明人間
- 獣人雪男
- ゴジラの逆襲
- 浮雲
- 流れる
- 空の大怪獣ラドン
- 地球防衛軍
- 美女と液体人間
- 大怪獣バラン
- サザエさん
- 隠し砦の三悪人
- 独立愚連隊
- 日本誕生
- 宇宙大戦争
1960年代
- 昭和ゴジラシリーズ - 60年代はキングコング対ゴジラを始めとする8作品
- 若大将シリーズ
- ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐
- 黒い画集 あるサラリーマンの証言
- 電送人間
- ガス人間第一号
- モスラ
- 世界大戦争
- 真紅の男
- 名もなく貧しく美しく
- 用心棒
- 椿三十郎
- 小早川家の秋
- 忠臣蔵 花の巻・雪の巻
- ニッポン無責任時代
- 妖星ゴラス
- コント55号主演映画
- マタンゴ
- 怪談
- 東京オリンピック
- 赤ひげ
- われ一粒の麦なれど
- 甘い汗
- 海底軍艦
- 他人の顔
- 宇宙大怪獣ドゴラ
- 首
- けものみち
- 太平記
- フランケンシュタイン対地底怪獣
- フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
- キングコングの逆襲
- 長篇怪獣映画ウルトラマン
- 殺人狂時代 - 東宝始まって以来の最低記録の作品。
- 日本のいちばん長い日
- なつかしき笛や太鼓
- 女の中にいる他人
- 乱れ雲
- 日本海大海戦
- 緯度0大作戦
- クレージーキャッツ主演映画
- 国際秘密警察シリーズ
- 太平洋奇跡の作戦 キスカ
- 東宝チャンピオンまつりシリーズ
1970年代
- 忍風カムイ外伝 月日貝の巻
- ウルトラシリーズ - 『帰ってきたウルトラマン』と『ウルトラマンタロウ』の再編集作品
- 昭和ゴジラシリーズ - 70年代は『ゴジラ対ヘドラ』を始めとする5作品
- 日本沈没
- 人間革命
- 華麗なる一族
- ノストラダムスの大予言
- エスパイ
- 狼の紋章
- 青春の門
- 八甲田山
- 火の鳥 - 東宝特撮映画では珍しく、アニメと実写を合成した作品。
- 石坂浩二の金田一耕助シリーズ
- ブラックジャック 瞳の中の訪問者
- 太陽を盗んだ男
- 山口百恵・三浦友和ゴールデンコンビの作品シリーズ
- ピンク・レディーの活動大写真
- ルパン三世 - 『念力珍作戦』、『ベネチア超特急』、『ルパン三世(1978年の映画)』、『ルパン三世 カリオストロの城』の3作
- 赤頭巾ちゃん気をつけて
- 忍ぶ川
1980年代
- きまぐれオレンジ☆ロード
- ゴジラ
- ゴジラvsビオランテ
- じゃりン子チエ
- 小説吉田学校
- ドラえもんを中心とする藤子不二雄アニメ - 2015年現在も継続。35作品
- 影武者
- 刑事物語シリーズ1~5/武田鉄矢
- 薬師丸ひろ子/角川映画
- さよならジュピター
- 松田聖子シリーズ
- おニャン子クラブ/フジサンケイグループ
- とんねるず
- 吉川晃司シリーズ
- ルパン三世 バビロンの黄金伝説
- ルパン三世 風魔一族の陰謀 - OVAの劇場公開、ルパンの声を古川登志夫が務めるなどキャストが一新されている。
- うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
- ビルマの竪琴 - フジテレビから配給委託
- プルシアンブルーの肖像
- マルサの女
- アリオン
- テクノポリス21C
- ガンヘッド
- 「さよなら」の女たち/恋する女たち/いとしのエリー
- マイフェニックス
- いこかもどろか - セントラル・アーツ、TBSから配給委託
- 連合艦隊
- 零戦燃ゆ
- 地震列島
- 竹取物語 - フジテレビと共同制作
1990年代
- 平成ゴジラシリーズ - 90年代はゴジラvsキングギドラを始めとする6作品
- 平成モスラシリーズ
- 平成ガメラシリーズ - 大映から配給委託
- 新きまぐれオレンジ☆ロード capricious orange road そして、あの夏のはじまり
- ちびまる子ちゃんシリーズ
- 幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆
- クレヨンしんちゃんシリーズ
- 名探偵コナンシリーズ
- タスマニア物語 - フジテレビから配給委託
- 波の数だけ抱きしめて - フジテレビから配給委託
- 夜逃げ屋本舗シリーズ - 光和インターナショナルから配給委託
- 四十七人の刺客
- 家なき子 - 日本テレビから配給委託
- ルパン三世 - 平成2作品
- 機関車先生
- 金田一少年の事件簿 上海魚人伝説
- 学校の怪談
- 劇場版ポケットモンスターシリーズ
- 踊る大捜査線 THE MOVIE - フジテレビから配給委託
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE
2000年 - 2005年
- 新世紀ゴジラシリーズ - 00年代はゴジラ×メガギラス G消滅作戦を始めとする5作品
- ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer
- 阿修羅のごとく
- 花とアリス
- みんなのいえ
- 千と千尋の神隠し
- 陰陽師
- ウォーターボーイズ
- TRICK 劇場版
- 黄泉がえり
- 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! - フジテレビから配給委託
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE2 UFO襲来! トルネード大作戦!!
