「D.Gray-manの登場人物」の版間の差分
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2019年1月9日 (水) 16:25時点における最新版
D.Gray-manの登場人物は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)において2004年27号から連載されている星野桂作のダーク・ファンタジー漫画『D.Gray-man』、およびそれを原作としたテレビアニメ作品の架空の登場人物について解説する。
目次
主要登場人物[編集]
詳細はそれぞれの項目を参照。
- アレン・ウォーカー (Allen Walker)
- 声 - 小林沙苗
- 神田ユウ (Yu Kanda)
- 声 - 櫻井孝宏
- ラビ (Lavi)
- 声 - 鈴村健一
- リナリー・リー (Lenalee Lee)
- 声 - 伊藤静
「黒の教団」[編集]
エクソシスト[編集]
この世に存在するイノセンスによって選ばれた使徒。 現在、エクソシストは「元帥」と呼ばれる高位エクソシストとその弟子によるチーム形式をとっている(クロス・マリアン部隊とケビン・イエーガーを除く)
クロス部隊[編集]
- クロス・マリアン (Cross Marian)
- 声 - 東地宏樹
- 黒の教団エクソシスト元帥兼導師であり、元・科学者。好きな天気は雨。身長195cm、体重82kg、誕生日は7月31日の獅子座。AB型。
- アレンの師匠。赤毛の長髪、右半分に仮面(変装用に形状変化が可能)を付けている、目つきの悪い強面の中年男性。AKUMA改造が出来る唯一の人物。放心状態であったアレンを救いエクソシストとして3年間鍛え上げ、実力をつけると共に心構えを教えた。能力的には非常に優秀ながらも誰もが認める「変人」「極悪人」で、弟子のアレンとは対照的に非常に凶暴かつ性質の悪い人物[1]。一人称は「オレ」。教団本部を嫌悪している。人間関係はあまり良くないようだが、アレイスター・クロウリーI世とは友人であり千年伯爵とは過去に面識がある模様。金が足りないときは世界中にいる愛人や友人からの借金かツケでまかなって生活しており、返しきれない場合は弟子のアレンに借金を押し付ける[2]。
- アレンと別れてからはAKUMAの魔導式ボディの生成工場破壊任務を遂行し、逃げようとしたが失敗し、教団で諮問にかけられ、監視されアレンとの接触が禁じられている。
- 「14番目」の関係者であるためか方舟の内部について詳しい。
- 対アクマ武器は装備型の『断罪者(ジャッジメント)』。グリップから銃身の手前まではリボルバー、銃身はオートマチックという変わった形状の銃。威力が非常に高く連射可能。その弾丸は軌道を外されてもターゲットを追い続ける。
- 『聖母ノ柩(グレイヴ・オブ・マリア)』
- 本名不明の寄生型女性エクソシスト。通称はマリア(Maria)[3]、漆黒が中心のドレスに蝶のような布状の仮面を顔上部に纏っている。
- 本編開始前(アレン弟子入りよりも前)に何らかの事情で既に亡くなっているが、クロス・マリアンは彼女の遺体を魔術によって異例(本来は禁術)ではあるが、命令によって操ることができる。普段は漆黒色の箱の中に鎖で封じられていてクロスの呪術で黒い箱から解き放つ。対アクマ武器名は不明(聖母ノ柩が本来の呼び名かどうかは15巻第149夜までに発表はない)、肉声による音波攻撃により、対象者の神経を操作する事で視覚を騙し、肉体の行動を支配する。直接の戦闘能力は確認されていない。
- ブックマン (Bookman)
- 声 - 青野武
- 国籍不明。88歳。身長140cm(髪の毛除く)。体重38kg。8月5日生まれ。獅子座。A型。
- ラビの師匠であり彼のお目付役。この世で唯一裏歴史を記録する「ブックマン」である小柄な老人。中国に伝わる針の治療法の達人。本名はブックマンになったときに捨てたため、皆からはそう呼ばれている。一人称は「ワシ」。目の周りに黒いメイクが塗ってあるため、ラビからは「パンダ」「パンダジジイ」などと呼ばれている。ラビと同様、歴史の記録のために教団側にいるだけ。教団内の自室はラビと同室で、部屋は新聞だらけで足場もない状態。二段ベッドの上で寝ている。クロスがAKUMA改造可能なことを知っていた唯一の人物。「ブックマン」として記録をとるときは、劇中の言語(英語)とは異なる言語を用いる。好物はプリン。バナナが苦手で食べると気絶する。
- 対アクマ武器は装備型の『天針(ヘヴンコンパス)』。針の形状をしている。アニメ版ではある程度伸縮が可能で、避雷針代わりにも用いた。非戦闘時は専用のホルダー(巻物状)に収められており、針治療の道具として用いられる場合もある。
- アレイスター・クロウリー三世(Arystar Krory 英語版ではAleister Crowley)
- 声 - 岩田光央
- ルーマニア人。28歳。身長190cm。体重77kg。12月1日生まれ。射手座。AB型。
