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キャスターは、[[KBCニュースピア630]]のキャスターでもある[[近藤鉄太郎]]と[[武藤麻美]]。最初に各地のニュースをキャスターが伝えた後、各地のミニ特集を放送する。以前は終了前に天気予報を放送していた。
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ユニバーサル ミュージック合同会社'''(''Universal Music LLC'')は、[[日本]]の[[レコード会社]]。[[フランス|仏]]・[[ヴィヴェンディ]]傘下の[[アメリカ合衆国|米]]・[[ユニバーサル ミュージック グループ]]の日本法人。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==

2020年1月14日 (火) 20:23時点における最新版

ユニバーサルミュージック

ユニバーサル ミュージック合同会社Universal Music LLC)は、日本レコード会社ヴィヴェンディ傘下のユニバーサル ミュージック グループの日本法人。

概要[編集]

日本に拠点を置く外資系レコード会社の中では最大手である。外資系ではあるが役員に実績のある生え抜き社員を登用するなど、民族系同業他社と同等の経営体制となっている。

日本法人は前身のポリグラム系(トーラスは除く)3レーベルとユニバーサル ビクター(MCAレコード)2000年に経営統合させており、ユニバーサル ミュージック グループが保有するロックカントリークラシックジャズといった洋楽に加え、J-POP演歌歌謡曲を含む)の音源・アーティストを多く擁している。2012年には親会社によるEMI買収に伴い、同業大手のEMIミュージック・ジャパンを吸収し、事業規模を拡大している。

邦楽・J-POPに関しては前身のポリグラムでの石坂敬一社長(当時)就任後より、同一資本下で独立した制作部門・レーベルを複数設けてグループ内で切磋琢磨させヒット作を生み出すことを狙いとしており、A&Rに注力している。現法人発足後は社内カンパニー制を採りいれて制作部門が独立した組織となっているが、SMEJエイベックス・グループとは異なり、事業分野別の分社化は行っていない。

「ユニバーサル」およびそのロゴマークである地球儀マークを冠するソフト会社としては、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(旧ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン)も存在するが、こちらはコムキャストNBCユニバーサル傘下で、現在両社に直接の資本関係はない。

沿革[編集]