- イノセンス
- スウィングガールズ
- 世界の中心で、愛をさけぶ
- 下妻物語 TBSと提携
- いま、会いにゆきます
- 笑の大学 フジテレビと提携
- とっとこハム太郎
- 犬夜叉
- NARUTO
- 海猿
- 交渉人 真下正義
- ローレライ
- 星になった少年
- 容疑者 室井慎次
- 春の雪
- 戦国自衛隊1549 - 角川映画制作
- タッチ
- NANA
- ALWAYS 三丁目の夕日
- ブラック・ジャック ふたりの黒い医者
2006年
- 輪廻
- THE 有頂天ホテル
- 単騎、千里を走る。
- サイレン 〜FORBIDDEN SIREN〜
- 県庁の星
- ドラえもん のび太の恐竜2006
- 真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章
- 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌
- クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!
- チェケラッチョ!!
- LIMIT OF LOVE 海猿
- 嫌われ松子の一生
- TRICK 劇場版2
- 着信アリFinal
- 劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ
- 日本沈没
- ゲド戦記
- ラフ ROUGH
- UDON
- シュガー&スパイス 風味絶佳
- 涙そうそう
- 虹の女神 Rainbow Song
- 7月24日通りのクリスマス
- NANA2
- 劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY
- 劇場版どうぶつの森
- 犬神家の一族
2007年
- 愛の流刑地(R15+)
- どろろ(PG12)
- それでもボクはやってない
- バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
- ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜
- バッテリー
- 秘密結社鷹の爪 THE MOVIE 総統は二度死ぬ
- アンフェア the movie
- 名探偵コナン 紺碧の棺
- クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!
- 眉山-びざん-
- 舞妓Haaaan!!!
- そのときは彼によろしく
- 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ
- 西遊記
- Life 天国で君に逢えたら
- 劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝
- HERO
- クローズド・ノート
- ALWAYS 続・三丁目の夕日
- クローズZERO(PG12)
- 恋空
- マリと子犬の物語
- 椿三十郎
- スマイル 聖夜の奇跡
- えいがでとーじょー! たまごっち ドキドキ! うちゅーのまいごっち!?
- 劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸
2008年
- 銀色のシーズン
- 陰日向に咲く
- チーム・バチスタの栄光
- 菅井君と家族石 THE MOVIE
- ガチ☆ボーイ
- 映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝
- 映画 クロサギ
- クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者
- 名探偵コナン 戦慄の楽譜
- 少林少女
- 砂時計
- 隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
- 山のあなた〜徳市の恋〜
- ザ・マジックアワー
- 秘密結社鷹の爪 THEMOVIEII 私を愛した黒烏龍茶
- 花より男子〜ファイナル〜
- 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ
- 劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆
- 20世紀少年
- -第1章- 終わりの始まり
- デトロイト・メタル・シティ
- ホームレス中学生
- イキガミ
- 容疑者Xの献身
- パコと魔法の絵本
- ハッピーフライト
- 私は貝になりたい
- 劇場版MAJOR メジャー 友情の一球
- 劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ
- 映画! たまごっち うちゅーいちハッピーな物語!?