- 古城「クロウリー城」の主で、男爵の爵位を持つ。語尾に「〜である」と付ける。平常時は非常に気弱な性格。一人称は「私」。ラビからは「クロちゃん」と呼ばれている。
- 食人花「ロザンヌ」を元帥から受け取り、それに噛まれたことによりイノセンスを手に入れた。正体を知らぬままAKUMAであるエリアーデと共に暮らしていたが、アレン達と出会いエクソシストとなった。団服は上半身のみ着用し、黒ズボンと黒マントを愛用している。
- ノアの方舟での戦いでジャスデビと戦うも苦戦するが、イノセンスの力が宿った血だけの姿となってジャスデビを圧倒したが、その後力尽き、教団に戻った後もダメージの深さからまだ眠っている。
- 対アクマ武器は名称不明。イノセンスは体内の血液に宿っている為、血液が行き届く全身そのものが対アクマ武器となる。発動時は全身が強化され、主に牙(歯)と爪がその影響を受ける。怒りや悲しみなど強い感情やAKUMAに反応して発動。全エクソシストの中では異例に本来毒であるAKUMAの血を吸う事で全身を強化する事が可能、ただし極端に体が衰弱すると血液に犯されてしまう。イノセンスに寄生されたアレンの血は苦いらしく、吸ってしまったときは激しい拒絶反応を示した。イノセンス発動時は性格が激変しかなり好戦的になり、髪が逆立ち顔も凶悪な風貌に変わる。最終的には肉体を捨て血液そのものでの活動が可能。AKUMAの攻撃を受けた者から毒を吸い出す事での浄化能力も持つ。
- ミランダ・ロットー(Miranda Lotto 英語版ではMiranda Lot)
- 声 - 豊口めぐみ
- ドイツ人。25歳、身長168cm、体重45kg。1月1日生まれの山羊座。O型。努力家だがかなりネガティブ。
- 「巻き戻しの街」の奇怪を起こしていた細身の女性。幼い頃から要領が悪く、100回以上の失業経験がある。
- 100回目の失業の際、そのショックによる強い絶望感が偶然手に入れたイノセンス(柱時計)に影響を与えて街に奇怪を起こし、34回も10月28日を繰り返す現象を引き起こした。そのときアレン達と出会い、黒の教団へ入団する。名前の由来は女優のミランダ・オットーから。
- 対アクマ武器は装備型の『刻盤(タイムレコード)』。レコードの形状をしている。初回発動時には柱時計から黒い秒針を持つ「I」 - 「XIII」までの数字の書かれた白い巨大な文字盤が出現していたが、正式な対アクマ武器になってからは白い秒針を持つ黒い巨大な盤(レコード)が出現するようになった。使用時には大量のスタミナを消耗するために、長時間の維持は難しい。なお、彼女のイノセンスにより巻き戻された時間は、解除時に解除した時間の状態に戻る。
ティエドール部隊[編集]
- フロワ・ティエドール (Froi Tiedoll)
- 声 - 土師孝也
- 黒の教団エクソシスト元帥。
- 神田、マリ、デイシャの師匠。眼鏡で垂れ目の中年男性。元画家で、任務の傍らに絵を描くのが趣味。スペインで神田とマリの2人と合流し始めは一度本部に帰還するよう頼まれるが、それを拒み新たな適合者を探すため旅を続けることを決断。その後神田とマリと共に適合者の探索のため日本に入国。江戸での戦いに参戦する。クロスやソカロと比べて極めて常識人であり、弟子に対する愛情が深い為、ホームに帰ると神田を「ユー君」、マリを「マー君」と呼ぶ。猫背に穏やかな物腰、敬虔な態度で人の良いおじさんらしく見せているが、クロスやクロス部隊に対するコメントからは、冷徹ともいえる観察力・判断力を持っている側面が伺える。一人称は「私」。口癖は「この世の美しさを知りなさい」
- 対アクマ武器は装備型の『楽園ノ彫刻(メーカー・オブ・エデン)』。発動時は十字架と鑿(のみ)のような彫刻刀から出る光の彫刻刀を光で繋いだような形状をしている。
- ノイズ・マリ (Noise Marie)
- 声 - 梁田清之
- 大柄な体躯の男性。デイシャに「マリのおっさん」と呼ばれ、ティエドールからは「マー君」と呼ばれている。耳に特殊なヘッドホンをしており遠く離れた地点の音を拾ったり、聞き分けたりすることが可能。好物は銅鑼焼き。仲間思いの性格である。盲目らしいが、詳細は不明。
- 対アクマ武器は装備型の『聖人ノ詩篇(ノエル・オルガノン)』。弦の形状をしている。
- デイシャ・バリー (Daisya Barry)
- 声 - 家中宏(少年期は比嘉久美子)
- トルコ人。長めのフードが付いた丈の短い団服を着用している小柄な男性。好物はサメ。トルコのエーゲ海沿岸にあるボドルム出身で、幼い頃の夢はサッカー選手。口癖は「 - じゃん」。いたずら好きな性格で、よく「隣人ノ鐘」でティエドールの眼鏡を割るなどの悪戯をしていた。任務中バルセロナでティキに遭遇し、殺される。
- 対アクマ武器は装備型の『隣人ノ鐘(チャリティ・ベル)』。その名の通り鐘の形状をしていて、普段は団服の長いフードの先につけている。サッカーの要領で蹴り飛ばし、当たった相手を音波による内部破壊で倒す。ティキに破壊された。
ソカロ部隊[編集]
- ウィンターズ・ソカロ (Winters Socalo)
- 声 - 若本規夫
- 黒の教団エクソシスト元帥。元死刑囚。39歳、メキシコ出身。