  • 1927年 - 「日本ポリドール株式会社」の前身、「日本ポリドール蓄音器株式會社」が設立される。ドイツ・グラモフォン傘下のポリドールレコードの、国内での販売を開始。
  • 1953年 - 「日本ポリドール株式会社」が、ポリドール・レコード(イギリス)富士電機製造の出資で設立される。
  • 1956年 - 日本ポリドールが「日本グラモフォン株式会社」に社名変更。
  • 1962年 - ドイツ・グラモフォンフィリップス・レコード(フォノグラム)が、それぞれの出資母体であるシーメンスフィリップスの下で提携し、DGG/PPIグループ(グラモフォン・フィリップスグループ)を結成。
  • 1966年 - 日本ビクターレコード事業部(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)内にフィリップス事業部が作られ、日本に於いて「フィリップス」レーベルでの邦楽流行歌の制作が開始される。
  • 1969年 - 目黒区大橋に日本グラモフォンの自社ビル(~2002年)が完成。
  • 1970年8月 - フィリップス・レコード(フォノグラム)が日本法人として「日本フォノグラム株式会社」を設立し、日本ビクターから独立。
  • 1971年 - シーメンスとフィリップスは折半出資でポリグラムを設立し、DGG/PPIグループのレコード会社を傘下に入れ、レコード事業を統合させる。
    • 11月 - 日本グラモフォンが「ポリドール株式会社」に社名変更。
  • 1972年 - フォノグラムがポリドール・レコードを子会社化し、ポリグラム傘下に入る。
  • 1990年4月20日 - ポリグラムの日本事業統括法人として「ポリグラム株式会社」を創立。
  • 1992年12月 - ポリドールKK、日本フォノグラムKKの管理・輸入・商品管理部門をポリグラムKKへ移管。
  • 1993年2月 - ポリドールKK内のb.gramレーベルを、ビーイングと共同出資の上B-Gram RECORDSとして法人化。この年、ZARDのヒットで過去最大の売上を記録。
    • 12月 - ポリドールKKと日本フォノグラムKKの開発本部、営業本部、クラシック本部が、邦楽制作部門を残しポリグラムKKへ移管。
  • 1994年11月 - 東芝EMI(現・EMIミュージック・ジャパン(EMIJ))取締役の石坂敬一が、ポリグラムからヘッドハンティングを受け移籍、代表取締役社長に就任。
  • 1995年3月 - 日本フォノグラムがマーキュリー・ミュージックエンタテインメント株式会社(英略称:MME)に社名変更。松田聖子ら専属アーティストの開拓を活発化。
    • ポリドール出身の多賀英典が興したキティグループの「キティエンタープライズ」(旧:キティレコード)および音楽制作部門の「キティミュージック株式会社」がポリグラムKKの資本下に入る。キティミュージックは「ポリグラム・ミュージック・ジャパン株式会社」に社名変更。
    • ポリドール出身の五十嵐泰弘が興した「トーラスレコード」がポリグラムKKの資本下に入る。後の1997年に社名を「ニュートーラス」に改称。
  • 1998年11月 - ポリグラムの親会社であるフィリップスが、ポリグラムの株式全てをMCA(現:NBCユニバーサルの一部)の親会社であったシーグラムに売却。アメリカではMCAレコード・ポリグラムが経営統合したことに伴い12月に「ユニバーサル ミュージック」発足。ポリグラムのクラシックレーベルは徐々にユニバーサルへ変更される。
  • 1999年7月 - ポリグラムKKが「ユニバーサルミュージック株式会社」に社名変更。
    • ニュートーラスがユニバーサル ミュージックKKに吸収合併される形で解散。
  • 2000年
    • 2月 - 東京国税局の税務調査で、ユニバーサルミュージックKKとポリドールKKの二社で約250億円の申告漏れが発覚し、約100億円の追徴課税に応じたことが報じられる。両社はモータウン買収時に、米国の投資組合にポリグラムの外国法人と共同出資しているが、モータウンの事業利益は最小出資者である米国法人が実質独占しているにもかかわらず、日本法人はのれん取得費用の損金を自社利益と打ち消すよう毎年計上することで節税を図ったとされる(移転価格税制)。
    • 8月 - ユニバーサルミュージック発足時のレーベル・部門別に社内カンパニー制を導入。「ポリドール」(ポリドールKKの営業・制作事業をユニバーサルミュージックKKに移管)・「ユニバーサル」(ユニバーサル ビクターの邦楽部門)・「ユニバーサル・インターナショナル」(ポリグラムおよびMCAの洋楽・クラシック部門)をそれぞれ発足する。
    • 9月 - 社内カンパニーのキティエンタープライズがMMEに吸収され、キティMMEとなる。
  • 2001年7月 - ユニバーサル、ポリドールの同レーベルの制作クレジットを「ユニバーサル ポリドール」と二重に変更する。
  • 2002年6月 - 本社を目黒区大橋から港区青山一丁目駅の近くに完成した新社屋に移転。
    • 6月末 - 邦楽制作部門の社内カンパニーであるユニバーサル、ポリドール、キティMMEの3レーベルを統合・集約し、「ユニバーサルJ」に一新する。
  • 2003年12月 - ビクターエンタテインメントとの販売委託契約、業務提携を解消。2004年1月より自社販売を再開。
  • 2004年1月 - ユニバーサルJよりキティMMEの流れを汲む社内カンパニー「ユニバーサルシグマ」を設置。
  • 2007年1月 - ユニバーサルJから主に旧ポリドール系の制作・宣伝スタッフにより、社内カンパニー 「ナユタウェイヴ レコーズ」(NAYUTAWAVE RECORDS)を分裂する形で設置。
  • 2008年1月 - 社内カンパニーの「USM JAPAN」を改組し、「ユニバーサル ストラテジック マーケティング ジャパン」を発足。
  • 2009年
  • 2011年10月 - CMのサウンドロゴ導入。
  • 2012年
    • 1月 - 「ユニバーサル ストラテジック マーケティング ジャパン」の名称が「USMジャパン」となる[1]
    • 7月 - 東京国税局から2012年12月期までの3年間に約90億円の申告漏れを指摘される。
    • 10月1日 - 親会社によるEMI(レコード制作部門)の買収に伴い、株式会社EMIミュージック・ジャパン(EMIJ)を傘下に収める[2]
  • 2013年
    • 1月15日 - 小池CEO兼社長がEMIJの代表取締役社長兼CEOを兼務する[3]
    • 4月1日 - EMIJを吸収合併する形で経営統合し、邦楽部門は「EMI Records Japan」として運営を開始する[4]。これにより、赤坂Bizタワー内にあったEMIJの本社オフィスは同社の赤坂オフィス(本社ビルは青山オフィス)となる。
    • 9月 - 同年の2月7日に、 親会社が所有していたEMIレコードの主要部門であるパーロフォン・レーベル・グループワーナー・ミュージック・グループへ売却したことに伴い[5]、日本でのEMIクラシックス(旧EMIミュージック・ジャパン原盤を除く)や欧州のEMI(ビートルズを除く)の販売権が、ワーナーミュージック・ジャパンへ移行する。
    • 10月2日 - 同社のレーベル「EMI Records Japan」の規格品番が、東芝EMI時代から長年使われていたTO(TOCT、TOCP等、邦楽アーティストの場合、マキシ・シングルまたはアルバムだとTOCTから始まる)からTY(TYCT、TYCI、TYCN、TYCP等、同じく邦楽アーティストのマキシ・シングル、アルバムはTYCTから始まる、かつてはユーメックスが使用していた)に変更される。
  • 2014年
    • 1月1日 - 副社長として邦楽部門を統括していた藤倉尚が社長兼最高経営責任者 (CEO) に就任[6]。前CEO兼社長の小池一彦は代表権の無い会長に就任した。NAYUTAWAVE RECORDSとEMI Records Japan EMI Jを統合し「EMI RECORDS」が発足、EMI Records Japan EMI Rは「EMI R」とする[7]
    • 2月5日 - エムティーアイとの共同出資により株式会社ZERO-Aが設立。
    • 4月15日 - EMI RとDelicious Deli Recordsを統合して「Virgin Music」が発足し[注 1]、直下に「Virgin Records」と「Delicious Deli Records」を置く[8]
    • 5月 - EMI RECORDSの規格品番がUPに統一された。これにより規格品番のTYはVirgin Music専用となる。

