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2019年11月28日 (木) 11:18時点における最新版
長山 洋子(ながやま ようこ、1968年1月13日 - )は日本の歌手である。所属事務所はバーニングプロダクション。本名は同じ。東京都大田区出身。堀越高等学校卒業。三味線の澤田の名取でもある。
目次
概要[編集]
1984年に「春はSA-RA SA-RA」でアイドル歌手としてデビューした。1986年にはショッキング・ブルーの「ヴィーナス」(実際にはユーロビートのアレンジでカバーし、この当時ヒットしたバナナラマ版ヴィーナス)を日本語にしたカバーがヒット。その後女優としての経験も積み、1993年には「蜩」で演歌歌手として再デビュー。1995年には「でもねポーズ」で有名の「捨てられて」がリリースされ、現在の地位を築いた。現在は演歌歌手として活動している。演歌歌手として活動を開始し10年が経った2003年暮れに放送された「ザ・ベストテン2003」では、アイドル時代にヒットした「ヴィーナス」をドレス姿で熱唱し、アイドル時代の歌を解禁した。
誕生からデビュー前まで[編集]
音楽との出会いは早く、4歳の頃、父親が通っていた民謡教室に行ったことがきっかけ。民謡に心惹かれ、民謡教室に通うことになるが、10歳の時に民謡教室の先生の勧めで、三味線を始めた。現在でも父親に買ってもらった三味線を愛用している。
アイドル歌手としてデビューする以前にビクター少年民謡会の一員として活動。ビクター少年民謡会としてリリースしたシングルに「ホームラン音頭」[1]がある[2]。
「タイムボカンシリーズ ヤットデタマン」挿入歌「ヤットデタマンブギウギ音頭」(歌・山本正之)の録音にビクター少年民謡会として参加。
また、当時の人気番組だった「8時だョ!全員集合」にも、子供達が先生となってゲストに民謡を教えるというコーナーで、先生役として出演している。
アイドル歌手時代[編集]
当初は演歌歌手としてデビューする予定であった。演歌歌手としてのボイストレーニングを重ね、デビューに向けて順調に歩み続けていたが、デビュー曲「雪国」のレコーディングの段階に入ったころ、「16歳の長山にはまだ演歌は早すぎる」との見方がスタッフの中で強まり、路線を変更し、アイドル歌手として「春はSA-RA SA-RA」でデビューすることになった。その時のキャッチフレーズは「ぼくの青春(とき)をとめる、少女がいた」である。
デビュー後、何枚かレコードを発売し、しばらくは伸び悩んだものの、「ヴィーナス」が40万枚[3]の大ヒットとなった。また、アイドル歌手時代には「ヴィーナス」「ユア・マイ・ラヴ」「悲しき恋人たち」「ハートに火をつけて」「反逆のヒーロー」の5曲がオリコントップ10入りした。
女優時代[編集]
1988年には、主演の映画「恋子の毎日」が製作されたほか、1990年には、テレビドラマ「三匹が斬る」「ミニパトより愛をこめて」「誘惑」にも出演している。
その他、「素晴しい偶然」「花嫁衣裳は誰が着る」など、多くのドラマにも出演している。
その後、一時休止していたが、演歌歌手としての活動が軌道に乗ってから、時折ドラマ出演をするようになった。
演歌歌手時代[編集]
1993年、「演歌元年」をキャッチフレーズに「蜩-ひぐらし-」で演歌歌手として再デビューした。スタッフの心配をよそにこの曲は大ヒットし、同年の紅白歌合戦にも初出場した。この曲の売れ方の特徴として、当時の演歌の売上はカセットテープが9割を占めていたが、同曲はカセットテープ6割、CD4割であったという[4]。
1995年、「でもね」ポーズが話題となった「捨てられて」がリリースされ、ヒット。この曲で、2回目の紅白歌合戦に出場し、その後2007年まで連続出場している。
2003年6月25日に発売された「じょんから女節」では、三味線の立ち弾きを披露し、ロングヒット曲となった。
音楽[編集]
項目ごとに発売順
アイドル時代[編集]
シングル[編集]
- 春はSA-RA SA-RA (1984.04.01)
- (C/W 夢の色)
- シャボン (1984.08.01)
- (C/W ピアニシモ)
- 密かにときめいて… (1985.02.21)
- (C/W ごめん)
- 瞬間(とき)はファンタジー
- (C/W ハーフムーンの気持) ※NHKテレビアニメ『おねがい!サミアどん』主題歌(OP/ED)