- スーマン、カザーナ、チャーカーの師匠。鉄の仮面を着用しており、筋骨隆々としている。性格は極めて非情であり弟子の死を全く悲しまず、「負け犬」と罵りさえした。仮面を着用しており、素顔は悪魔のように恐ろしい。4人の元帥の中では群を抜いて凶暴かつ残忍な性格であり、戦えればどうでもいいという危険人物。
- 対アクマ武器は装備型の『神狂い(マドネス)』。通常はリング状の肩当て。発動時にはリングから双剣が現れる。通常はリング部を利用し高速回転させて対象を切り刻む。
- スーマン・ダーク (Suman Dark)
- 声 - 郷田ほづみ
- 5年前、難病を患った娘の治療費代と引き換えに黒の教団に入団。家族想いな性格。科学班のジョニーとは親しく、チェスをやっていた。
- 任務中インド・アグラ地区でティキに遭遇し、家族恋しさから命乞いをして黒の教団を裏切り行方不明となる。中国で行き倒れた所をファン一家に助けられるが、「咎落ち」と化してしまう。アレンの決死の努力により咎落ち本体から救い出されるが、既にティキのティーズに食われており、崩れていった。
- 対アクマ武器は寄生型の右腕。風を操る能力を有している(実際に使用したのはアニメのみ)。
- カザーナ・リド、チャーカー・ラボン
- 任務中インド・アグラ地区でティキに遭遇し殺され、対アクマ武器を破壊された。「スーマン・ダークの咎落ち」編で登場。
- 対アクマ武器は、それぞれ装備型のボウガン型や剣型を装着。アニメではボウガン型はエネルギーを放ち、剣型は巨大化する能力を使っていた。
クラウド部隊[編集]
- クラウド・ナイン (Klaud Nine)
- 声 - 勝生真沙子
- アメリカ人。32歳。身長173cm体重59kg、11月1日生まれの蠍座。B型。
- 黒の教団エクソシストで唯一の女性元帥。元サーカスの猛獣使い。
- 同名のシルバーアクセサリーブランド「Cloud9」が実在する。
- ティナ、グエン、ソルの師匠。長い金髪で右頬に傷がある。肩に乗るほどの小猿を連れている。弟子の死を悼んで涙した。
- 対アクマ武器は寄生型対アクマ獣『ラウ・シーミン』。イノセンスに寄生された小猿。巨大化・変身する。
- ティナ・スパーク、グエン・フレール、ソル・ガレン
- 任務中スーマンの裏切りにより殺される。「スーマン・ダークの咎落ち」編で名前のみ登場。
その他[編集]
- ケビン・イエーガー (Kevin Yeegar)
- 声 - 川久保潔
- 黒の教団エクソシスト元帥。イギリス人。89歳。身長166cm、体重55kg。誕生日は6月23日、蟹座、A型。元帥の中で最高齢ながら常に最前線で戦っていた。
- 任務中ベルギーでティキに遭遇し、瀕死の重傷を負わされ、発見時は教会の十字架に裏向きに吊るされていた。背に「God hunt(神狩り)」と彫られていた。未適合者のイノセンスを8つ所持していたが、自身の対アクマ武器と共に全て破壊される。重傷を負うも、伯爵の計画を歌にし仲間に伝え死亡。
- アニメの設定では人格者で、40数年前まで小さな村の教師だった。生徒をAKUMAにされたのがきっかけでエクソシストとなる。
- アニメ版のみで鎖状の対アクマ武器が登場。
- ヘブラスカ (Hevlaska)
- 声 - 甲斐田裕子
- イノセンスの番人。黒の教団設立時から所属する、人と蛇を融合したような巨大な外見をもっており、アレン曰く「不思議な存在、女性のようなイメージ」をしたエクソシスト。性別は不明。一人称は「私」。
- 教団内にいて、自身の体内にイノセンスを保管・管理するためのホールがある。イノセンスと適合者のシンクロ率を調べたりイノセンスの発動を強制的に止めたりなど、他のイノセンスに作用する能力を持つ。コムイからは「へブ君」と呼ばれている。現在、保管しているイノセンスは40強。入団者は必ず審査を受けるが審査前にコムイは何も言わない為アレン、アニメではクロウリーも相当慌てた。
- 対アクマ武器は寄生型の『石箱(キューブ)』。イノセンス原石に適合する特殊タイプ。『預言』をすることができ、よく当る。
- エクソシストの中にイノセンスとの同調(シンクロ)率が100%を越す「臨界者」が現れるとそれに石箱(キューブ)が共鳴して身体に異常をきたす。
本部の職員[編集]
- コムイ・リー (Komui Lee)
- 声 - 小西克幸
- 黒の教団本部室長で リナリーの兄。中国人。29歳。身長193cm。体重79kg。6月13日生まれ。双子座。AB型。
- 若き天才科学者で教団内サポート派の最高位。本人は「科学班・室長(指令室長)」と名乗っている。一人称は「ボク」。教団内においての服装は白いコートとスリッパ。いつも被っているベレー帽には何か仕掛けがあるらしく、科学班員たち曰くたまにそこから何かの音が漏れているらしい。科学班員をこき使っては振り回している節があり、彼らからの信頼度は「99%の信頼と1%の殺意」。カフェイン依存症気味でコーヒーが無くては仕事ができずに暴れだす。ちなみに、いつも飲んでるコーヒーは本格派で、種類はブルーマウンテン。「ヨッシー」というウサギのマグカップを愛用していたが、立ちくらみで割ってしまった。極度のトラブルメーカーかつマッドサイエンティスト。病気とも言える程のシスコン。「リナリーが結婚する」というセリフでどんな深い眠りからも覚め、完全武装する。リナリーとは逆に、基本的にギャグキャラだが、時として冷徹となることがある。エクソシストを道具としか思っていない一部の教団幹部からエクソシストを守る防波堤でもある。
