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*[[えなりかずき!そらナビ]](「[[ひるおび!]]」枠金曜日12:55 - 13:55・[[CBCテレビ|CBC]]制作TBS系全国ネット。3週おきに前中後半入れ替え)*2009年4月3日~2010年9月まで。
 
* [[日曜洋画劇場]](テレビ朝日系・日曜21:00 - 22:54 隔週前後半入れ替え)*2013年4月より「日曜エンターテインメント」へ移行。
 
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2015年12月20日 (日) 19:06時点における最新版

積水ハウス株式会社(せきすいハウス)は、大阪府大阪市北区に本社を置く住宅メーカーである。

目次

沿革[編集]

1960年積水化学工業株式会社ハウス事業部を母体とし、積水ハウス産業株式会社を資本金1億円にて設立(1963年に積水ハウス株式会社に商号変更)。現在は積水化学工業の連結対象からは外れている(セキスイハイムは積水化学工業の商品名である)。

2012年度の販売戸数45098戸で国内第1位(内訳:鉄骨1万1945戸、木造4246戸、集合住宅2万8907戸)、売上高は1兆223億円で大和ハウス工業株式会社に次ぐ第2位。

子会社には積和不動産積水ハウスリフォームなどがある。社団法人プレハブ建築協会に加盟。

みどり会UFJグループ)、大輪会大和銀行、現・りそな銀行)加盟企業。

同社のコーポレートメッセージは2013年5月現在「SLOW&SMART ゆっくり生きてゆく、住まいの先進技術」(ただしテレビ朝日の提供読みは「SLOW&SMART、積水ハウス」と読む)。また広告では「家に帰れば、積水ハウス。」も使用されている。

2008年6月24日に環境省エコファースト企業として認定。販売する全ての新築戸建住宅からの生活時の二酸化炭素排出量を1990年比で6%削減すること、次世代省エネ基準以前に施工した約50万戸の住宅の省エネリフォームを推進すること、太陽光発電や燃料電池の導入による二酸化炭素オフ住宅を推進することなどが約束された。

2013年4月26日にグランフロント大阪「ナレッジキャピタル」内に、SUMUFUMU LABをオープン。同時にダイアログ・イン・ザ・ダークとの共創プログラム「対話のある家」を設置。

2014年6月16日に本社のある梅田スカイビルを中心とする新梅田シティ内閣総理大臣賞を受賞。この内閣総理大臣賞は公益財団法人都市緑化機構が主催する「緑の都市賞」の最上位である。

概要[編集]

大手プラスティックメーカーである積水化学工業を母体していた積水ハウスは、1963年にプラスティックを材料に住宅を完成させた。しかし脆い上にコストが莫大にかかるためオールプラスティックによる住宅は断念。しかしこの経験が基になり、後に鉄骨とプラスティックを使用した新しいプレハブ住宅「A型」を完成させた。

販売体制についても「A型」発売当初は母体であった積水化学工業が行っていた代理店販売方式を踏襲していたが、東京都千代田区末広町に日本初となる住宅展示場をオープンさせるなど直接販売方式へと移行した。

大和ハウス工業や積水ハウスは鉄鋼系プレハブ住宅、ミサワホームは木質系プレハブ住宅を販売する。また積水化学工業の住宅ブランド、セキスイハイムは鉄骨ラーメン構造のボックス型ユニットを工場にて生産し、建築現場で組み立てるという方式を採用している。

2001年より「5本の樹」計画として自生種・在来種の植栽を進めており、2013年4月現在累計植栽本数が900万本を突破した。積水ハウスのエクステリア事業の売上高は587億円(2013年1月期)であり、国内最大の造園会社である。

2008年に国際事業部を設置し海外事業へ参入した。

2009年のオーストラリアでの住宅事業参入を皮切りに、「シンコ・ランチ」プロジェクトにて米国への居住用不動産事業への参入も果たしている。また2012年には中国・瀋陽に鉄骨住宅生産工場が完成し、操業を開始した。日本の本格的な工業化住宅生産工場が中国に進出したのはこれが初めてである。

パワハラ自殺和解金6000万円支払い(2015年4月)[編集]