- K-20 怪人二十面相・伝
2009年
- ピューと吹く!ジャガー いま吹くにゆきます
- ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史
- クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国
- 名探偵コナン 漆黒の追跡者
- 感染列島
- 誰も守ってくれない
- ジェネラル・ルージュの凱旋
- 20世紀少年
- -第2章- 最後の希望
- -最終章- ぼくらの旗
- クローズZERO II(PG12)
- 余命1ヶ月の花嫁
- ROOKIES -卒業-
- BALLAD 名もなき恋のうた
- ハゲタカ
- 真夏のオリオン
- ごくせん THE MOVIE
- 宇宙戦艦ヤマト 復活篇
- 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス超克の時空へ
- アマルフィ 女神の報酬
- 劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者
- ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜
- ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜
- カイジ 人生逆転ゲーム
- 僕の初恋をキミに捧ぐ
- 沈まぬ太陽
- ゼロの焦点
- レイトン教授と永遠の歌姫
- のだめカンタービレ 最終楽章 前編
2010年
- SPACE BATTLESHIP ヤマト
- 秘密結社鷹の爪 THEMOVIE3 http://鷹の爪.jpは永遠に
- BANDAGE
- 食堂かたつむり
- ドラえもん のび太の人魚大海戦
- クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁
- 名探偵コナン 天空の難破船
- のだめカンタービレ 最終楽章 後編
- ハナミズキ ~君と好きな人が百年続きますように
- ゴールデンスランバー
- 踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!
- 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク
- 借りぐらしのアリエッティ
- 告白(R15+)
- LIAR GAME -The Final Stage- ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ
- 劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル
- 十三人の刺客(PG12)
- THE LAST MASSAGE -ザ・ラストメッセージ- 海猿(3D/2D同時公開)
- FLOWERS -フラワーズ-
- 劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー
- 劇場版メタルファイト ベイブレードVS太陽 灼熱の侵略者ソルブレイズ
- Colorful -カラフル-
- 君に届け
- 悪人(PG12)
- 雷桜
- SP THE MOTION PICTURE 野望篇
- 劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来(3D/2D同時公開)
- 劇場版 BLEACH 地獄篇
- チェブラーシカ
- くまのがっこう 〜ジャッキーとケイティ〜
- ノルウェイの森(PG12)
2011年
- ハイブリッド刑事
- 僕と妻の1778の物語
- GANTZ(前後編共にPG12)
- 前編
- PERFECT ANSWER
- 太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-
- ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜
- SP THE MOTION PICTURE 革命篇
- クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦
- 名探偵コナン 沈黙の15分
- ステキな金縛り
- 神様のカルテ
- 岳 -ガク-
- あしたのジョー
- プリンセス トヨトミ
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム
- コクリコ坂から
- 星守る犬
- 阪急電車 片道15分の奇跡
- ロック 〜わんこの島〜
- 劇場版 NARUTO -ナルト- ブラッド・プリズン
- モテキ
- DOG×POLICE 純白の絆
- アンフェア the answer
- カイジ2 人生奪回ゲーム
- アンダルシア 女神の報復
- 源氏物語 千年の謎
- friends もののけ島のナキ(3D/2D同時公開)
- 映画 怪物くん(3D/2D同時公開)
- 劇場版イナズマイレブンGO 究極の絆 グリフォン(3D/2D同時公開)
2012年
- ロボジー
- 麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜
- ALWAYS 三丁目の夕日'64(3D/2D同時公開)
- 日本列島 いきものたちの物語
- ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜
- 僕等がいた(アスミック・エースとの共同配給)
- LIAR GAME REBORN -再生-
- 逆転裁判
- クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス
- 名探偵コナン 11人目のストライカー
- 宇宙兄弟
- ガール
- テルマエ・ロマエ
- Another (PG12)
- 映画 ホタルノヒカリ
- のぼうの城(アスミック・エースとの共同配給)
- 劇場版 SPEC〜天〜
- あなたへ
- BRAVE HEARTS -ブレイブハーツ- 海猿
- 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ
- おおかみこどもの雨と雪
- エイトレンジャー
- ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-
- 映画ジュエルペット スウィーツダンスプリンセス
- 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
- ツナグ
- 終の信託 (PG12)
- 悪の教典 (R15+)
- 綱引いちゃった!