- リーバー・ウェンハム(Reever Wenhamm 英語版ではRiver Wenham)
- 声 - 置鮎龍太郎
- 黒の教団本部科学班班長。科学班の責任者。オーストラリア人。26歳。身長185cm。体重75kg。9月8日生まれ。乙女座。A型。
- 逆立てた髪に無精髭、緩んだネクタイというくたびれた雰囲気から年齢より老けて見える。一人称は「俺」。左利き。専門分野は数学・化学・言語学。教団内の自室はそれらの分野の本で埋め尽くされている。酒とタバコは苦手で、主に炭酸系、コーラやレモンソーダを飲む。最近では転職を考えている。コムイを「巻き毛室長」と罵っており、立場上は上司にあたる彼をうっとおしがっているが、自分は飲まないコーヒーを入れてやったり、コムイがコーヒーと間違えてしまうためコーラをやめてレモンスカッシュを飲むようにしているなど、結構上司思いの部下。そして自分の部下達を自らを犠牲にしてでも守ろうとする頼もしい上司でもあると同時に、リナリーやアレンに対しても頼れるお兄さん的な態度を取る男らしいキャラである。
- ジョニー・ギル(Johnny Gill)
- 声 - 坪井智浩
- 黒の教団本部科学班班員。アメリカ人。25歳。身長165cm、体重55kg。7月2日生まれ。蟹座。A型。
- ビン底眼鏡をかけ、ヘッドホンをしている。元来人懐こく、職場を越えて友人が多い。スーマンとは仲が良く、よくチェスをしていた。また、タップ・ドップ(声 - 田中完)とは北米支部に所属している時からの親友でもある。彼の素顔は一目見ただけで笑いが長時間止まらなくなるほど可笑しいらしい。教団内の自室にはTシャツが大量にかかり、雑誌が散乱している。
- アレン達が江戸から帰って来てから教団でアレンが敵の仲間ではないかと疑われていることを悲しんでいる。アンドリュー・ナンセンに変身したルル=ベルによって胸部を刺される。
- トマ(Toma)
- 声 - 坂口候一
- 黒の教団本部探索班探索部隊所属。
- アレン、神田と共に「マテールの亡霊」の任務に就いた。背中に通信機を背負っている。任務中Lv2のAKUMAにアレンの写し紙を被せられ、AKUMAと判断した神田に殺されそうになった。礼儀正しく、相手の名前を呼ぶときは相手の地位に関係なく「 - 殿」をつける。口に包帯を巻いている。原作では「土翁と空夜のアリア」と「黒の教団壊滅事件」編で登場。アニメでは探索班(ファインダー)の中でも準レギュラー的な存在になっている。
- ゴズ
- 声 - 中井和哉
- 黒の教団本部探索班探索部隊所属。
- 「帰らずの森」調査任務中AKUMAに襲われ、仲間と死に別れて森を彷徨っていた所を、任務で彼らを探すよう言われてきた神田に救助され、そのまま同行する。赤い髪(アニメでは金髪)でグリーンの瞳をしている。大柄な体型だが気弱で優しい性格。フットボールを少しやっている。ステーキが好物。任務中、一度は神田に対し批判的な感情を抱くものの、後に改めた。小説版1巻「魔女の棲む村」編で登場。アニメ版ではのちにスーマン、リナリーと一時行動を共にする。
- ジェリー (Jeryy)
- 声 - 鈴木琢磨
- 黒の教団本部総合管理班料理長。インド人。身長192cm。11月7日生まれ。蠍座。O型。
- オカマ。長身で筋骨隆々。「ジェリー」という名前は仮名。実家はムエタイ道場。幼い頃、父親に反抗して家出をした。料理と母性は中国で目覚めた。女心が分かるためリナリーと仲がよい。コムイとは親友。夏の番外ギャグ漫画『Dぐれいまーん エクソシストの夏休み』では、「ジェリぽん」「コムたん」と呼び合っていた。アニメではなぜかジェリーそっくりの人がアジア支部で料理を作っていた。
- アレスティーナ=ドロエ=ギョナサン=P=ルーボーソン=ギア=アマデウス5号(AresTeena=dloe=gyonasan=P=ruporson=gear=Amadeus5th)
- 黒の教団本部門番。門番勤続暦65年。全高2900cm、体重6t。
- 黒の教団本部門番5代目。AKUMAと人間をレントゲンで見分ける。アレンの入団時には、アレンの目にある『呪い』のペンタクルを見て、千年伯爵の仲間であると判断(誤解)した。アニメ版では同じような理由で(AKUMAの血の成分が残っていた)クロウリーを誤解して警報を鳴らしたことがある。かなりの粘着質でアレンに触られたことを未だに根に持っている。顎には「GATE KEEPER」と書いてある。アレンに触れられて以来じんましんが痒いらしいが、手がないのでどうもできない。「opening」編で登場。
- ティムキャンピー(Timcanpy 英語版ではTimcanpi)
