「ラーク (タバコ)」の版間の差分

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かつて日本国内では、フィリップモリス社の主力銘柄である[[マールボロ (タバコ)|マールボロ]]はJTがライセンス生産していたため、ラークが主力銘柄になっていた。
 
かつて日本国内では、フィリップモリス社の主力銘柄である[[マールボロ (タバコ)|マールボロ]]はJTがライセンス生産していたため、ラークが主力銘柄になっていた。
  
“'''SPEAK LARK'''”或いは“'''SPARK LARK'''は でお馴染みだったテレビコマーシャル(日本のみで放送)には、[[ジェームス・コバーン]]や[[ピーター・グレイブス]]、[[ミッキー・ローク]]、[[トム・ベレンジャー]]、また[[007シリーズ]]の[[ジェームズ・ボンド]]役で活躍した[[ロジャー・ムーア]](3代目)や[[ティモシー・ダルトン]](4代目)、[[ピアース・ブロスナン]](5代目)などが出演しており、洋画風の作風に人気があった。キャッチコピーは「'''これが世界のフレーバー、LARK'''」だった。
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“'''SPEAK LARK'''”或いは“'''SPARK LARK'''” でお馴染みだったテレビコマーシャル(日本のみで放送、いずれもタバコCM放送禁止以前)には、[[ジェームス・コバーン]]や[[ピーター・グレイブス]]、[[ミッキー・ローク]]、[[トム・ベレンジャー]]、また[[007シリーズ]]の[[ジェームズ・ボンド]]役で活躍した[[ロジャー・ムーア]](3代目)や[[ティモシー・ダルトン]](4代目)、[[ピアース・ブロスナン]](5代目)などが出演しており、洋画風の作風に人気があった。キャッチコピーは「'''これが世界のフレーバー、LARK'''」だった。
  
 
日本では[[モータースポーツ]]にもスポンサー活動を行っていたこともあり、[[マクラーレンF1]]のレーシングチームのメインスポンサーにもなっていた。[[ル・マン24時間レース]]にも出場していたが、フランス国内のタバコ広告の規制によりロゴは消されていた。
 
日本では[[モータースポーツ]]にもスポンサー活動を行っていたこともあり、[[マクラーレンF1]]のレーシングチームのメインスポンサーにもなっていた。[[ル・マン24時間レース]]にも出場していたが、フランス国内のタバコ広告の規制によりロゴは消されていた。

2013年7月18日 (木) 10:25時点における最新版

ラーク
画像 450px-LARK Black Label.jpg
英語表記 LARK
種類 タバコ
発売 1963年
製造販売元 フィリップモリス
外部リンク LARK-WEB.jp

ラークLARK)は、フィリップモリス社が製造するたばこの銘柄のひとつである。

概要[編集]

ラークのパッケージ

1963年アメリカで発売され、翌1964年9月より日本国内で販売が開始された。当初はLIGGETT & MYERS社が発売していたが、その後L&M社はフィリップモリスと合併している。

フレーバーはチョコレート系の香料が使用されている。発売当初は、ガストラップフィルター(3層フィルター)を採用していた。現在は通常のチャコールフィルター(メンソールはプレーンフィルター)に変更されている。

以前はアメリカで製造されていたが、2007年11月頃からスイスドイツヨーロッパに移管され、現在は3カ国に渡って生産されている。

アメリカ(フルフレーバー/ホワイトパック(マイルドに相当)の各キングサイズ/100'sサイズソフトパック)やトルコ(後述の9種)・エクアドル(フルフレーバーのボックス(10本入り/20本入り))・スペイン(フルフレーバーのボックス))・カザフスタン(後述の3種)・韓国(プレミアムワンのキングサイズ/100'sサイズボックス)でも販売されているが、ほとんどの国ではあまり人気がなく、種類も少ない。現在は半分以上が日本向けに出荷されている。トップクラスの人気を誇り多品種展開しているのは日本のみである。