- 任侠ヘルパー
- 劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W
- 今日、恋をはじめます
- 映画 妖怪人間ベム
- 青の祓魔師 ―劇場版―
2013年
- 劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影
- ストロベリーナイト(PG12)
- 脳男(PG12)
- ドラえもん のび太のひみつ道具博物館
- プラチナデータ
- コドモ警察
- だいじょうぶ3組
- クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!
- 名探偵コナン 絶海の探偵
- 図書館戦争
- 県庁おもてなし課
- 奇跡のリンゴ
- リアル〜完全なる首長竜の日〜
- 攻殻機動隊 ARISE border:1 Ghost Pain
- 真夏の方程式
- 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒
- 風立ちぬ
- 映画 謎解きはディナーのあとで
- 少年H
- 秘密結社鷹の爪 鷹の爪GO 〜美しきエリエール消臭プラス〜
- ガッチャマン
- 劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL
- 謝罪の王様
- 陽だまりの彼女(アスミック・エースとの共同製作・配給)
- 潔く柔く
- 劇場版 SPEC〜結〜(2部作)
- 漸(ゼン)ノ編
- 爻(コウ)ノ編
- 夢と狂気の王国
- 清須会議
- 攻殻機動隊 ARISE border:2 Ghost Whispers
- ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE
- カノジョは嘘を愛しすぎてる
- 永遠の0
- 劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-
2014年
- Wake Up,Girls! 七人のアイドル
- トリック劇場版 ラストステージ
- 土竜の唄 潜入捜査官REIJI
- ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜
- 抱きしめたい -真実の物語-
- 銀の匙 Silver Spoon
- 神様のカルテ2
- 映画 チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像
- クローズEXPLODE(PG12)
- クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
- 名探偵コナン 異次元の狙撃手
- テルマエ・ロマエII
- 悪夢ちゃん The 夢ovie
- WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜
- 闇金ウシジマくん Part2(東宝映像事業部配給)
- 青天の霹靂
- 万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-
- 春を背負って
- 攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears
- ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー
- 思い出のマーニー
- エイトレンジャー2
- GODZILLA ゴジラ
- STAND BY ME ドラえもん(3D / 2D同時公開)
- ルパン三世
- 攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone
- 舞妓はレディ
- 蜩ノ記
- クローバー
- 神さまの言うとおり(R15+)
- MIRACLE デビクロくんの恋と魔法(アスミック・エースとの共同配給)
- 寄生獣(PG12)
- THE LAST -NARUTO THE MOVIE-
- アオハライド
- 映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!
- バンクーバーの朝日
2015年
- 映画 ST 赤と白の捜査ファイル
- ジョーカー・ゲーム
- テラスハウス クロージング・ドア
- ドラえもん のび太の宇宙英雄記
- 風に立つライオン
- ストロボ・エッジ
- 暗殺教室
- エイプリルフールズ
- クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃
- 名探偵コナン 業火の向日葵
- 寄生獣 完結編
- ビリギャル 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
- 脳内ポイズンベリー
- イニシエーション・ラブ
- 予告犯
- 海街diary(ギャガと共同配給)
- バケモノの子
- HERO
- ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ
- BORUTO -NARUTO THE MOVIE-
- 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
- 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
- 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD
- S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE
- アンフェア the end
- バクマン。
- 図書館戦争 -THE LAST MISSION-
- ギャラクシー街道
- 杉原千畝 スギハラチウネ
- 映画 妖怪ウォッチ 第2弾(仮)
2016年
主要テレビ作品
主なプロデューサー
主な監督
主な脚本家
主な音楽家
主なカメラマン
主な俳優(男性)
主な俳優(女性)
その他
オープニングロゴ
中央に放たれる光の中心にロゴマークが配され、下部に黄文字で「東宝株式会社」と横書きされる(初期のカラー作品は「東宝株式会社製作」になっている)。東宝スコープ作品では東宝マークの左右に黄色いゴシック体の立体処理で「TOHO」「SCOPE」と配されていた(英語版画像)。北米公開時には東宝マークの中に「TOHO」のアルファベットが入り、下部の社名表記が「TOHO COMPANY, LTD.」に変わる(英語版画像)。円谷英二によってデザイン・制作されたものであり、1992年の創立60周年以降はそれまでの実写・光学合成による映像に代わり、CGで制作されたものが使用されている。
映画館
東京、名古屋、大阪、京都の主要館をかつては直営として経営していた。1990年代末期以降、本社地区は東宝サービスセンターに、関西地区は東宝ビル管理に、中部地区は中部東宝に運営を委託。2006年以降、東宝グループの映画興行をTOHOシネマズに集約することになったため、現在は東宝の直営館は存在しない。以下、東宝直営館として閉館した映画館を示す。傍系の映画興行会社が経営していた映画館は六部興行を、TOHOシネマズに移管した映画館はTOHOシネマズを参照のこと。
本社地区
- 宝塚会館(東京都千代田区有楽町1-12) <1934年1月1日開館、1997年12月29日閉館>
- 東京宝塚劇場(宝塚会館 1階)<1934年1月1日開館、1997年12月29日閉館>
- スカラ座(宝塚会館 4階)<1940年4月16日開館、1955年7月13日改装、1997年12月29日閉館>
- 東宝演芸場(宝塚会館 5階)<1938年9月23日開館、1955年8月1日改装、1997年12月29日閉館>
- スカラ座の当初の名称は東宝四階劇場。東宝演芸場の当初の名称は東宝小劇場。それぞれ改装時に改称している。東京宝塚劇場は戦時中は風船爆弾の工場として使われた。戦後はGHQに接収(1945年12月24日 - 1955年1月26日)され、アーニー・パイル・シアター(1946年2月24日 - 1955年1月26日)と改称された。
- 日劇会館 (東京都千代田区有楽町2-5-1) <1933年12月24日開館、1981年2月22日閉館>
- 日本劇場(日劇会館 1階) <1933年12月24日開館、1981年2月22日閉館>
- 日劇ミュージックホール(日劇会館 5階) <1952年3月17日開館、1981年2月22日閉館>
- 丸の内東宝劇場(日劇会館 地下1階) <1955年2月10日開館、1981年2月22日閉館>
- 日劇文化劇場(日劇会館 地下1階) <1935年12月30日開館、1955年8月12日改装、1981年2月22日閉館>
- 日比谷映画劇場(東京都千代田区有楽町1-2-2) <1934年2月1日開館、1984年10月31日閉館>
- 閉館に先駆けて、東宝邦画系封切館「千代田劇場」は洋画ロードショー館「日比谷映画」としてリニューアルオープン(ただし「劇場」は外している)。
- 有楽座(初代)(東京都千代田区有楽町1-2-2) <1935年6月7日開館、1984年10月31日閉館>