- クロス元帥のゴーレム。
- 他のゴーレムとは違い全体が金色で、球体に翼と尻尾が生えたような形状。本体部に十字が刻まれていて、尻尾の先には体と同じ位の大きさの飾りが付いている。基本的な能力はほぼ他のゴーレムと同じと思われるが、他のゴーレムとは異なり映像記録機能があったり、粉々になっても元通りに再生できるなどいくらか固有の能力がある。
- 本体部には牙が生えた大きな口[4]があり、噛み付いたり分厚い壁を噛み砕いて突き進んだり、煙草を吸うことが可能。食事はしないらしいが、パンなどをかじることはある。飛ぶスピードも早く、AKUMA曰く「レロと肩を並べるほど」。
- お風呂のときはアレンにたわしでこすって洗ってもらっていたり、年々成長している(らしい)など個性的な(?)面が多い[5]。アレンと初めて出会ったときはクロスの顔くらい巨大だった。名前は同名のアクセサリーブランドに因んでいる。
- クロスがアレンを本部に向かわせる時案内役としてアレンに渡したもので、元々クロスが契約主であるためクロスのことはどこにいても感知できる。
- アレンとセットで奏者の資格を持っている。方舟の伯爵も知らない部屋の鏡の中に現れた謎の影の人物が、自らの所有物であるような発言をする。
アジア支部[編集]
- バク・チャン(Bak Chang)
- 声 - 三木眞一郎
- 黒の教団アジア支部長。中国人。29歳。身長168cm。体重53kg。11月11日生まれ。蠍座。A型。
- コムイに次ぐ頭脳の持ち主。曽祖父は教団創設創立者の1人でドイツ人の魔術師の末裔であり、自身はドイツ系中国人である。西洋人に比べて低身長で顔の造形が幼い。常に帽子をかぶっている。極度に緊張するとじんましんが出る体質。幼い頃から魔術に関する造詣が誰よりも深く、コムイをも上回る。またコムイの実力を認めながらも一方的にライバル視している。坊っちゃん育ちで、一人称は基本的に「オレ様」であるが人に良く見られたい願望が強く、気心知れた相手以外の前では「ボク」や「私」と言う。コムイとジェリーから「バクちゃん」と呼ばれているが、本人は嫌がっている。
- 一応団員達からは尊敬されているが同時に面白がられるという厄介な立場。曽祖父の作った『守り神』の力をある程度操作することができる(チャン家の人間なら誰でもできるらしい)。極度の方向音痴で寂しがり屋。実は密かにリナリーに惚れており盗撮写真を幾枚も所持。
- サモ・ハン・ウォン(Sammo Han Won)
- 声 - 柴田秀勝
- 黒の教団アジア支部長補佐役。 中国人。75歳。身長195cm、体重96kg。9月21日生まれの乙女座。B型。
- 代々チャン家に仕えてきた家系。実質的な召使の老人。特異な髪形をしている。バクもそうだが広いアジア支部内で2週間ほど迷った経験があるらしい。案外涙もろい。よくバクとは主従漫才をする。
- フォー(For)
- 声 - 冨永みーな
- 黒の教団アジア支部番人。人型時は身長145cm、体重35kg。
- 見た目はピンクの髪に、赤い眼の容姿の女の子だが、バク・チャンの曽祖父が作った『守り神』から派生した結晶体(人型)。高い戦闘能力を持ち、戦闘時は両手が鎌のようになる。手の形状などを変えられる能力の応用系ということなのか擬態能力を持っており、見たことのある人間であればその姿に化けることが可能でよくバクをからかっている。また、擬態した状態で体を部分的に変形させることも可能。体力を消耗すると眠くなり体が実体化できなくなって、物体をすり抜けてしまう。
- 男勝りで言動もきつく、攻撃するのに躊躇がなく、アレンの首を真っ二つにしようとしたこともある。しかし性根は優しく、泣いているウォンを宥めながら一緒にアレンを探したり、左腕がいつまで経っても復活せず落ち込むアレンのことを気に掛けて慰めた。一人称は「あたし」だが、アニメ版では時折「俺」になる。
- 蝋花(ロウファ)(Rohfa)
- 声 - 坂本真綾
- 黒の教団アジア支部科学班見習い。中国人。18歳。身長155cm、体重40kg。誕生日は3月20日。(公式FB「灰色の聖櫃」では牡牛座となっているが、この日付では魚座である)O型。
- 眼鏡をかけた女性。髪型は三つ編み。かなりの天然。アレンに一目惚れした。
- 李佳(リケイ)(Rikei)
- 声 - 福山潤
- 黒の教団アジア支部科学班見習い。中国人。19歳。身長180cm、体重64kg。誕生日は2月17日。水瓶座。A型。
- 3人の中では一番背が高く、ほとんどいつも腕まくりをしている。方舟から戻ってきたリナリーに一目ぼれし、蝋花と同じく本部勤務の野望を持つ。
- シィフ(Shifu)
- 声 - 下野紘
- 黒の教団アジア支部科学班新人。韓国人。19歳。身長167cm、体重49kg。誕生日は11月25日。射手座。A型。
- 狐目でリアクションは少ない。
オセアニア支部[編集]
- アンドリュー・ナンセン(Andrew Nansen)
- 黒の教団オセアニア支部長。オーストラリア人。33歳。身長171cm、体重64kg。誕生日は3月3日。魚座。B型。