大手住宅建設会社「積水ハウス」(本社・大阪市)の社員だった長男(当時35歳)が自殺したのは上司のパワーハラスメントが原因だとして、両親が同社に慰謝料など約9280万円の損害賠償を求めた訴訟が大阪地裁であり、同社が和解金6000万円を支払う条件で和解したことがわかった。3月24日付。

訴状などによると、長男は2010年8月以降、兵庫県西宮市内の事務所で客からの苦情対応などを担当。上司から、部下の指導が不十分との理由で「死んでしまえ」「クビにするぞ」などと日常的に罵倒されるようになった。2011年9月1日に行方不明となり、6日後、大阪市内の淀川で溺死しているのが見つかった。

神戸西労働基準監督署は、心理的負荷で適応障害を発症したことが自殺につながったと認定。両親は2013年2月に提訴し、同社側は「叱責はあったが、罵倒はしていなかった」などとして請求棄却を求めていた。

同社は読売新聞の取材に対し、「円満に解決するために和解したが、コメントは控えたい」としている。

主な商品[編集]

国土交通大臣認定の制振構造である、地震動エネルギー吸収システム「シーカス」(SHEQAS:Sekisui House Earth-Quake Absorbed System)を開発。これまでの一般的な耐震システムでは躯体自体に損壊は見られないものの、内装部への損傷が大きかったためできるだけ揺れを抑える構造が求められていた。

ちなみに、同社独自の調査によれば、これまでの構造でも、阪神・淡路大震災ではブレースは数センチ伸びて揺れを吸収し、それ自体の損傷もほとんどみられなかったといっている(※自社独自調査による発表)

鉄骨構法[編集]

  • ISシリーズ
  • Beシリーズ

木造構法(シャーウッド)[編集]

  • Gravisシリーズ
  • パーソナルオーダーメイドシリーズ

3,4階建て住宅[編集]

  • ビエナ(鉄骨構法)
  • マキシオ(木造構法)

ゼロエネルギー住宅[編集]

  • グリーンファーストゼロシリーズ

分譲マンション[編集]

  • グランドメゾン

賃貸住宅[編集]

  • シャーメゾン

主な関係会社[編集]

主な分譲開発地[編集]

分譲住宅地[編集]

北海道[編集]

東北[編集]

  • 外旭川分譲地 - 秋田県
  • コモンヒルズ御所野 - 秋田県

関東[編集]

  • 佐倉そめい野 - 千葉県佐倉市染井野
  • 神和台 - 名谷町の中山地区の一部が、積水ハウスによって造成されてできた住宅地
  • 霞ヶ丘団地- 旧団地地域内に大京の大型分譲マンションや積水ハウスなどによる戸建分譲住宅の建設プロジェクトが進められる
  • コモンシティひがしはる野(東大宮)積水ハウス - 埼玉県さいたま市
  • コモンガーデン草加 - 埼玉県草加市
  • コモンステージ武蔵府中「杜季の街」(第1期) - 東京都府中市
  • コモンライフ岩槻南平野 - 埼玉県さいたま市
  • コモンステージひたち野パルケ - 茨城県牛久市
  • コモンステージ上福岡 - 埼玉県ふじみ野市
  • コモンステージおゆみ野南 - 千葉県千葉市緑区おゆみ野南5-26-83他
  • つくば研究学園新都の街 - 茨城県つくば市
  • つくば豊里の杜さくら公園前 - 茨城県つくば市
  • コモンガーデン仲町台 - 横浜市
  • コモンステージひたち野 パーク・イン・パーク - 牛久市ひたち野西
  • コモンシティ甚目寺
  • コモンスクエア南大沢 サナレアの丘 - 東京都八王子市
  • コモンステージ武蔵府中 杜季(とき)の街 - 東京都府中市
  • かずさの杜ちはら台 - 千葉県市原市
  • コモアしおつ - 1987年に積水ハウスが四方津駅北側を造成、山梨県上野原市
  • コモンガーデン阿見本郷 - 茨城県稲敷郡阿見町
  • コモンステージ東鳩ケ谷ArtGardenさくら木の丘 - 埼玉県川口市
  • コモンステージ上福岡 - 埼玉県ふじみ野市
  • コモンヒルズみなみ野「イーストウィング」- 東京都八王子市
  • コモンステージひたち野パルケ・デル・ソル - 茨城県牛久市
  • コモンステージ坂戸にっさい六花雲雀野 - 埼玉県坂戸市
  • クラスヒルはるひ野 - 神奈川県川崎市
  • コモンステージおゆみ野 FIRST HILLS - 千葉県千葉市緑区おゆみ野
  • コモンヒルズセンター北「育みの丘」- 神奈川県横浜市都筑区
  • 古河ニュータウンけやき平 - 茨城県古河市
  • コモンスクエア南大沢 - 東京都八王子市
  • コモンガーデン本郷の杜 - 埼玉県さいたま市北区
  • 「シフォンの丘」(八王子みなみ野シティ) - 東京都八王子市
  • かずさの杜ちはら台
  • コモンステージひたち野
  • グリーンタウン高尾住宅
  • みらい平 陽光台 - みらい平202街区、TXみらい平駅最寄、共同分譲
  • コモンアベニュー毛野 -