なお、日本ほどではないが、トルコに関しては、比較的多くの商品が販売されており、レッド(フルフレーバーに相当/KSボックス/100's(ソフト/ボックス))の他に、スリムやリセスドフィルター(パーラメントと同様のフィルター)を採用したブルー(KSボックス/100's(ソフト・ボックス)/スリム)やブルータグといった日本では未発売の商品も発売されている(その一方で、ホワイト(旧ライト/マイルドに相当)は2011年ごろに販売終了)。また、カザフスタンでは、リセスドフィルターのみが3種類(ブルー/シルバーブルー/シルバー)販売されている。

製品一覧[編集]

現行販売製品[編集]

製品名 価格 本数 発売年月 ニコチン 販売地域 備考
ラーク 410円 20本 1964年9月 12mg 1.0mg 全国 通称:赤ラーク(ソフト) スイス製)
ラーク・KS・ボックス 410円 20本 1989年5月 12mg 1.0mg 全国 通称:赤ラーク (スイス製)テンプレート:spaces
ラーク・100 410円 20本 2013年1月21日 12mg 1.0mg 全国 通称:赤ラーク(ソフト・ロング) (スイス製)
ラーク・100・ボックス 410円 20本 1991年4月 12mg 1.0mg 全国 通称:赤ラーク(ロング) (スイス製)
ラーク・マイルド 410円 20本 1980年4月 9mg 0.8mg 全国 (スイス製)
ラーク・マイルド・KS・ボックス 410円 20本 1988年4月 9mg 0.8mg 全国 H20年度 外国たばこ5位 ドイツ製)テンプレート:spaces
ラーク・マイルド・100 410円 20本 2013年1月21日 9mg 0.8mg 全国 (スイス製)
ラーク・マイルド・100・ボックス 410円 20本 1985年4月 9mg 0.8mg 全国 (ドイツ製)
ラーク・スーパー・マイルド・KS・ボックス 410円 20本 2006年11月 6mg 0.5mg 全国 (ドイツ製)
ラーク・スーパー・マイルド・100 410円 20本 2013年1月21日 6mg 0.5mg 全国 (スイス製)
ラーク・スーパー・マイルド・100・ボックス 410円 20本 2007年2月 6mg 0.5mg 全国 (ドイツ製)
ラーク・エクストラ・マイルド・KS・ボックス 410円 20本 2006年11月 3mg 0.3mg 全国 (ドイツ製)
ラーク・エクストラ・マイルド・100 410円 20本 2013年1月21日 3mg 0.3mg 全国 (スイス製)
ラーク・エクストラ・マイルド・100・ボックス 410円 20本 2007年2月 3mg 0.3mg 全国 (ドイツ製)
ラーク・ウルトラ・ワン・KS・ボックス 410円 20本 2001年5月1日 1mg 0.1mg 全国 (ドイツ製)
ラーク・ウルトラ・ワン・100・ボックス 410円 20本 2002年6月1日 1mg 0.1mg 全国 (ドイツ製)
ラーク・クラシック・マイルド・KS・ボックス 410円 20本 2008年4月21日 9mg 0.8mg 全国 オランダ製)
ラーク・ブラック・ラベル・KS・ボックス 410円 20本 2009年11月4日 7mg 0.6mg 全国 (オランダ製)
ラーク・ハイブリッド・KS・ボックス 410円 20本 2010年6月15日 6mg 0.5mg 全国 メンソールボール内蔵(オランダ製)
ラーク・ハイブリッド・ワン・100・ボックス 410円 20本 2012年2月1日 1mg 0.1mg 全国 メンソールボール内蔵(オランダ製)
ラーク・メンソールX・KS・ボックス 410円 20本 2008年3月3日 10mg 0.8mg 全国 (ドイツ製)
ラーク・マイルド・メンソール・KS・ボックス 410円 20本 2002年2月1日 7mg 0.6mg 全国 (ドイツ製)
ラーク・スーパー・メンソール・KS・ボックス 410円 20本 2006年10月 5mg 0.4mg 全国 (ドイツ製)
ラーク・ウルトラ・メンソール・KS・ボックス 410円 20本 2004年4月12日 1mg 0.1mg 全国 旧名:パシフィックグリーン (ドイツ製)
ラーク・ウルトラ・メンソール・100・ボックス 410円 20本 2004年4月12日 1mg 0.1mg 全国 旧名:パシフィックグリーン (ドイツ製)
ラーク・ミント・スプラッシュ・KS・ボックス 410円 20本 2009年3月16日 7mg 0.5mg 全国 メンソールボール内蔵(オランダ製)
ラーク・アイス・ミント・5mg・100・ボックス 410円 20本 2013年3月18日 5mg 0.3mg 全国 メンソールボール内蔵(オランダ製)
ラーク・アイス・ミント・1mg・100・ボックス 410円 20本 2013年3月18日 1mg 0.1mg 全国 メンソールボール内蔵(オランダ製)

