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2022年7月19日 (火) 18:56時点における最新版
柿生駅(かきおえき)は、神奈川県川崎市麻生区上麻生五丁目にある、小田急電鉄の駅である。駅番号はOH 24。
歴史[編集]
現在の川崎市麻生区にある駅としては小田急小田原線開業時からある一番古い駅である。現在、麻生区の中心駅となっている東隣の新百合ヶ丘駅は1974年(昭和49年)開業であり、その他の区内の駅も戦後新興住宅地の開発に合わせて作られた駅ばかりなので、区内で戦前からある鉄道駅としては唯一である。
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 開業。「直通」の停車駅となる。各駅停車は新宿駅 - 稲田登戸駅(現・向ヶ丘遊園駅)間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった。
- 1937年(昭和12年)9月1日 - 小田原駅方面行「直通」に限り停車となる(片瀬江ノ島駅行「直通」は、通過)。
- 1945年(昭和20年)6月 - 従来、新宿駅 - 稲田登戸駅間のみの運行の各駅停車が全線で運行されることとなり、各駅停車の停車駅となると同時に、「直通」は廃止される。
- 1946年(昭和21年)10月1日 - 準急が設定され、停車駅となる。
- 1948年(昭和23年)9月 - 桜準急が設定され、停車駅となる。
- 1960年(昭和35年)3月25日 - 通勤準急が設定され、停車駅となる。
- 1977年(昭和52年)11月20日 - 待避線(副本線)の使用が中止され、後に解体される。
- 1999年(平成11年) - 北口に自動改札機を設置 。
- 2004年(平成16年)12月11日 - 区間準急が設定され、停車駅となる。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 南口に暫定バスターミナルを設置。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。新百合ヶ丘駅開業前は島式ホーム2面4線を有していた。
改札口は東(南口、下りホーム)及び西(北口、上りホーム)にある。特急券売り場は南口にある。改札口と跨線橋を連絡するエレベーターが設置されている。トイレは下りホームに設置されている。
上りホームには改札付近にOX SHOPがある。なお、2009年3月31日までは下りホームに箱根そばが出店していた。
駅自体のホーム有効長は10両と長いものの停車する列車の多くは8両以下である。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■小田原線 | 下り | 小田原・箱根湯本・藤沢・片瀬江ノ島方面 |
2 | ■小田原線 | 上り | 新宿・千代田線方面 |
2012年度の設備投資計画において行先案内表示器の新設が盛り込まれた[1]。
利用状況[編集]
2013年度の一日平均乗降人員は35,933人である[2]。近年の乗降人員・乗車人員の推移は下表のとおり。
年度 | 一日平均 乗降人員 |
一日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1995年 | 19,239[3] | |
1996年 | 18,316[4] | |
1997年 | 18,225[5] | |
1998年 | 18,143[5] | |
1999年 | 17,928[5] | |
2000年 | 17,659[5] | |
2001年 | 17,665[5] | |
2002年 | 17,484[6] | |
2003年 | 34,478 | 17,411[6] |
2004年 | 35,029 | 17,333[6] |
2005年 | 35,143 | 17,508[6] |
2006年 | 35,288 | 17,517[6] |
2007年 | 35,390 | 17,697[7] |
2008年 | 35,443 | 17,731[7] |
2009年 | 34,825 | 17,423[7] |
2010年 | 34,876 | 17,508[7] |
2011年 | 34,736 | 17,308[7] |
2012年 | 35,258 | 17,603[8] |
2013年 | 35,933 |
駅周辺[編集]