中部[編集]

  • 矢田川 (愛知県)ザ・シーン城北(超高層棟を持つ積水ハウスの集合住宅群)
  • コモンヒルズ北山 - 岐阜市
  • グリーンランド柄山 - 岐阜県各務原市
  • 岐阜グリーンランド - 岐阜県岐阜市日野南、1989年

北陸[編集]

近畿[編集]

  • コモンシティ星田- 大阪府住宅供給公社と積水ハウスにより、開発が進められた。
  • 和大学園前ふじと台 - 和歌山県和歌山市、学園城郭都市
  • きらりタウン近江舞子 - 滋賀県大津市南小松
  • リフレ岬望海坂 - 大阪府岬町
  • 和大学園前「ふじと台」- 和歌山県和歌山市
  • グリーンピア佐野 - 東近江市佐野町
  • 高槻日吉台4番町宅地開発
  • 藤井寺分譲地"藤井寺市春日丘"
  • 狭山駅西側の住宅地「南海さやまハーモニータウン」(積水ハウスが分譲)
  • コモンステージ田原台
  • 幣久良神社敷地 - 積水ハウスによる宅地開発

中国[編集]

四国[編集]

  • サンディスク陽南台 - 松江市国屋町

九州[編集]

  • コモンライフおさゆき、ビューシティ 楡の木坂(にれのきさか) - いずれも北九州市小倉南区。現在のURによる徳力団地開発を契機として造成された住宅団地。コモンライフおさゆきは昭和期の積水ハウス単独事業だが、楡の木坂は平成期における他の事業者との共同事業。
  • ヒルサイドアベニュー華里 - 北九州市八幡西区
  • 折尾さつき台 - 北九州市八幡西区
  • 野田町分譲住宅地 - 熊本市
  • フランネル壱岐 - 福岡県福岡市西区, 事業者/福岡県住宅供給公社, 基本計画者として
  • コモンライフ新宮浜 - 福岡県粕屋郡新宮町, 基本計画者は宮脇檀建築研究室、1982年
  • コモンヒルズ生目心町
  • サンアベニュー泉ヶ丘 - 合志市
  • コモンガーデンシティ桜路 - 合志市)
  • グランドメゾン - シーサイドももち西部ガスミュージアム跡地-西部ガスライフサポートによる24階建ての老人ホームと

開発実績[編集]

都市開発[編集]

  • 六甲アイランドシティ - 神戸市沖の131haの人工島で「行きたい街・住みたい街」をテーマに職住接近、多世代居住、国際色豊かな都市を目指したまちづくり。
  • 新梅田シティ - 梅田スカイビルを中心に、国際交流と地域コミュニティーの共生を目指した都市開発。2013年20周年を迎えた。
  • シーサイドももち - 福岡市のウォーターフロントの埋め立て、砂浜と松林を再現するなど、緑豊かな住環境を実現したマンションや戸建住宅、商業施設の複合開発。
  • 西宮マリナパークシティ - 西宮市の人工島・西宮浜でのマンションと戸建住宅のまちづくり。新西宮ヨットハーバーがある。
  • 福岡アイランドシティ - 博多湾の人工島に官民協働で公園や道路などと調和のとれたまちづくり。マンションと戸建て住宅を供給。
  • SAXAの杜 - 隣接する公園との一体感を演出した、商業施設、戸建て住宅、集合住宅の複合開発事業。

ビル[編集]

