辻元清美
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衆議院議員 辻元 清美 | |
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1960年4月28日((2024-1960)+((12-4)*100+(23-28)>=0)-1歳) | |
奈良県吉野郡大淀町 | |
生年月日 | 早稲田大学教育学部(卒業) |
出生地 | 介護ヘルパー2級 |
出身校 | 民間国際交流団体ピースボート(設立者) |
学位/資格 | 憲法調査特別委員会 安全保障委員会 国土交通副大臣 |
前職 | 無 |
所属 | 大阪10区 |
世襲 | 4回 |
選挙区 | 社会民主党 |
当選回数 | 国会対策委員長、女性・青年委員長 |
所属党派 | 衆・第2議員会館305号室 |
党役職 | http://www.kiyomi.gr.jp/ 辻元清美のつじともWEB |
部屋番号 | |
Website | |
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辻元 清美 (つじもと きよみ、1960年4月28日 - )は、日本の政治家。社会民主党所属の衆議院議員(4期)。国土交通副大臣。
奈良県吉野郡大淀町生まれ、大阪府高槻市育ち。名古屋大学教育学部附属高等学校、早稲田大学教育学部卒。国際交流団体ピースボート設立者。介護ヘルパー2級。NPOのコーディネート、男女共同参画社会へ向けての執筆、講演などで活動。社会民主党の若きホープ。
来歴
- 1983年 早稲田大学在学中、民間国際交流団体「ピースボート」を設立。
- 1988年 第三書館の取締役に就任。
- 1993年 エイボン女性大賞教育賞を受賞。
- 1996年10月20日 結党直後の社民党の党首・土井たか子の、いわゆる「一本釣り」により第41回衆議院議員総選挙に立候補し、近畿ブロック比例代表から初当選。同じく初当選の保坂展人・中川智子と共に「土井チルドレン」と呼ばれた。なお、この時点の社民党は、自社さ連立政権に閣外協力で留まっていたが、辻元は常に「社自さ」と称した。
- 2000年 世界経済フォーラム・ダボス会議の「明日の世界のリーダー100人」に選ばれる。第42回衆議院議員総選挙において、大阪10区から当選。選挙後7月より党政策審議会長。
- 2002年3月 「週刊新潮」により、秘書給与流用疑惑が報道される。
- 2002年3月26日 「秘書給与流用疑惑の責任をとる」として衆院議員辞職。
- 2003年7月18日 本人ほか3名が秘書給与詐欺容疑で逮捕される。
- 2004年2月26日 上記容疑の有罪判決(懲役2年、執行猶予5年)が確定。
- 2004年7月11日 第20回参議院議員通常選挙に大阪府選挙区から無所属で出馬し落選(次点)。
- 2005年9月11日 第44回衆議院議員総選挙において近畿ブロック比例から復活当選。
- 2009年8月30日 第45回衆議院議員総選挙において大阪10区から当選。9月より党国会対策委員長(女性初とされる)に就任。
- 2009年9月17日 国土交通副大臣に就任。
秘書給与流用事件の詳細
詳細は 辻元清美秘書給与流用事件 を参照
- 2002年3月、「週刊新潮」により、秘書給与流用疑惑が報道された。
- 2002年4月23日、衆議院参考人質疑について政策秘書らと事前打ち合わせを行った。このとき、実際とは異なり政策秘書に勤務実態があったかのように答弁すると決めた。
- 2002年4月25日、衆議院参考人質疑。政策秘書に勤務実態があったかのように答弁した。虚偽答弁であったことが翌年の辻元逮捕後に判明した。
- 2002年8月19日、元政策秘書(佐々木美枝、邊見眞佐子)に支給された給与全額に利子を加えた 23,317,972円を自主返還した。
- 2003年6月、警視庁捜査2課が辻元本人と元政策秘書らから事情聴取したことが7月に明らかになった。
- 2003年7月18日、警視庁捜査2課が、辻元と初代政策秘書の佐々木、元公設秘書の梅澤桂子、名義借り指南役とされる土井の元政策秘書の五島昌子の4名を秘書給与詐欺容疑で逮捕した。この逮捕に関しては、疑惑発覚から1年4ヶ月が経過しており、総選挙が近いといわれる時期だったことから、何らかの政治的思惑が絡んでいるのではないかとして筑紫哲也などの著名人や、市民団体が逮捕に疑問を投げかけた要出典。この疑問に対して、東京地検特捜部は、証拠隠滅の恐れがあったため逮捕に踏み切ったと主張した。逮捕後は、逮捕前の任意聴取での「政策秘書に勤務実態はあった」という主張が一転し、辻元、五島をはじめとする4人全員が口裏合わせをして証拠隠滅を図った事実と詐欺容疑を全面的に認めた。
- 2003年11月20日、東京地裁で公判開始、2004年2月12日、懲役2年執行猶予5年の判決。同月26日に判決確定、2009年2月26日、執行猶予期間が満了し、刑の言い渡しが効力を失う。