- きっちりした七三分けが特徴的。教団本部侵入を目論むルル=ベルによって姿を写し取られ殺される。
中東支部[編集]
- ルイジ・フェルミ(Louis Fermi)
- 黒の教団中東支部長。トルコ人。58歳。身長155cm、体重52kg。誕生日は5月19日。牡牛座。A型。
- マルコムの眼力で緊張するバクを心配していた。(じんましんのことで)
北米(北アメリカ)支部[編集]
- レニー・エプスタイン(Renny Epstain)
- 黒の教団北米(北アメリカ)支部長。アメリカ人。30歳。身長180cm、体重68kg。誕生日は3月29日。(公式FB「灰色の聖櫃」では牡牛座となっているが、この日付では牡羊座である)B型。
- 胸の開いた服を着た筋肉質の女性。WJ掲載時、名前は「レニー・エプスタイニ」となっていた。
協力者(サポーター)[編集]
中国人[編集]
- アニタ(Anita)
- 声 - 高山みなみ
- 妓楼「天青楼」の主人。27歳。中国人。身長165cm、体重46kg。誕生日は10月23日。天秤座。AB型。
- クロスの愛人。容姿端麗で複数の部下を抱えている。母も教団協力者だったがAKUMAに殺された。母もクロス元帥に惚れていたらしい。船上の戦いでAKUMAの攻撃を受け、ミランダのイノセンスを解除した際、マホジャや他の部下と共にAKUMAのウイルスに侵され死亡。
- マホジャ(Mahoja)
- 声 - 本田貴子
- 29歳。中国人。身長190cm、体重77kg。誕生日は8月24日。乙女座。O型。
- アニタの部下でアニタを慕っている。スキンヘッドで大柄な女性。AKUMAを蹴飛ばすほどの怪力を持つ。舌に十字架(アニメではローズクロス)が彫ってある。船上の戦いでAKUMAの攻撃を受け、ミランダのイノセンスを解除した際、アニタと共にAKUMAのウイルスで死亡。
- チャオジー・ハン(Chaozii Han)
- 声 - 宮野真守
- 20歳。中国人。身長170cm、体重63kg。誕生日は5月4日。牡牛座。O型。
- アニタの部下であり、AKUMAに殺された母親の腹からアニタとアニタの母に取り上げてもらったらしい。船上の戦いの際に生き残った中の1人。リナリー達と船を脱出するも、後にアレン達と共に「方舟」に閉じ込められる。ノアに意識を呑み込まれたティキの攻撃によって床に空いた穴にラビと共に落ちたが、奏者となったアレンによりラビと共に生存。温厚な性格だがアクマに対する敵対感は人一倍強い。嘘をつくと耳がピクピクと動く。寝癖はかなりひどい。
- 方舟崩落時にティエドールが持っていたイノセンスが反応し、適合者となった。形状はブレスレット。エクソシストになった際にはティエドール元帥の弟子になる予定。
- マオサ(Maosa)
- 声 - 下和田裕貴
- アニタの部下。チャオジーの先輩。船上の戦いの際に生き残った中の1人。探索班(ファインダー)に入ろうと思っている模様。
- キエ(Kie)
- 声 - 松井尚吾
- アニタの部下。チャオジーの先輩。船上の戦いの際に生き残った中の1人。探索班(ファインダー)に入ろうと思っている模様。
- 水夫たち
- アニタの部下。AKUMAに対して家族を殺されるなど強い憎しみを持ち、アニタと行動を共にする。船上の戦いでAKUMAの攻撃を受けた際に大半の者がウィルスに冒され、戦いが終わった後は死期を悟って一同で最後の宴を行い、アニタやマホジャ、そして船と運命を共にした。
ヴァチカン[編集]
監査役[編集]
- マルコム=C=ルベリエ(Malcom=C=Lvellie)
- 中央庁特別監査役の長官にして教団幹部のルベリエ家の筆頭。50歳。イギリス人。身長195cm、体重98kg。誕生日は1月22日。水瓶座。B型。
- オールバックで一房だけ降りている髪、鋭い目、鼻の下にはちょびヒゲがある。
- クロスを諮問している。14番目のノアとアレンの正体のことや、方舟に生成工場があることを知っていてクロスを送り出すなど、かなり黒の教団の最深部に関わっている模様。エクソシストを守ることではなく、戦争に勝つことを第一としているので方舟の利用、更にリナリーとイノセンスを強制的にシンクロさせることも考えている。また、アレンを異端審問(死刑確定の拷問裁判)にかけようとしており、その性格からバク・チャンに蛇のように思われ嫌われている。過去の出来事からリナリーはトラウマがあり、彼に対して笑顔を見せない。冷徹そのものな人物であるが、ケーキ作りが趣味の模様。また、部下の話によるとケチらしい。ヘブラスカに対して何かしらの因縁が有る模様。
- ハワード・リンク(Howard Link)
- 19歳。ドイツ人。身長172cm、体重62kg。誕生日は12月29日。山羊座。AB型。
- 真面目な性格でアレンの監視をしている。ルベリエに非常に忠実である。額に縦にホクロが二つある。そのため、ラビからは「ホクロふたつ」と呼ばれている。アレンにとっては同居人のようにしか思われておらず、アレンやラビに遊ばれている描写がある。ケーキが大好物であるようで、大量に頼んで朝ご飯にするほど。ルベリエを見習ってなのか、パンプキンパイなど食べ物を作るのは上手いらしい。
