「上月駅」の版間の差分
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2014年8月22日 (金) 23:21時点における版
上月駅(こうづきえき)は、兵庫県佐用郡佐用町上月にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)姫新線の駅である。兵庫県最西端の駅。
概要
この駅から姫路方面、播磨高岡駅までの各駅は神戸支社姫路鉄道部が管轄する。隣の美作土居駅から新見駅までは岡山支社の管轄である。朱色のラインカラーの駅名標が見られるのもこの駅までである。
2010年(平成22年)3月12日までは神戸支社管内でありながら、発着列車は津山方面からの佐用駅止まりの列車のみで占められ、播磨新宮・姫路方面へは隣の佐用駅での乗換が必要であったが、翌13日に当駅から姫路駅までの輸送改善(高速化)事業の完成に伴う試験増発により、姫路方面から直通して当駅で折り返す列車が日中にも拡大した。日中の上り列車は津山方面からの佐用駅止まりの列車(佐用駅始発の姫路方面への列車に接続)と、当駅折り返しの姫路方面への直通列車が、それぞれ2時間ごとに交互(合わせて1時間あたり1本)に発車するダイヤとなった。しかし2012年3月16日を最後に試験増発が終了したため、姫路方面への直通列車は一部を除いて削減された。
歴史
- 1936年(昭和11年)
- 4月8日 - 国有鉄道姫津線(当時)佐用駅 - 美作江見駅間延長により開業。
- 10月10日 - 姫津線が姫新線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)3月13日 - 姫新線高速化事業完成により、姫路方面への直通列車が日中にも拡大。
駅構造
相対式ホーム2面2線で列車交換が可能な地上駅。駅舎は姫路方面行きホーム側にあるが、駅舎側が2番のりばとなっている。姫路鉄道部管理の無人駅となっており、ホーム入口に直立式自動券売機が置かれている。反対側の1番のりばへは津山寄りの構内踏切で連絡している。トイレは水洗トイレがある。
なお、駅舎は佐用町の特産物直売所が併設されている。特産物直売所は飲食店も兼ね、待合室に設置されたテーブルでの食事も可能だが、席数が少ない。主に味噌煮込みうどん・山菜蕎麦・きつねうどんが食べられる。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■姫新線 | 下り | 津山方面 | |
2 | ■姫新線 | 上り | 佐用・姫路方面 | 一部1番のりば |
当駅終着の列車については、姫路方面からは2番のりばに、津山方面からは1番のりばに直接入線するという逆線入線の形を取る。そのため、原則として発着番線は方向別で分かれているが、7時台と20時台には1本ずつ、津山方面からの佐用行き列車が1番のりばに発着している(後者は2番のりばが姫路方面からの列車の折り返しで塞がるため)。
キハ122系・127系に対応したホームのかさ上げは2番のりばの姫路方のみなされているため、2番のりばに到着する列車のうち、当駅折り返しの姫路方面への直通列車はホーム姫路方、津山方面からの佐用行きはホーム津山方に停車する。
夜間滞泊は行われていない。
駅周辺
利用状況
1日平均の乗車人員は41人である(2010年度)。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
- 61人(2000年度)
- 47人(2001年度)
- 42人(2002年度)
- 42人(2003年度)
- 31人(2004年度)
- 33人(2005年度)
- 32人(2006年度)
- 26人(2007年度)
- 27人(2008年度)
- 25人(2009年度)
- 41人(2010年度)
隣の駅
※快速列車(全列車停車)の停車駅は路線記事を参照のこと。