  • 赤坂ガーデンシティ - 東京都心の再開発事業として「経年美化」の発想を取り入れたオフィスビル。
  • 東京ミッドタウン - 旧防衛庁跡地に緑を積極的に取り入れ、美術館やホールなどもそなえた6社のJVによる大規模再開発事業。
  • 台場ガーデンシティビル - 臨海副都心のオフィスビル。
  • 本町ガーデンシティ - 「都市再生特別地区」の適用を受け、景観に配慮した約130mの高層ビル。高層階はセントレジスホテル大阪。
  • ガーデンシティ品川御殿山 - ソニー本社跡地の再開発事業。環境配慮型オフィスビルと賃貸マンションを建築。
  • グランフロント大阪 - 大阪最後の一等地といわれる「うめきた」での12社によるJV。オフィス、商業施設、ホテル・サービスアパートメント、分譲住宅、ナレッジキャピタルで構成。

ホテル[編集]

海外事業[編集]

沿革[編集]

積水ハウス産業株式会社設立 [編集]

  • 1960年
    • 積水化学工業株式会社にハウス事業部を設置
    • 積水ハウス「A型」発売
    • 東京都千代田区末広町駅近くに初のモデルハウス開設
    • 積水化学工業株式会社ハウス事業部を母体とし、積水ハウス産業株式会社を資本金1億円にて設立
    • 取締役社長に上野 次郎男就任
    • 建設業者登録(建設大臣登録(ト)第5286号)
  • 1961年
    • 宅地建物取引業者登録(大阪府知事登録 (1)第6714号)
    • 積水ハウス「B型」発売
    • メータモジュール採用
    • アルミサッシ採用
  • 1963年
    • 取締役社長に田鍋 健就任 10月 積水ハウス株式会社に商号変更
    • 日本初の総合住宅展示場名古屋市、期間限定)に出展
  • 1968年
  • 1969年
    • 宅地建物取引業者免許(建設大臣免許 (1)第540号)

株式上場[編集]

バブル景気[編集]

売上高1兆円突破、阪神淡路大震災[編集]

更なる環境保全の時代へ[編集]

  • 2000年
    • 低層賃貸住宅を「シャーメゾン」としてブランド名統一
  • 2001年
    • 累積建築戸数150万戸達成
  • 2002年
    • 滋賀工場に「住まいの夢工場」オープン
    • 住宅におけるユニバーサルデザインの本格展開を宣言
  • 2003年
  • 2004年
    • 東北工場に「東北 住まいの夢工場」を設置
  • 2005年
    • 積和不動産6社を100%完全子会社化
    • リフォーム事業を会社分割し、100%子会社の積水ハウスリフォーム株式会社に承継
  • 2006年
  • 2007年
    • 千葉大学との共同研究「ケミレスタウン・プロジェクト」に参画
  • 2008年
    • 代表取締役会長兼CEOに和田 勇就任
    • 代表取締役社長兼COOに阿部 俊則就任
  • 2009年

創立50周年、累計建築戸数200万戸突破[編集]

  • 2010年
    • 積水ハウスグループ 2010年度中期経営計画発表
    • 累積建築戸数200万戸達成
    • 地球温暖化防止のための国民運動「チャレンジ25キャンペーン」にスターティングメンバーとして参画
  • 2011年
    • 太陽光発電システム搭載の戸建住宅 業界初の年間1万棟を突破
    • 「東北 関東大震災対策本部」を設置
    • 瀋陽蘇州で大型都市開発プロジェクトを開始
  • 2012年
    • 静岡工場で木造住宅「シャーウッド」向け陶版外壁「ベルバーン」の新製造ラインが稼働開始
    • 中国・初の生産拠点、瀋陽の鉄骨住宅生産工場完成
  • 2013年
  • 2014年
    • フラッグシップモデルであるISシリーズが30周年
    • 100%子会社である積水ハウス投資顧問株式会社が資産の運用を行う、積水ハウス・リート投資法人が不動産投資信託証券市場へ上場

許認可登録[編集]

