新大久保駅
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新大久保駅(しんおおくぼえき)は、東京都新宿区百人町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)山手線の駅である。
当駅には環状線としての山手線電車のみが停車し、それ以外の列車は通過する。また、特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属している。
駅構造
発車メロディは導入されておらず、現在でも発車ベルが使用されている。一度別の音の発車ベル(千駄ケ谷駅と同じもの)に更新されたが、後に元に戻された。山手線で発車ベルが使用されている駅は当駅と上野駅のみである。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■山手線 | 外回り | 池袋・田端・上野方面 |
2 | ■山手線 | 内回り | 新宿・渋谷・品川方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
利用状況
2012年度の1日平均乗車人員は41,545人である。山手線内では鶯谷駅、目白駅に次いで少ない。コリア・タウンが近いことから、韓流ブームの影響により2007年に一度増加し、その後暫く落ち着いていたが、2010年以降、少女時代やKARA、東方神起などの所謂K-POPブームにより、再び増加傾向にある。近年の推移は下記の通り。しかし最近は激減している様子
年度 | JR東日本 | 出典 |
---|---|---|
1992年 | 38,167 | [1] |
1993年 | 37,679 | [2] |
1994年 | 36,405 | [3] |
1995年 | 35,893 | [4] |
1996年 | 35,668 | [5] |
1997年 | 35,423 | [6] |
1998年 | 35,230 | [7] |
1999年 | 34,708 | [8] |
2000年 | 34,155 | [1] |
2001年 | 33,427 | [2] |
2002年 | 33,454 | [3] |
2004年 | 33,630 | [4] |
2005年 | 34,104 | [5] |
2006年 | 34,791 | [6] |
2007年 | 36,133 | [7] |
2008年 | 35,165 | [8] |
2009年 | 34,783 | [9] |
2010年 | 37,344 | [10] |
2011年 | 42,433 | [11] |
2012年 | 41,545 |
駅周辺
大久保 (新宿区) も参照
- 中央線大久保駅まで約300mほど。
- 駅の周辺はコリア・タウンといわれ、韓国・朝鮮系住民が多く住む。
- 韓国・朝鮮系の他、中国やタイを始めとしてミャンマーやトルコなどアジア各国の民族料理店などが多い。
- 駅西側の百人町は、昔から楽器店が多い事で知られている。
- 大久保通り(東京都道433号神楽坂高円寺線)
- 東新宿駅(東京地下鉄副都心線・都営地下鉄大江戸線)
- 西武新宿駅(西武新宿線)
- 周辺には、東京グローブ座や保善高等学校、海城中学校・高等学校、グレッグ外語専門学校新宿校などがある。
バス路線
- 都営バス新大久保駅前 停留所(駅西側大久保通り沿い)
- 東行
- 西行
- 飯62・橋63:小滝橋車庫前 行
歴史
- 1914年(大正3年)11月15日 - 国鉄の駅(山手線所属)が開業。旅客営業のみ。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅(山手線所属)となる。
- 2001年(平成13年)
- 1月26日 - 新大久保駅乗客転落事故発生。この直後に乗客が転落した時のための待避スペースがホーム下に新設される。
- 11月18日 - ICカードSuica供用開始。
- 2009年(平成21年)1月23日 - みどりの窓口がこの日で営業を終了。
その他
- 新宿百人一隊発祥の地。
- フジテレビの「月曜ドラマランド」で「キップくん」(植田まさし原作、前川清主演)が実写ドラマ化された時に実際に当駅で撮影が行われた。
- 駅名改称によるものを除けば、JRの存在する駅名で新○○駅という駅名(元々の地名である新橋、新宿、新潟などは除く)で最も古い。
(駅名改称によるものでは、新山口駅、新倉敷駅、新下関駅等がさらに古い)
隣の駅
脚注
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関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 三遊亭圓歌(3代目) - 落語家。「授業中(山のあな)」、「中沢家の人々」などのネタで有名。落語界に転身する前に当駅に勤務していた。
- 新大久保駅乗客転落事故
- あなたを忘れない - 当駅での事故で死亡した韓国人留学生を題材として2007年に公開された日韓合作映画。