- 当初演劇用劇場であったが、1951年1月1日に映画館に改装した。2005年4月9日、「ニュー東宝シネマ」が有楽座の名称を復活させリニューアルオープン。現在の館名は「TOHOシネマズ有楽座」。1987年10月3日、日比谷映画劇場と有楽座の跡地に東宝日比谷ビル(通称・日比谷シャンテ)がオープンした。
- 東宝会館(東京都千代田区有楽町1-2-1)<1957年4月14日開館、2005年4月8日閉館>
- 芸術座(東宝会館 4階)<1957年4月14日開館、2005年3月27日閉館>
- 日比谷映画(東宝会館 1階) <1957年4月14日開館、2005年4月8日閉館>
- みゆき座(初代)(東宝会館 地下) <1957年4月14日開館、2005年3月31日閉館>
- 日比谷映画は当初、東宝邦画系封切館「千代田劇場」として開館。1984年10月31日に閉館する日比谷映画劇場の名称を引き継ぎ同年10月27日に日比谷映画に改称した。みゆき座は1971年2月1日に日本初となるノンリワインド映写機を導入している。閉館の翌4月1日、スカラ座2がみゆき座の名称を引き継いだ。現在は館名が「TOHOシネマズみゆき座」に変更されている。2007年10月、跡地に東宝シアタークリエビルがオープンした。
- 渋谷東宝会館(東京都渋谷区道玄坂2-6-17) <1936年11月1日開館、1989年2月26日閉館>
- 渋谷東宝劇場(渋谷東宝会館 1階) <1936年11月1日開館、1989年2月26日閉館>
- 渋谷スカラ座(渋谷東宝会館 4階) <1989年2月26日閉館>
- 渋谷文化劇場(渋谷東宝会館 地下) <1952年11月17日開館、1989年2月26日閉館>
- 当初は東横映画劇場であったが、1944年9月1日に渋谷東宝劇場に改称している。渋谷文化劇場のみ1952年6月9日に設立された株式会社渋谷文化劇場が経営・運営していた。1991年7月6日、跡地に渋東シネタワーが開館した。2011年7月15日、TOHOシネマズ渋谷としてリニューアルオープンした。
- ニュー東宝シネマ2(東京都千代田区有楽町2-2-3、ニユートーキヨービル地下1階) <1957年5月開館、1995年6月閉館>
- 渋谷宝塚劇場(東京都渋谷区宇田川町21-6)<1997年5月30日閉館>
- 1999年12月18日、跡地に複合商業ビル「QFRONT」がオープンし、同ビルの7階に渋谷シネフロントが開館した。
- 上野東宝劇場(東京都台東区上野公園1-51) <1954年12月13日開館、2003年8月31日閉館>
- 上野宝塚劇場(東京都台東区上野公園1-52) <1954年12月13日開館、2003年8月31日閉館>
- 2005年4月、上野東宝劇場・上野宝塚劇場跡地に飲食店舗ビル「上野バンブーガーデン(正式名称:東宝上野ビル)」がオープンした。
関西地区
- 梅田会館(梅田劇場・梅田スカラ座・北野劇場・北野シネマ・梅田地下劇場)(大阪市北区角田町7-10) <1937年12月9日開館、1978年2月28日閉館>
- 戦後間もなくはGHQに接収されていた。
- 南街会館(南街シネプレックス - 南街劇場・南街東宝・南街シネマ・南街スカラ座・南街文化劇場)(大阪府大阪市中央区難波3-8-11) <1953年12月18日開館、2004年2月1日閉館>
- 前身は1938年に開館した南街映画劇場。戦後に改築した。2006年9月22日、跡地に東宝南街ビルがオープンし、地下1階から7階はなんばマルイ、8階から11階はTOHOシネマズなんばが入店している。
- 京都宝塚会館(京都宝塚劇場・京都スカラ座)(京都府京都市中京区河原町通三条下ル大黒町58) <1935年10月開館、2006年1月29日閉館>
- 2008年4月25日、跡地に複合商業ビル「mina kyoto」がオープンした。
前身: 京都宝塚劇場(1935年 - 1945年)→同(GHQによる夜間接収)(1945年10月27日 - 12月31日)→ステイトサイド・シアター(GHQによる完全接収)(1946年1月1日 - 1952年7月)→京都宝塚劇場(1952年 - 1956年)→京都宝塚劇場・スカラ座(1956年 - 2006年)
- 2008年4月25日、跡地に複合商業ビル「mina kyoto」がオープンした。
- 京極東宝1・2・3(京都府京都市中京区新京極四条上ル仲之町534-1) <2006年1月29日閉館>
- 2008年12月11日、跡地にビジネスホテル「スーパーホテル京都・四条河原町」がオープンした。
前身: 三友倶楽部(1911年 - 1915年)→三友劇場(1916年 - 1945年)→京極東宝劇場(1954年 - 1996年)→京極東宝(1996年 - 2006年)
