犬とあなたの物語 いぬのえいが
提供: Yourpedia
『いぬのえいが』は、2004年製作、2005年公開の日本映画。
犬と人との触れ合いをテーマとした、11の短編からなるオムニバス映画。
2005年11月15日、日本テレビ放送網の2時間ドラマ枠「DRAMA COMPLEX」にて「特別版」と銘打ったテレビ枠編集版が放映された。
続編は2011年1月22日に『犬とあなたの物語 いぬのえいが』として公開。続編についても本稿で併記する。
目次
収録話
- 「A Dog's Life」監督:黒田昌郎
- 「うちの子No.1」監督:祢津哲久
- 「CMよ、どこへ行く」監督:黒田秀樹
- 「ポチは待っていた」監督:犬童一心
- 「恋するコロ」監督:佐藤信介
- 「犬語」監督:永井聡
- 「ねぇ、マリモ」監督:真田敦
他 全11話。ポチという名の犬を縦軸に、いくつかの短編を絡ませたリレー方式の構成。
登場人物・キャスト
- ポチ(柴犬)
- 山田賢太郎 - 中村獅童
- コマーシャルプランナー。
- 「うちの子 No.1」
- 「CMよ、どこへ行く」
- 白鳥美咲 - 伊東美咲
- 小野田 - 高橋克実
- 山田の上司。
- 山村 - 北村総一朗
- ドッグフード「愛犬モリモリ」を作る会社である「ワンワンファクトリー」の役員。
- 笹松 - モロ師岡
- 林麗子 - 戸田恵子
- 白鳥美咲のマネージャー。
- ラーメン屋店主 - 村松利史
- 「ポチは待っていた」(1)
- 「恋するコロ」
- 「ポチは待っていた」(2)
- 「犬語」
- 「ポチは待っていた」(3)
- 「ポチは待っていた」(4)
- 香織 - 小西真奈美
- 「ねえ、マリモ」
スタッフ
- プロデューサー - 一瀬隆重
- 宣伝プロデューサー - 叶井俊太郎
- コ・プロデューサー - 長松谷太郎、宮田公夫
- 監督 - 犬童一心、黒田昌郎、祢津哲久、黒田秀樹、佐藤信介、永井聡、真田敦
- 脚本 - 佐藤信介、山田慶太、永井聡
- 音楽 - S.E.N.S.、塩谷哲、coba、ほか
- 主題歌 - arp「キラリ」
- 挿入歌 - michelle「ロケットスピーダー」、川平慈英「TRUE LOVE」(作曲:ゲイリー芦屋)、AMADORI「光 〜大切にするべきはその手〜」
- クレイアニメーション - 浜島達也
- キャスティング - 山口正志
- アニメーション製作プロダクション - フリフリカンパニー、タマ・プロダクション
- タイトル - マリンポスト
- スタジオ - 日活撮影所
- 技術協力 - マックレイ
- 製作委員会メンバー - エンタテインメントファーム(タカラトミー、インデックス、アドネス)、電通テック、IMJエンタテインメント(現:C&Iエンタテインメント)、あおぞらインベストメント、オズ、角川映画、ザナドゥー、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン、日活
『犬とあなたの物語 いぬのえいが』は、2011年公開のシリーズ第2弾となる日本映画。全6編からなるオムニバス映画。当初の予定では2006年夏に『いぬのえいが2』として公開される予定だったが[1]、改題され2011年1月22日に延期となった。
キャッチコピーは「豪華スタッフ・キャストと愛すべき犬たちが贈る、笑って、泣いて、怒って、共に生きる幸せを積み重ねる、“犬”と“あなた”の物語」。
公開初日の2011年1月22日には続編公開記念としてTBS[2]で前作全編がテレビ放送された。
全国125スクリーンで公開され、2011年1月22,23日初日2日間で興収4,051万1,100円、動員は3万3,493人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第9位となった[3]。前作動員対比は122%となっている。
ストーリー(第2作)
- あきら!
- オープンカフェでカッコよくキメていた俳優の中尾彬。しかしそのカフェに「あきら」と呼ばれる犬を連れた女性が。犬のあきらを叱り続ける声に思わず反応してしまう中尾彬にある災難が。
- 愛犬家をたずねて。
- 愛犬家を取材するテレビ番組『愛犬家をたずねて。』。レポーターは毎度、恐るべき愛犬家に取材する事に。
- DOG NAP
- 誘拐事件が発生。しかし誘拐されたのは犬だった。撤収しようとする部下たちを一喝して犯人逮捕に燃える渡辺警部。一方犯人の方もすっかり人質の犬の可愛らしさに魅せられてしまっていた。
- お母さんは心配症
- 長男の結婚披露宴の席にもかかわらず、美知代は留守番をしている愛犬キスチョコが気になって仕方がなかった。心配のあまりどんどん被害妄想にのめりこんでいくが。
- 犬の名前
- 翻訳家の多田一郎は幼い頃の悲しい思い出から犬を飼わないことにしていたものの妻の美里が引越し先のマンションで犬を飼うためにラブラドール・レトリバーのラッキーを連れて来た。一緒に過ごすうちにラッキーとの絆を深めるものの、その矢先に一郎は難病となってしまう。
- バニラのかけら
- 去年の秋に愛犬バニラを亡くした事が未だに忘れられない奈津子。公園でみかけた犬はそのバニラとそっくりで、犬の飼い主の茉奈は奈津子に一緒に散歩に誘う。
キャスト(第2作)
- あきら!
- 愛犬家をたずねて。
- DOG NAP
- お母さんは心配症
- 犬の名前
- バニラのかけら
スタッフ(第2作)
- 監督 - 長崎俊一(「犬の名前」)、石井聡一(「お母さんは心配性」)、江藤尚志(「バニラのかけら」)、川西純(「DOG NAP」)、中西尚人(「愛犬家をたずねて。」 )、水落豊(「あきら!」)
- プロデューサー - 一瀬隆重
- 脚本 - 太田愛(「犬の名前」)、山田慶太(「お母さんは心配性」)、川西純(「DOG NAP」)
- 音楽 - REMEDIOS、茂野雅道、横山克
- エグゼクティブプロデューサー - 濱名一哉、中尾勇一、小谷靖
- コー・プロデューサー - 宮田公夫、西前俊典
- アソシエイト・プロデューサー - 辻本珠子
- 出演犬協力 - 日本ペットモデル協会
- 宣伝協力 - 住友生命、GREEN DOG、ル パティシエ タカギ、日本ウエイン、日本ドッグカーニバル実行委員会
- 製作委員会 - オズ、TBS、京楽産業.、Entertainment FARM、アスミック・エース エンタテインメント、CELL、PPM、博報堂DYメディアパートナーズ、IMAGICA、角川書店、TCエンタテインメント
- 製作プロダクション - オズ
- プロダクション協力 - 電通テック、電通クリエーティブX
- 配給 - アスミック・エース
主題歌(第2作)
- JUJU「願い」
関連書籍(第2作)
脚注・出典
[ヘルプ]
- ↑ 『いぬのえいが パンフレット』(株式会社ザナドゥー、2005年3月19日発行)より。
- ↑ 関東ローカルとして、同日14:00 - 15:54までの枠で放送。
- ↑ 日本でも『ソーシャル・ネットワーク』は大ヒット!公開2週目で首位に!シネマトゥディ 2011年1月26日