設立母体[編集]

レーベル[編集]

現在ユニバーサルミュージックは、ジャンル別に以下のレーベルからそれぞれ商品を発売している。

邦楽[編集]

  • UNIVERSAL J(ユニバーサルJ) - 2002年にユニバーサルポリドールとキティMMEを吸収した邦楽部門。現在は分割され、旧ユニバーサルビクター流れを汲む。
    • UNIVERSAL - ユニバーサルビクターの邦楽レーベルとして設立。メインレーベルの1つだったが、現在は福山雅治の作品でしか使用されていない(実際規格番号がUU(CDの場合UUCHから始まる)から始まる商品も福山雅治の作品でしか使われていない)。
    • Polydor - 以前は主力レーベルだったが、現在はスピッツ等の作品でしか使用されていない。
    • Perfume Records - Perfumeのプライベートレーベル。
    • ASSE!! Records - HYのプライベートレーベル。
    • 歌姫レコード - 中森明菜のプライベートレーベル。2014年にユニバーサルシグマから移籍。
    • Far Eastern Tribe Records(ファー・イースタン・トライブ・レコーズ)
  • UNIVERSAL SIGMA(ユニバーサルシグマ) - 2004年にユニバーサルJから分割されて設立された。かつて存在した邦楽セクション旧キティMMEの流れを汲む。
  • EMI RECORDS - EMIミュージック時代に存在していたCapitol MusicがUMに吸収されたのに伴い改組したEMI RECORDS JAPAN EMI Jと旧ポリドールの流れを汲むNAYUTAWAVE RECORDSが併合されて設立された(レーベルの名称は、嘗てはUMとの統合前の主力レーベルだった「EMI」という名を残したものである。)。
  • Virgin Music - EMI RとDelicious Deli Recordsが併合されて設立された。
    • Virgin Records(ヴァージン・レコード) - EMIミュージック時代に存在していたVirgin RecordsがUMに吸収されたのに伴い改組したEMI Rが前身。
    • Delicious Deli Records(デリシャス・デリ・レコーズ) - 以前はユニバーサルインターナショナル内に組まれていた。
  • ZEN MUSIC
  • USM JAPAN(USMジャパン) - インターナショナルの邦楽部門。主にコンピレーション・旧譜の発売が中心。
  • ZERO-A - 以前はユニバーサル ミュージックのレーベルだったが、2014年2月5日に株式会社ZERO-Aが設立され、以降は同社のレーベルとなった。
  • e-SUM RECORDS - 配信限定。

洋楽[編集]

  • UNIVERSAL INTERNATIONAL(ユニバーサルインターナショナル)
  • UNIVERSAL CLASSICS & JAZZ(ユニバーサルクラシックス&ジャズ)
    • UNIVERSAL CLASSICS(ユニバーサルクラシックス)
    • UNIVERSAL JAZZ(ユニバーサルジャズ)
  • USM JAPAN(USMジャパン) - 主にコンピレーション・旧譜の発売が中心。

旧ポリグラム系[編集]

旧MCA系[編集]

旧EMI系[編集]