当初「一種のワークシェア」との弁明を試みた。詐欺罪の適用について、「詐欺」の語感に対して激しい反発を示した要出典。罪を認めて執行猶予付き有罪が確定したが、批判を「被害」と表現し、法廷外では自らの犯罪行為を否定し続けている要出典。
国土交通副大臣就任
2009年9月発足の鳩山内閣では国土交通副大臣に就任した。辻元は当初、国会対策委員長、議院運営委員など国会対策を重視したいことから、副大臣任命に難色を示したが、福島瑞穂党首から「閣議で署名してしまったので取り消さない」と言われ、受け入れた[1]。重野安正幹事長が、国対委員長職を代行することになった[2]。
なお、社会民主党は辻元と同様に刑事事件で訴追され有罪判決が確定した佐藤孝行が1997年に総務庁長官に就任したことについては橋本龍太郎首相に対し「国民の支持を根底から失いかねない」と抗議文を提出している[3]。
発言・主張
- 2002年3月11日、衆議院予算委員会で証人喚問された鈴木宗男に対し、「ど忘れ禁止法を適用したい」や「あなたは疑惑の総合商社」などと激しく追及した。その直後、自身の秘書給与流用が明るみに出た。
- 2003年の逮捕以前、『朝まで生テレビ』でパネリストとして「社会党は社会主義の政党ではなくて、日本社会のための党を目指すべき」と語っている。
- 2005年10月1日夜、親交のある北原みのりが経営するアダルトグッズ専門店が渋谷のライブハウスで開催した女性限定のイベント「女祭」において、「週刊新潮来てへんやろな」と前置きした上で、「国会議員って言うのは、国民の生命と財産を守るといわれてるけど、私はそんなつもりでなってへん。私は国家の枠をいかに崩壊させるかっていう役割の“国壊議員”や」と発言した事が、その場で潜入取材していた週刊新潮の女性記者によって報道された[4]。
- 2006年、田原総一朗から「戦前日本の侵略政策は具体的にいつから開始されたのか」と問われ、「日清戦争からだと思います」と回答[5]。
- 2008年8月10日、従軍慰安婦問題を日本政府が「国民基金」で解決しようとしたことを反省する必要があると見解を示した。[2]
- 2008年10月10日、麻生太郎内閣が2008年内に衆議院解散・総選挙を行うかに関して、「金融危機の震源地である当のアメリカを見てください。まさにいま、大統領選挙をやっているではないですか。両政党がそれぞれ選挙で経済政策をはっきりと示して、国民に選んでもらおうとしています。こういうところこそ、アメリカにならうべきでしょう。私は、この危機をどう乗り切るかをテーマに、一刻も早い総選挙を行うべきだと考えます。各政党が経済政策を示し、議論すべきです。「経済が大変だから選挙をしない」のではなく、正々堂々と競い合って、選ばれた政権が国民が選んだ経済政策にのっとって実行すれば、国民も納得するはずです。」と発言した[6]。
- 護憲論者と見なされている。ただし連立政権下においては「自衛隊も日米安保も認めないのは無責任」と発言していた。
- 政党交付金について「受け取らないのはポピュリズム」と発言していた。
- 立候補の記者会見で、「もともと私は旧態依然の社会党なんか大嫌いだった」と発言。
- (北朝鮮との国交正常化を最優先すべきとして)「国交正常化の中では、戦後補償が出てくるでしょう。日本は、かつて朝鮮半島を植民地にして言葉まで奪ったことに対して、北朝鮮には補償を何もしていないのだから、あたりまえの話です。そのこととセットにせずに、「9人、10人返せ!」ばかり言ってもフェアじゃないと思います」と述べている[7]
出演番組
- 疑惑発覚以前には朝まで生テレビにパネリストとして何度も出演。2006年元旦放送分にて再出演。
関連
- 百万人署名運動(中核派の関与が指摘されている)では、福島瑞穂・海渡雄一夫妻、保坂展人、中川智子らとともに呼びかけ人として名前を連ねている[8]。
- ゼミの同窓生に山本譲司がいた。
- お笑い芸人キャベツ確認中のしまぞうがモノマネをしている。
- 前記の女祭において、サイン入りの大人のおもちゃを競売にかけた[9]。
脚注
- ↑ 副大臣就任に「やだ、やだ、やだ!」社民ドタバタ劇に民主が溜息 産経ニュース 2009.9.20
- ↑ 社民、辻元副大臣に代わり重野幹事長が国対委員長を代行 産経ニュース 2009.9.24
- ↑ 内閣総理大臣 橋本龍太郎 殿 社会民主党党首土井たか子 新党さきがけ議員団座長堂本暁子 社会民主党ホームページ
- ↑ 『週刊新潮』2005年10月13日号
- ↑ 「朝まで生テレビ」2006年元旦
- ↑ 「アメリカにならって「どうやって危機を乗り切るか」をテーマに総選挙を」『辻元清美のつじもとWEB』2008年10月10日
- ↑ 『ガールズ・ビー・ポリティカル』インタビュー記事、2001年11月12日
- ↑ [1]
- ↑ 『週刊新潮』2005年10月13日号
外部リンク
- 辻元清美のつじともWeb - 公式サイト
- 社民党公式サイト
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