- ゴールドウィンド (1985.08.05)
- (C/W ぽろぽろと)
- 素顔のままで (1985.12.05) ※OVA「ラブ・ポジション~ハレー伝説~」主題歌
- (C/W 夢うつつ)
- 雲にのりたい (1986.05.01)
- (C/W FLY ME AGAIN)
- ヴィーナス (1986.10.21)
- (C/W True Lover~見つめかえして~)
- ユア・マイ・ラヴ (1987.03.05)
- (C/W ミスター・マンデー)
- 悲しき恋人たち (1987.06.03)
- (C/W 心象風景(ココロノスケッチ))
- 星に願いを (1987.10.09)
- (C/W ハートに火をつけて)
- 反逆のヒーロー (1988.01.12)
- (C/W 綺麗なプライド)
- ロンリーグッドナイト (1988.08.25)
- KOIKO (1988.12.16)
- (C/W モナリサ)
- 瞳の中のファーラウェイ ※劇場アニメ「ファイブスター物語」主題歌
- (C/W 永遠のブルー)
- 肩幅の未来
- (C/W な・ま・い・き)
- If We Hold On Together (1990.08.21) (ダイアナ・ロスのカバー)
- (C/W 終わらないセレナーデ)
アルバム[編集]
- ときめき…アイ・ラブ・ユー(1985年03月25日)
- ヴィーナス(1987年02月01日)
- オンディーヌ(1987年08月05日)
- ニューヨーコ・タイムス(1987年12月01日)
- ※未発表曲を含む初のベストアルバム。
- CD FILE VOL.1(1988年02月21日)
- ※『春はSA-RA SA-RA』~『ゴールドウィンド』までのシングルAB面、全10曲。
- CD FILE VOL.2(1988年02月21日)
- ※『素顔のままで』~『悲しき恋人たち』までのシングルAB面、全10曲。
- トーキョー・メニュー(1988年03月09日)
- F-1(1988年09月21日)
- CD FILE VOL.3(1990年06月25日)
- ※『星に願いを』~『瞳の中のファーラウェイ』までのシングルAB面、全10曲。
演歌歌手時代[編集]
シングル[編集]
- 蜩 (C/W 心だけでも…)
- 海に降る雪 (C/W 道しるべ)
- なみだ酒 (C/W 艶花)
- 蒼月 (C/W あんただけ)
- めおと酒 (C/W 綾の女)
- 私が生まれて育ったところ (C/W 硝子坂)
- 捨てられて (C/W ふたたびの恋)
- 倖せにしてね (C/W いけない女)
- ヨコハマ・シルエット (C/W 嘘だといって)
- たてがみ (C/W ふられ酒)
- たてがみ「劇場版」 (C/W 紅い雪)
- お江戸の色女 (C/W 夏ひとり)
- あの頃のなみだは (C/W 地図のない旅)
- ムーンライトジェラシー (カップリング曲無し)
- 浪花夢情話 (カップリング曲無し)
- 恋のプラットホーム (C/W 洋子のズンドコ節)
- 父さんの詩 (C/W 港町メルヘン)
- 桶屋の八つぁん (C/W 新宿たずね人)
- 花園しぐれ (C/W 恋酒場)
- 傘 (C/W 深川恋キツネ)
- さだめ雪 (C/W 女の花詞)
- むすばれたいの (C/W 遠い街)
- 恋酒場 (C/W あずさ川)
- 紅い雪 (C/W 縁むすび)
- 遠野物語 (C/W 幾春別川)
- めぐり逢い (C/W やどり木夫婦)
- 艶姿女花吹雪 (C/W 妻という名じゃなくっても)
- 愛ありがとう ※ドラマ「はるちゃん6」主題歌 (C/W 色づく旅路)
- 嵐峡 (C/W 冬のタンゴ)
- ありんことひまわり (C/W ありんこのクリスマス) (歌手名:yoko)
- じょんから女節 (C/W たまゆら)
- おんな炭坑節 (C/W 炭坑節)
- 嘘だといって (C/W 芭蕉布)
- 洋子の…海 (C/W 洋子の…ふるさと)
- 洋子の…名残月 (C/W 洋子の…冬景色)
- 絆 (デュエット 影山時則・C/W 洋子の…紅葉)
- 松江舟唄 (C/W 洋子の…さくら)
- 洋子の…新宿追分 (C/W 洋子の…ちぎれ雲)
- 悦楽の園 (C/W 精霊流し)
アルバム[編集]
- キラリ…女心
- 長山洋子コンサート
- 咲くやこの花
- わかくさの芽女(おんな)
- うすずみの女影(おんな)
- 捨てられて~可愛い色気はお好き?