ポリドール映像販売会社[編集]

ユニバーサルミュージック(旧ポリドールK.K.系)内のビデオソフト企画・発売部門。名称に販売会社とあるが法人格はなく、ユニバーサルミュージック内に置かれた部門である。
テレビ番組(NHK・TBS系で制作された作品および旧作のテレビアニメが多い)、映画お笑いなどのオリジナルビデオなど、ミュージックビデオではないソフトを取り扱う。
ポリドールK.K.時代からポリグラム株式会社が販売元であったため、「Polygram Video」のロゴが使われた。 ポリグラムが現社名へ変更後はユニバーサル・ミュージックとしてのUNIVERSALロゴを使用している。

1990年代後半にはキッズステーションで、タッチなど旧作テレビアニメのビデオソフトを通信販売する60秒のテレビCMを放映していた。これはキティ・フィルムの母体であったキティ・エンタープライズが1995年にポリグラム傘下となり、販売元がポリグラム映像販売会社(ポリグラムK.K.)へ移行した関係による。一方、キティ・エンタープライズから切り離された本業のキティ・フィルムは映像ソフト会社としてファイブ・エース(5-ACE)を別に有していたため、現在もキティ・フィルムがビデオ化権利を保有する作品は同社から発売されている。

日本ではNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(旧ジェネオン、パイオニアLDC)が発足すると、同じUNIVERSALロゴを使用してビデオソフトを発売しているため、規格番号や記載されている発売元社名を確認する方法でしか見分けがつかない為に販売現場では取り間違え等のトラブルの原因にもなっている[誰?]

UNIVERSAL D(ユニバーサルD)[編集]

ユニバーサルミュージック内の受託販売部門。ポリグラム時代から、小規模レーベルやインディーズレーベルの全国委託販売を積極的に手がけている。

販売委託レーベル[編集]

かつて販売受託していたレーベル[編集]

  • Fun House(現:アリオラジャパン / ソニー・ミュージックレーベルズ) - 1988年4月から1996年4月まで。1996年3月にBMGビクターの子会社化に伴い、BMGへ移管。
  • B-Gram RECORDS(現:ビーイング) - 1993年3月から1995年2月まで。1991年にポリドール内に設立されていたレーベル"b.gram"を、ZARDのヒットを機にポリドールと音楽制作会社ビーイングの共同出資によって法人化。当初は1993年1月に設立予定で、ZARDの「負けないで」は新会社B-GramよりBGD(S)H-1001の品番で発売予定だったが設立が、遅れた為にポリドールより発売された経緯がある。1995年3月・ビーイングが自前の販売会社J-DISCを設立したのに伴い販売元が移管したが、1997年頃までポリドールの社員が出向してB-Gramのレーベルマネージメントに当たっていただけでなく、2000年初頭までビーイングが台湾に新光集団とレコード会社新光美音を設立するまでは、台湾や香港の東アジア諸国・東南アジア諸国に於ける現地盤や日本からの航空盤(輸入盤)をポリグラムの現地法人を通じて発売していた。

在籍アーティスト[編集]

洋楽アーティスト[編集]

ユニバーサルインターナショナル[編集]

クラシック&ジャズ アーティスト[編集]

ユニバーサルジャズ[編集]

ユニバーサルクラシックス[編集]

邦楽アーティスト[編集]

ユニバーサルJ[編集]

Far Eastern Tribe Recordsのアーティスト参照

ユニバーサルシグマ[編集]

EMI RECORDS[編集]

Virgin Records[編集]

Delicious Deli Records[編集]

e-SUM RECORDS[編集]

USMジャパン[編集]

ユニバーサルD[編集]

ZERO-A[編集]

ZERO-A を参照

旧所属アーティスト[編集]

関連企業[編集]

  • 株式会社ポリスター
    • 株式会社プライエイド・レコーズ
    • 株式会社スリーディ・システム

備考[編集]

現在の本社ビルは、かつてマイカルグループが東京地区の拠点として利用していた建物である。なお、マイカルはマイカルハミングバードを通して音楽ソフト事業を行っていた(現在はワーナーミュージック・ジャパンに譲渡)。

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 厳密には旧EMIミュージック・ジャパンに存在していたレーベルの復活である。
  2. ソロデビュー当初は以前いたバンドの元所属レーベル・Epic Sony(現エピックレコード)に所属していた。
  3. ザ・ハイロウズとしての事実上の最終リリースであるベスト盤はBMG JAPANより発売。
  4. 2012年度後半以降には業務提携先・アニプレックスからもリリース。

出典[編集]

外部リンク[編集]