建設業許可
  • 建築工事業 国土交通大臣許可(特-22)第5295号
  • 土木工事業 国土交通大臣許可(特-22)第5295号
  • 内装仕上工事業 国土交通大臣許可(特-22)第5295号
  • 塗装工事業 国土交通大臣許可(特-22)第5295号
  • 防水工事業 国土交通大臣許可(特-22)第5295号
  • 電気工事業 国土交通大臣許可(特-25)第5295号
  • 造園工事業 国土交通大臣許可(般-22)第5295号
  • とび・土工工事業 国土交通大臣許可(般-22)第5295号
  • タイル・れんが・ブロック工事業 国土交通大臣許可(般-22)第5295号
宅地建物取引業者
  • 国土交通大臣免許(13)第540号
一級建築士事務所登録
  • 大阪府知事登録(ヌ)第3208号 他
その他
  • 型式適合認定
  • 住宅型式性能認定
  • 型式部材等製造者認証
  • 型式住宅部分等製造者認証

不祥事・事件[編集]

顧客提訴事件[編集]

2006年(平成18年)7月31日、同社に勤務する在日韓国人社員が、人種に基づく差別的発言を受けたとして、同社の顧客に対して300万円の慰謝料と謝罪広告の掲載を求める訴えを大阪地方裁判所に提起した。

なお、同社は事件の訴訟費用を負担し、なお且つこの社員が裁判に出席する時間を勤務時間とみなすなど、この訴訟を全面的に支援する方針であることを表明している。一方、顧客側は同社の欠陥工事(排水の逆勾配工事)を隠蔽した不当請求が事件の原因であると主張している(外部リンク参照)。

2007年4月に裁判所が和解を提案。積水ハウスが提示した和解案を、顧客側は受け入れなかったが、日本人男性が在日韓国人社員に対し、発言で原告の名誉感情を傷付けた事への謝罪と、慰謝料ではなく解決金として30万円を支払うことで8月31日に和解が成立した。

在日本大韓民国民団 (民団)の機関紙によると、訴訟を起こした在日韓国人社員は、裁判が始まって間もなく、アフターメンテナンスの勤務から外されたため、和解を受けて会社側に元職復帰を願い出た。しかし、会社側の結論は出ていない(2007年9月12日)。

営業停止事件[編集]

2007年8月27日、国土交通省近畿地方整備局は、マンションの新築工事で義務付けられている監理技術者を置かなかったことなどを理由に、岐阜静岡愛知三重東海4県で、積水ハウスに15日間の一部営業停止を命じた。これに伴い、同社は9月11日~9月25日まで下記のテレビ・ラジオ提供番組のCMを自粛している。

さらに、同年9月11日、宮城県は積水ハウスに対し、県発注の公共工事について5ヶ月間の指名停止処分を決定。横浜市静岡県三重県大阪府長野県滋賀県香川県福岡市熊本県も同社を指名停止処分とした。

建築中の住宅に対する損害賠償訴訟[編集]

2007年9月21日、名古屋地方裁判所は、名古屋市の男性らが自らが発注し積水ハウスが建築していた住宅と車庫に欠陥があるとし、既に払った建築代金と建築途上の建物の撤去を積水ハウスに対して求めた裁判において、請求をほぼ認容し、既払金400万円と建築途中の建物の撤去を命じる判決を下した。

構造計算書の偽造[編集]

2007年10月15日、国土交通省は、横浜市の調査などによって、積水ハウスが計画した分譲マンションの構造計算書の偽造が発覚したと発表。

その後の調査により、構造設計を下請けしていた設計事務所の建築士によって偽造されていたことが分かった。

建築確認を受けずにアパート建設[編集]

同社が、広島市安佐南区に建築を開始したアパートについて、建築確認を受けず、虚偽の確認番号を表示していたことが、7月に判明した(2008年9月6日の各新聞報道にて)。広島市が同社に工事中止命令を出し、同社は建築途中の問題の建物を撤去、改めて建築をやり直すことになった。

雇用問題を巡り派遣社員が提訴[編集]

同社の『大阪南カスタマーセンター』で2004年から勤務してきた派遣労働者の30歳代の女性が、2008年8月末に「12月に再雇用する」と上司から告げられ退職したものの、同年10月に「3年間勤務した派遣社員の再雇用は問題がある」などと告げられ、再雇用しないことを通告された。これに対してこの女性は、2009年3月9日に、同社と人材派遣会社・『リクルートスタッフィング』の2社を相手取り、雇用契約の確認や慰謝料100万円の支払いを求め、大阪地裁に提訴した。