- でもね…洋子
- 倖せにしてね
- ヨコハマ・シルエット
- たてがみ
- 花いちりん
- 二十九才~旬~
- あれから…五年
- 長山洋子、市川昭介メロディーを唄う
- 北の旅
- さだめ雪
- 縁むすび
- 2000年 洋子の世界
- 恋つづれおり
- 紅い雪
- 遠野にて…
- 女の人生メロドラマ~遠野物語
- めぐり逢い
- 嵐峡
- じょんから
- キラリ、女節
- おんな炭坑節
受賞曲[編集]
1993年 | 第24回 | 日本歌謡大賞 最優秀放送音楽賞 | なみだ酒 |
---|---|---|---|
1993年 | 第26回 | 日本有線大賞 有線音楽優秀賞 | 蜩 |
1993年 | 第26回 | 全日本有線放送大賞 優秀スター賞 | 蜩 |
1993年 | 第26回 | 日本作詩大賞 入賞 | 蜩 |
1994年 | 第27回 | 日本作詩大賞 大賞受賞 | 蒼月 |
1994年 | 第27回 | 日本有線大賞 有線音楽優秀賞 | めおと酒 |
1994年 | 第36回 | 日本レコード大賞 優秀賞 | めおと酒 |
1995年 | 第28回 | 日本有線大賞 大賞 | 捨てられて |
1995年 | 第28回 | 日本有線大賞 最多リクエスト曲賞 | 捨てられて |
1995年 | 第28回 | 日本有線大賞 有線音楽優秀賞 | 捨てられて |
1995年 | 第28回 | 全日本有線放送大賞 読売テレビ特別賞 | 捨てられて |
1995年 | 第28回 | 全日本有線放送大賞 ベストリクエスト賞 | 捨てられて |
1995年 | 第28回 | 全日本有線放送大賞 吉田正賞 | 心の糸 |
1995年 | 第28回 | 日本作詩大賞 入賞 | 捨てられて |
1995年 | 第37回 | 日本レコード大賞 優秀作品賞 | 捨てられて |
1995年 | 第37回 | 日本レコード大賞 作曲賞 | 捨てられて |
1996年 | 第29回 | 日本有線大賞 有線音楽優秀賞 | たてがみ |
1996年 | 第29回 | 全日本有線放送大賞 ベストリクエスト賞 | たてがみ |
1996年 | 第38回 | 日本レコード大賞 優秀作品賞 | 倖せにしてね |
1997年 | 第30回 | 日本有線大賞 有線音楽優秀賞 | たてがみ |
1997年 | 第30回 | 全日本有線放送大賞 ゴールドリクエスト賞 | たてがみ |
1999年 | 第32回 | 日本有線大賞 有線音楽優秀賞 | さだめ雪 |
2000年 | 第33回 | 日本有線大賞 有線音楽優秀賞 | 恋酒場 |
2003年 | 第36回 | 日本作詩大賞 優秀作品賞 | じょんから女節 |
2003年 | 第36回 | 日本有線大賞 有線音楽優秀賞 | じょんから女節 |
NHK紅白歌合戦 出場曲[編集]
- 1993年 蜩
- 1995年 捨てられて
- 1996年 ヨコハマ・シルエット
- 1997年 たてがみ
- 1998年 父さんの詩
- 1999年 さだめ雪
- 2000年 紅い雪
- 2001年 遠野物語
- 2002年 めぐり逢い
- 2003年 じょんから女節
- 2004年 じょんから女節
- 2005年 芭蕉布
- 2006年 絆(影山時則とデュエット)
- 2007年 じょんから女節
テレビドラマ[編集]
- ヤヌスの鏡(1985年 - 1986年,フジテレビ) 長田直美 役
- このこ誰の子?(1986年 - 1987年,フジテレビ) 鶴田典子 役
- 君が嘘をついた(1988,フジテレビ)
- 世にも奇妙な物語 『運命の赤い糸』(1991,フジテレビ)
- 熱き瞳に(1992,東海テレビ)
- はるちゃん6(2002,東海テレビ)
テレビ司会[編集]
- 洋子の演歌一直線(テレビ東京ほか)
バラエティー番組[編集]
- 「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジテレビ)
- 「さんまのまんま」(関西テレビ)
- 「ライオンのごきげんよう」(フジテレビ)
音楽祭り。(2014年7月5日。フジテレビ)
ラジオ番組[編集]
- いすゞ歌うヘッドライト(1993年4月8日~1995年4月6日 TBSラジオ 木曜日担当)
脚注[編集]
- ↑ 品番:ビクター音楽産業 MV-3049。1982年発売。B面曲は「ワンワン音頭」。
- ↑ 『歌の手帖 歌手名鑑2008』(マガジンランド) より
- ↑ 読売新聞社文化部『この歌この歌手(下)』現代教養文庫、1997年、318頁。ISBN 4390116029
- ↑ 読売新聞社文化部『この歌この歌手(下)』321頁。