南口には商店街、神奈川県警察麻生警察署柿生駅前交番、横浜銀行柿生支店小田急柿生駅出張所、川崎信用金庫柿生支店、柿生郵便局及びJAセレサ川崎柿生支店がある。商店街の東方は丘陵を造成した大規模な住宅地であり、到達するには急な坂を経由する必要がある。また、北口には2軒のスーパーマーケット(マルエツ柿生店・そうてつローゼン柿生店)、横浜銀行柿生支店及び三井住友銀行柿生支店、川崎市消防局麻生消防署柿生出張所がある。
路線バス乗り場は南口(東側)と北口(西側)、タクシー乗り場は南口にある。
駅前の道路と駅前広場は極端に狭い。その原因は、津久井道の旧道がそのまま駅前商店街になっているという歴史的経緯や、駅開業当初の土地買収の方法などに起因しているため、2011年現在、再開発事業が計画されている。道路事情の悪さについてはマスメディアでも何度か紹介されており[9]、駅周辺では交通整理をする警備員の姿が常時見られる。
駅前道路の安全性確保のため、2007年4月1日から駅南口隣接地に暫定のバスターミナルを設置した。これを契機に再開発事業が計画されている柿生町田線の駅前部分180mを先行開発することも進められている。
駅北部に川崎市立柿生小学校、麻生図書館柿生分館、NTT東日本の電話局及び柿生緑地がある。川としては麻生川及び片平川が流れている。片平川は駅西部で麻生川に流入し、麻生川は下麻生において鶴見川に流入する。小田急線は駅南部において麻生川を横断する。駅北部においては小田急線は麻生川と並行して走り、麻生川沿岸には600m程に渡って桜並木及び集合住宅群がある。また、駅南部には川崎市立柿生中学校や柿生地区会館(麻生区役所柿生出張所)がある他、麻生川に沿って3つの病院(麻生総合病院・麻生リハビリ総合病院・柿生記念病院)が並んでいる。その西方には麻生環境センター(下水処理場)及び緑の広場がある。
主要道路は、駅西部を小田急線と並行に走り拡幅計画のある津久井道(県道3号)、及び南部で枝分かれして柿生陸橋となり麻生川と平行に走る横浜上麻生道路(県道12号)である。なお、津久井道は鶴川駅北東において鶴川街道と合流する。
西部は東京都町田市能ヶ谷に接し、南部は同市三輪町に接している。 日立製作所システム開発研究所などが付近にある。
当駅から鴨志田団地循環のバスに乗車して「寺家ふるさと村停留所」で下車、又は市が尾駅・桐蔭学園方面行のバスに乗車して「鉄町(くろがねちょう)停留所」で下車すると、寺家ふるさと村(横浜市青葉区寺家町)がある。ここには昔のこのあたりの農村の姿と民家が保存されている。
鶴川女子短期大学(町田市三輪町)は鶴川駅及び当駅が最寄り駅である。神奈川県立麻生総合高等学校(片平)、明泉学園鶴川高等学校(町田市三輪町)及び東京田中短期大学(同)は当駅が最寄り駅である。桐蔭学園へのバスアクセスができる駅の一つである。
バス路線[編集]
路線バスは、小田急バス、川崎市交通局(川崎市バス)、東急バス、神奈川中央交通(相模神奈交バス)の4事業者が乗り入れている。以前は東急東横線綱島駅まで運行されるバス路線もあったが、東急田園都市線開業に伴い路線が分断されており、現在では東急線方向へは田園都市線各駅までの運行となっている。付近の多摩丘陵が宅地開発される以前から運行されている比較的長距離の路線が多い。なお、番号が付いていないバス停があるため、本項の記載は「バス停番号なし」とした上で、バス停の設置位置を併記する。
南口[編集]
- 1番のりば
- 2番のりば(東急バス)
北口[編集]
以前は北口改札口が朝のラッシュ時のみの開設だったため、北口バスのりばへは一旦南口改札を出て北側にある踏切を経由する必要があったが、1990年代に解消された。
- 4番のりば(小田急バス)
- 5番のりば(小田急バス)
- バス停番号なし、北口改札前マンション前(神奈中バス)
- バス停番号なし、北口改札前マンション反対側(神奈中バス)
- 淵24 - 登戸行 ※休日朝1本のみ
- 柿26・柿27 - 下黒川経由 若葉台駅行 ※休日各1本のみ
- バス停番号なし、マルエツ駐車場
- 臨時のりば - 桐蔭学園行
駅名の由来[編集]
禅寺丸柿の原産地であり、柿の名産地であったことから名付けられた「柿生村」という地名から、「柿生」と名付けられる。なお柿生村自体は1939年4月に川崎市に編入されており、地名としては現存しない。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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