他、この女性は、書類上はOA機器のオペレーション業務(雇用期間に制限無し)とされていたが、実際の業務は、派遣期間が1年間に制限(労働者派遣法の規定による)される電話応対などだったため、偽装派遣(業務を偽装した違法派遣)だとも主張している。

法人税の申告漏れ[編集]

同社が、大阪国税局の税務調査により、2005年1月期~2009年1月期までの4年間に亘り約4億円の申告漏れを指摘されていたことが、2010年3月に判明した。追徴税額は約1億3000万円。

不適切な電気工事[編集]

同社からの2011年10月22日付けの報告により、電気工事業法の規定に違反して、電気工事業の届出を行っていない同社の社員が電気工事を行ったこと及び電気工事士法第3条の規定に反して、電気工事を行った社員の一部は電気工事士の資格を有していなかったことが明らかとなり、同10月28日付けで経済産業省原子力安全・保安院(当時)から厳重注意の処分を受けた。

CM[編集]

  • 1970年代に放送され(積水ハウス50年史によると、初放送は1970年~1971年放送の赤き血のイレブン)は、後にオムニバスCDにも収録された「積水ハウスの歌(作曲:小林亜星、作詞:羽柴秀彦)」を何度かアレンジしている。メロディーのみで、サビの最後の部分を流している程度の時期もあったが、2010年の50周年を記念して村上ゆきの歌唱による歌詞を変更した新バージョン(作詞:一倉宏)が放送開始しており、現在は村上バージョンに加えて曽我部恵一(村上とのデュエットバージョンもあり)やアルケミストの歌唱によるバージョンも流されている(2006年に「トリプル・キッチン」や「全日本大学駅伝」の放送内でグループ会社を紹介する1分間のCMが流れたが、ここでは南佳孝が歌っていた)。また、「積水ハウスの歌」を、同社のサウンドロゴと考えがちな意見も多い。イセハラエフエム放送では、1時間ヘッドくらいの頻度でフルコーラスが流れていた。
    • かつて放送されたCMの中には、商品独自のCMソングと「積水ハウスの歌」を組み合わせて使用していた(「メーターモジュール」のCMなど)。
  • CMのナレーターには長い期間、森本レオを起用していた。かつては積水ハウスといえば森本の声がイメージできるほどであった。
  • CMは建設業界では珍しく、いち早くハイビジョン撮影を採用している。
  • 「住まいの参観日」のイメージキャラクターとしてバーバパパ一家を採用している。かつては佃公彦の「ほのぼのファミリー」がイメージキャラクターとして採用されていた。

CM出演者[編集]

現在[編集]

過去[編集]

ほか

CMソング[編集]

スポンサリング番組[編集]

テレビ(現在)[編集]

90秒(30秒×3)以上[編集]

60秒(30秒×2)[編集]

30秒[編集]

その他[編集]

※「日曜洋画劇場」などの休止振り替えで入る場合が多い。

  •  中部日本放送制作全国ネット特番(TBS系・主に土曜・もしくは日曜の午後~夕方)

テレビ(過去)[編集]

90秒(30秒×3)以上[編集]

一社提供

鬼平再放送。(2015年9月20日。BSフジテレビ。)

60秒(30秒×2)[編集]

鬼平再放送。(2015年12月20日。BSフジテレビ。) など

30秒[編集]

その他[編集]

初のスポンサリング[編集]

前述の通り、最初にテレビ番組の提供をしたのは日本テレビ系で次いでTBS系、日本教育テレビ→テレビ朝日系(1973年のモーニングショーの提供時に放送された生コマーシャルがACC賞を受賞)、テレビ東京系(主にテレビ大阪制作の開局記念特別番組から産声を上げた)、フジテレビ系(最初は午前帯の主婦向け情報番組提供とプロ野球ニュース(第2期)以降のローカルセールスから始まっていたらしい。後に大阪国際女子マラソンのスポンサー前後より全国ネット番組のスポンサーへ昇格)の順でテレビ番組のスポンサーとなっている。

ラジオ[編集]

  • ラジオでもスポンサード活動はしている。ただ、全国ネットでの提供は少ない。

社会貢献活動[編集]

外部リンク[編集]