※製造国は2009年5月現在

販売終了製品[編集]

製品名 本数 発売年月 廃止年月 タール ニコチン 販売地域 備考
ラーク・FSK 20本 12mg 0.9mg 全国 2013年1月21日よりラーク・100として再発売
ラーク・マイルド・FSK 20本 1982年頃 10mg 0.8mg 全国 2013年1月21日よりラーク・マイルド・100として再発売
ラーク・マイルド・ボックス・14 14本 9mg 0.7mg 全国 100'sやスーパーライトにも14本入りが存在していた
ラーク・ライツ・KS・ボックス 20本 1993年頃 1999年 8mg 0.7mg 全国
ラーク・スーパー・ライト 20本 1985年頃 1999年5月 4mg 0.3mg 全国
ラーク・スーパー・ライト・KS・ボックス 20本 1989年10月 2007年2月 4mg 0.4mg 全国
ラーク・スーパー・ライト・100・ボックス 20本 1993年1月 2007年2月 4mg 0.4mg 全国
ラーク・ウルトラ・ライト・KS・ボックス 20本 1998年3月 2007年2月 2mg 0.2mg 全国
ラーク・ウルトラ・ライト・100・ボックス 20本 1999年2月 2007年2月 2mg 0.2mg 全国
ラーク・ホワイト・ラベル・100・ボックス 20本 2010年4月1日 2011年7月 1mg 0.1mg 熊本県
ラーク・デラックスマイルド 20本 1984年9月 2007年2月 9mg 0.8mg 全国

宣伝活動[編集]

かつて日本国内では、フィリップモリス社の主力銘柄であるマールボロはJTがライセンス生産していたため、ラークが主力銘柄になっていた。

SPEAK LARK”或いは“SPARK LARK” でお馴染みだったテレビコマーシャル(日本のみで放送、いずれもタバコCM放送禁止以前)には、ジェームス・コバーンピーター・グレイブスミッキー・ロークトム・ベレンジャー、また007シリーズジェームズ・ボンド役で活躍したロジャー・ムーア(3代目)やティモシー・ダルトン(4代目)、ピアース・ブロスナン(5代目)などが出演しており、洋画風の作風に人気があった。キャッチコピーは「これが世界のフレーバー、LARK」だった。

日本ではモータースポーツにもスポンサー活動を行っていたこともあり、マクラーレンF1のレーシングチームのメインスポンサーにもなっていた。ル・マン24時間レースにも出場していたが、フランス国内のタバコ広告の規制によりロゴは消されていた。

1998年4月に日本のテレビ局でタバコのCMが放送禁止になった後、店頭などのポスター広告のキャラクターに高倉健を起用した時期があった。キャッチコピーは「言葉より語るもの」。 海やビーチとサーフボードと若者男性青年をモデルとし、モチーフとした広告展開をもしていた時期があった(2000年代初頭)。その時のキャッチフレーズは「PERFECT DAYS」。その後のラークは、中年男性とジャガーとをコラボレーションさせた広告展開もしていた。キャンペーン活動も販売当初からさまざまなバージョンで展開していた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]