千年伯爵と仲間達[編集]
- 千年伯爵 (The earl of millennium) (せんねんはくしゃく)
- 声 - 滝口順平
- 国籍、年齢、誕生日、星座、血液型すべて不明。身長220cm(帽子は除く)、体重85kg。
- 「機械」「魂」「悲劇」を材料にAKUMAを作り出す魔導士。AKUMA・ノアの一族と共に世界を終焉へと導こうとする。能力や年齢は不明である。体重85kg。かなりの肥満体型だが、本人は多少ポッチャリしている程度と主張している。顎と口が非常に細長いかつ大きく、鋭い歯がむき出しになっており現在までに劇中で口を閉じた描写はない。一人称は「我輩」。ロード達ノアの一族からは主に「千年公」、ジャスデロからは「社長」、ルル=ベルからは「主」・「ご主人」という愛称で呼ばれている。身内には優しいが、怒ると恐ろしい形相になる。語尾に可愛くハートが付くのと、最後の文字が片仮名になるのが特徴。毎回異なるデザインのシルクハットをかぶって登場する。好物はワニ。
- ノアの方舟の奏者の資格者。方舟に呪いをかけ奏者の資格を誰かに渡した「14番目」のノアを憎んでいる。アレンの「退魔の剣」と色違いの剣を持っている。
- 方舟が崩壊する寸前、アレン達の前に出現、ティキとレロを救出する。その後、ピアノのようなものを引き、古い方舟を崩壊させるが、奏者のアレンの影響で古い方舟の崩壊と生成工場のダウンロードを阻止された。
- 尚、彼の最終計画は「暗黒の3日間の再来」である。
- アニメ版おまけ「D.グレ学園」では学園長として登場。
- 単行本などの記述からモデルはサンジェルマン伯爵であると断定できる。
ノアの一族[編集]
- ロード・キャメロット(Road Kamelot (英語版ではRhode Camelot))
- 声 - 清水愛
- 国籍、年齢共に不明。身長148cm。体重37㎏。6月20日生まれ。双子座のB型。
- 「夢」を司るノア。ノアの一族の長子。ノアの方舟の奏者であり方舟のダウンロードが可能。子供っぽく無邪気で残酷な性格。人間を毛嫌いしている。一人称は「僕」であるが、性別は女の子。好きなものはお菓子、レロ、伯爵、アレン。趣味はAKUMAいじめ、いたずら。髪型はベリーショート。
- 普段は学校に通っており、よく宿題を伯爵やレロに手伝ってもらっている。
- 空間を操る能力を持ち、現実世界ではアレンの「退魔の剣」を含めた全ての攻撃が効かない。
- 伯爵と共に江戸に来ており、新たな方舟を起動させるため旧方舟のプログラムをダウンロードしていた。その後、ラビと交戦し、窮地に追い込んでいったが、弱点を知られ、敗北し砂と化したが、千年伯爵が新しい方舟に入った時には生存していた。
- ティキ・ミック (Tyki Mikk)
- 声 - 森川智之
- ポルトガル人。推定26歳。身長188cm。体重70kg。O型。
- 「快楽」を司るノア。一人称は「俺」。普段は人間として浮浪児仲間達と暮らし、鉱山労働などをして生活している。ロードとは対照的に人間に好意を抱いている。ルックスは良いが学が無い。他のノアの一族から様々な愛称で呼ばれ、AKUMAなどからは「 - 卿」の敬称を付けて呼ばれる。二重人格的に『白(人間)』と『黒(ノア)』の顔を使い分ける事を楽しみ、それを失いたくないが故に「ノア」を無意識に押さえていた。
- 能力は「万物の選択」。自身が触れたいものを自由に「選べる」権利を持つ。イノセンスは「この世の万物」ではない為、「選ぶ」ことが出来ない。この能力の他にティーズを武器として使う。
- 方舟では再びアレンと激闘を繰り広げ、「ノア」を失い敗北したが、ロードがラビに倒された直後に「ノア」が覚醒し、黒騎士と思わせる姿に変貌し、圧倒的な身体能力でアレン達を圧倒するが駆けつけたクロスによって追い詰められ、伯爵に救出される。
- スキン・ボリック (Skinn Bolic)
- 声 - 三宅健太
- アメリカ人。29歳。身長198cm、体重101kg。5月9日生まれ、牡牛座。O型。
- 「怒」を司るノア。大柄でごつい体つきをしていて、髪は髪留めで後ろを向いている。極度の甘党。一人称は「己」。
- アメリカ・ニューオーリンズの造船所で働いていたが、25歳の秋から額に聖痕が出現し、ノアとして覚醒する。ティエドール殺害担当で彼を追って日本にやって来た。一対一での戦いを好み、戦闘開始寸前に「甘いのは好きか?」と聞く。神田との死闘の末、刀身が溶け出した六幻の斬撃を浴び、イノセンスの力に体を侵食され石化。それでもなお、強すぎるノアの思念により半ば操り人形状態となって戦うが、最終的には敗北し砂と化した。
- 雷を操る能力を持ち、能力の発動時には全身が強化され、何百万ボルトもの高エネルギーが流れている。
- ジャスデビ
- アメリカ人。17歳。身長163cm、体重47kg。12月21日生まれ。射手座のB型。
- 「絆」を司る双子のノア。