- 2008年12月11日、跡地にビジネスホテル「スーパーホテル京都・四条河原町」がオープンした。
中部地区
- 名宝会館(名宝劇場・名宝スカラ座・名宝シネマ)(愛知県名古屋市中区栄1-2-6)<1935年11月3日開館、2002年12月1日閉館>
- 2004年11月1日、跡地に名古屋東宝ビルがオープン、併設してビジネスホテル「リッチモンドホテル(オープン当時はロイネットホテル)名古屋納屋橋」がオープンした。
- エンゼル東宝(愛知県名古屋市中区栄3-15-20、松坂屋本店北館地下1階) <1972年11月開館、2005年9月4日閉館>
- 2006年6月、跡地に大人向けディスコ「PLATINUM NAGOYA」がオープンした。
- 名鉄東宝1・2(愛知県名古屋市中村区名駅1-2-4、名鉄バスターミナルビル内) <1967年6月開館、2006年2月24日閉館>
- 2006年10月25日、跡地も含めて名鉄百貨店本店メンズ館としてリニューアルオープンした。
前身: 名鉄東宝(1967年6月 - 1998年1月)→改装休館(1998年1月 - 7月10日)→名鉄東宝1・2(1998年7月11日 - 2006年2月24日)
- 2006年10月25日、跡地も含めて名鉄百貨店本店メンズ館としてリニューアルオープンした。
演劇
かつては長谷川一夫をメインとした「東宝歌舞伎」などが行われたほか、日劇・北野劇場での実演(歌謡ショー等)、宝塚歌劇、演芸の東宝名人会や日劇ミュージックホールや南街ミュージックホールでのヌードショー等多彩であった。
現在はミュージカルや商業演劇を主に制作、興行している。
主な劇場
東宝直営
その他
かつて存在した劇場
- ※新宿コマ劇場とシアターアプルは東宝系と見なされる事が多かったが、厳密には東宝ではなく兄弟会社のコマ・スタジアムが経営していた劇場である。舞台制作や興行も同社の手により行われていたが、新聞案内広告では「東宝の演劇」として扱われることが多く、長年毎日新聞金曜日の夕刊(東京本社版)に掲載された東宝提供の「東宝の映画演劇」の広告にも併記されていた。
ゲームソフト
1987年から1998年まではゲームソフトの販売も行っていた。
- CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE
- ジーキル博士の彷魔が刻
- ゴジラ(ファミリーコンピュータ)
- 燃える!お兄さん
- ヘビーユニット(メガドライブ)
- ふしぎの海のナディア(ファミリーコンピュータ)
- スーパーアレスタ
- 芹沢信雄のバーディトライ
- らんま1/2 朱猫団的秘宝
- らんま1/2 超技乱舞篇
- ポコニャン!夢大冒険
- ポコニャン!へんぽこりんアドベンチャー
- ゴジラ 爆闘烈伝
- 超ゴジラ
- ゴジラ 怪獣大決戦
- 火の皇子 ヤマトタケル
- ゴジラ トレーディングバトル
関連会社
2009年現在で連結子会社52社、持分法適用関連会社4社である。ここでは、証券取引所に上場していた連結子会社3社、持分法適用関連会社2社のみを挙げる。これ以外については「阪急阪神東宝グループ」の項目を参照。
連結子会社
持分法適用関連会社
所有ビル
有楽町・日比谷地区
- 有楽町センタービル - 阪急MEN'S TOKYO・TOHOシネマズ日劇スクリーン2(旧:日劇)部分など区分所有。
- 東京宝塚ビル(19階建) - 中高層階は賃貸オフィス、1-6階は東京宝塚劇場、地下1階・2階は映画館(TOHOシネマズスカラ座、TOHOシネマズみゆき座)
- 東宝日比谷ビル - 本社など各種オフィス、低層階に日比谷シャンテ
- シアタークリエビル(地下2階18階建て、日比谷映画跡) - 低層部にシアタークリエ(演劇場)、2階-18階はホテルレム日比谷、2階ホテル内に無印良品の飲食店「Café&Meal MUJI 日比谷」。
新宿地区
大阪地区
これ以外(小規模ビル等)については東宝株式会社 不動産経営部を参照
脚注
- ↑ そのため、第一回作品は「ほろ酔い人生」となる。
- ↑ 東宝がアニメ事業に本格参入〜パッケージやODSも駆使して劇場ヒット狙う オリコンスタイル 2013年3月3日、同7月2日閲覧。
関連項目
- ピー・シー・エル映画製作所
- 入江ぷろだくしょん
- 阪急阪神東宝グループ
- TOHOシネマズ
- 東宝映画配給
- 東宝映画
- 東宝スタジオ
- 東宝ビルト
- 東宝芸能
- 東宝レコード
- 東宝スコープ
- 同族経営
- 六部興行
- 阪急村
- 新東宝
- ノイタミナ
- オーエス
- TOHO animation