山川純一
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海外においては「ヤマジュン(Yamajun)」の名で広く知れ渡っている。
概要
主な作品に、小説『くそみそテクニック』『俺がいちばんセクシー』戯曲『美しき野獣』『湯けむりの中で』がある。小説や戯曲だけでなく、映画の脚本やアニメの監修も務めている。
氏の作品の中から「やらないか」や「ウホッ」等の数々の名言が生まれており、文豪として多大な支持を得た。1980年代において大衆雑誌「薔薇族」にて作品を公開し、ヤマジュンの名が知れ渡った。この「薔薇族」は、男性の純粋な同性愛をテーマにした雑誌で、同性愛について深く取り組んでいる出版物として知られており、社会的観点からとらえても男性同士の愛を語っている道徳的書物として高い評価を得ている。この薔薇族を通して2002年2~7月頃インターネット上にて氏の作品が広がり、現在に至っては日本を代表したゲイ小説作家として注目を浴びつづけている。
一説には「家畜人ヤプー」の作者、沼正三の正体はヤマジュンなのではないかと言われている。
その後の消息
薔薇族にて多数作品を投稿した後、氏は忽然と姿を消してしまった。1982年から1988年の6年間に渡り作品を作り続けていた彼であったが、それ以降、山川純一の名前で書かれた作品は一切発表されず、そのまま消息を絶ってしまった。
薔薇族の編集長である伊藤文學の同誌とブログでの発表によると、連載当時の山川純一の作品は現在の人気と裏腹に、編集者側からは嫌われており、連載を中止して欲しいとのスタッフの要請もあった為、氏の連載は惜しくも中止されてしまった。当時の山川は稿料のみで生計を立てていた為に、伊藤はそんな氏を気遣い、作品の提出が無くても稿料を出していた。しかし、逆にそれを気にした為か、姿を消してしまった。
その後は全く連絡が取れず、自殺を行ったのではないかとの噂も立った。それ以降の氏の作品は無いかと思われていたが、2006年11月、戯曲「裏切り」「美しき野獣」「快楽の罠」等の13作品の原稿が新たに発見され、ネットオークションに出される事となったが、「オークションなんかに出さずに公演した方がいいのでは?」「この作品はもっと評価されるべき。」という山川の作品のオペラ座公演を要求する数々の意見が届いた。そのお陰で、ヤマジュン人気は衰えを見せず、度重なる作品の映画化や演劇化が進んでいる。
作品
小説
戯曲
- 美しき野獣
- 湯けむりの中で
- 裏切り
- 快楽の罠
- 僧衣を脱ぐ日
- 僕の性活論
- 荒野の果て
- マゾの快感(よろこび)
- BOY+愛2
- 真夜中のノック
- 地獄の使者たち
- 宿直室を襲え!!
- 疾走する獣たち
- 男の約束
- 俺のオナニータイム
- ハレンチ教師
- ひとつの青春が終わった
童話
これらの作品の多くがANAL B'zの曲のタイトルになった事でも有名である。
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