- 元帥殺しのクロス担当。ノアの一族に見られる額の聖痕と顔の左側は髪で隠れていて見えない。一人称は「僕ら」。また、クロスを襲うごとに借金のツケを押し付けられている。その合計額は100ギニー(日本円で200万円ほど。だがアレン曰く「はした金」で「僕の借金に比べたら軽すぎ」るそうである)。2人とも顔に特異なメイクをしているため、ティキから「顔色が悪い」と言われることもある。実は「ジャスデビ」という一人の人間で、普段はジャスデロとデビットに分かれている。
- クロウリーとの激闘の後、ジャスデロとデビットに分かれ、ドアの中に落ちていったが、生存が判明(公式ガイドブックより)。
- 能力は「実現」。2人同時同一の想像をした時、その想像を現実に実現することが出来る。闇市で購入した銃を武器として使用し、常に銃を突きつけあっている。ジャスデビ時は身体と能力が強化される。
- アニメ版おまけ「D.グレ学園」では双方とも教師として登場。
- ルル・ベル (Lulu Bell)
- 声 - 小笠原亜里沙
- 推定23歳。フランス人。身長166cm、体重55kg。2月22日生まれ。魚座。AB型。
- 「色(しき)」を司る女性のノア。一人称は「私」。容姿端麗でパンツスーツを着用し、前髪を切りそろえ、うなじの辺りで後ろの髪を結んでいる。「白」の時の彼女は金髪でサングラスを掛けており、目を閉じている(稀に開く時もある)。千年伯爵に対する忠誠心は厚い。性格は常に冷静沈着、且つポーカーフェイス。伯爵のことを『主人(あるじ)』と呼ぶ。
- 生成工場を奪還するため、オセアニア支部長のアンドリュー・ナンセンになりすまして教団本部に保管されている生成工場(プラント)の「卵」を奪還する為、本部に侵入。アレン達と交戦するも、卵を破壊されてしまう。
- アニメ版では伯爵のことを『ご主人』と呼ぶ。原作に登場するよりも以前に現れ、クロス部隊の妨害をする。表には出さないが部下のミミ(声 - 榎本温子)の事は大切に思っている。
- 能力は、「万物への変身」。主として人や生物に化ける。手を鞭のような形状にしたり、全身を液体状にする事も出来る。
- 「14番目」(The 14th)
- アレンの昏睡時に現れた謎の人物。
- 伯爵、ロードに次ぐ三人目の奏者。本来13人しかいないノアで14番目に生まれたことと本名が不明であるから「14番目のノア」と呼ばれる。理由は不明だが、伯爵たちを裏切り江戸から方舟を動かせないようにし、アレンとティムキャンピーに奏者の資格を与えた。その後、伯爵自身の手によって殺される。
- 14番目の遺志を継いでいる人間が複数おり、現在確認できるのはアレン(ティムキャンピー含む)、クロス、教団に保護されている老人である。方舟を操るための14番目の奏者が使う楽譜がアレンとマナしか分からない暗号文と同じである。
協力者(ブローカー)[編集]
- 多額の報酬と引き換えにAKUMAの材料を用意する仲介業者。原作には登場していない。
その他[編集]
- レロ (Lero)
- 声 - 伊藤静
- 傘型のゴーレム。
- 先の部分に南瓜の顔がついている。伯爵の巨体を身体に乗せて宙に浮かせることが可能で、とても速く飛ぶことができる。時には剣となって伯爵の武器になったり、異空間へと強制ジャンプさせるゲートを開くこともできる。語尾に「 - レロ」とつけてしゃべり、伯爵とノアの一族らには「 - タマ(=様)」と付けて呼ぶ。伯爵が昼寝をしているときなど、ロードによく持ち出されることが多い。心配性で気配りが細かく、伯爵とノアの一族(特にロード)の世話係に苦労が耐えない模様(ロードの宿題を手伝う時もある)。敵側から名で呼ばれることがなく、アレンに名で呼ばれた時は若干の感動を覚えた。
- ティーズ
- 蝶型のゴーレム。
- 千年伯爵作の食人(キャニバル)ゴーレム。蝶型なのは千年伯爵の趣味。羽の種類は様々で主にトランプのマークが付いておりそれぞれ異なる。レロやティムキャンピー同様、人間の言葉を理解することができる。その名の通り人肉を主食にしており、人間を喰えば喰うほど繁殖し増えていく。普段はティキと行動しており、戦闘時には巨大化し武器になることも可能。口内から破壊光線を放つことも出来る。また、作中で具体的に語られてはいないが、ティキの命令を受けたLv3のAKUMAをアジア支部にいたアレンの元に案内できたことから、対象を追跡するための何らかの能力を有していると思われる。
- セル・ロロン
- 声 - 真殿光昭
- カード檻の囚人。
- トランプカードの中の檻に囚われている。牢獄の壁には千年伯爵がティキに殺すように言い渡した者の名が書いてあり、それらはティキが殺すと壁から消せる。名前を全部消せたら檻から出してもらえる。口癖は「デリート」。
- 守化縷(スカル)
- 魔導式ボディ製造工場の番人。
- 生成工場(プラント)の番人をする。分厚いコートを着た骸骨。生まれたては動作が鈍いが、慣れると魔術が使えたり話したりできる。江戸にいたものはすべてクロスに破壊された。
- AKUMAと同様、人間を材料に生み出されている。
脚注 [編集]
以上で作品の核心的な内容についての記述は終わりです。
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