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== 歴史 ==
 
== 歴史 ==
* [[1933年]]([[昭和]]8年)[[4月15日]] - [[日本国有鉄道|国有鉄道]]八高線[[東飯能駅]] - [[越生駅]]間開通と同時に開業。[[日本の鉄道駅#一般駅|一般駅]]
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* [[1933年]]([[昭和]]8年)[[4月15日]] - [[日本国有鉄道|国有鉄道]][[八高線]]の[[東飯能駅]] - [[越生駅]]間の開通と同時に開業。[[日本の鉄道駅#一般駅|一般駅]]。開業当時の当地は[[入間郡]][[高麗川村]]で、駅名はこれに由来する。
** 開業当時の当地は[[入間郡]][[高麗川村]]で、駅名はこれに由来する。
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* [[1940年]](昭和15年)[[7月22日]] - [[川越線]]の[[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]] - 当駅間が開業。
* [[1940年]](昭和15年)[[7月22日]] - 川越線大宮駅 - 当駅間が開通。
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* [[1963年]](昭和38年)[[5月16日]] - 日本セメント(現在の[[太平洋セメント]])[[専用鉄道|専用線]]が運用開始。
 
* [[1963年]](昭和38年)[[5月16日]] - 日本セメント(現在の[[太平洋セメント]])[[専用鉄道|専用線]]が運用開始。
* [[1969年]](昭和44年)10月1日:配達の取り扱いを廃止。
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* [[1969年]](昭和44年)[[10月1日]] - 配達の取り扱いを廃止。
 
* [[1985年]](昭和60年)[[9月30日]] - 川越線が電化開業。
 
* [[1985年]](昭和60年)[[9月30日]] - 川越線が電化開業。
* [[1987年]](昭和62年)[[4月1日]] - [[国鉄分割民営化]]によりJR東日本と[[日本貨物鉄道]](JR貨物)が継承。
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* [[1987年]](昭和62年)[[4月1日]] - [[国鉄分割民営化]]により[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)と[[日本貨物鉄道]](JR貨物)が継承。
* [[1996年]]([[平成]]8年)[[3月16日]] - 八高線八王子駅 - 当駅間が電化開業。
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* [[1996年]]([[平成]]8年)[[3月16日]] - 八高線の八王子駅 - 当駅間が電化開業。
 
* [[1999年]](平成11年)[[9月20日]] - 太平洋セメント専用線が廃止。
 
* [[1999年]](平成11年)[[9月20日]] - 太平洋セメント専用線が廃止。
** 同社の埼玉工場へ専用線が続き、工場で生産された[[セメント]]の発送を行っていた。専用線は全長1.4km・[[非電化]]だった。JR貨物機が牽引作業を行い、工場内入換作業は太平洋セメント保有の入換動車(スイッチャー)が使用されていた。
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** 同社の埼玉工場へ専用線が続き、工場で生産された[[セメント]]の発送を行っていた。専用線は全長1.4km・[[非電化]]であった。JR貨物機が牽引作業を行い、工場内入換作業は太平洋セメント保有の入換動車(スイッチャー)が使用されていた。
 
** なお、同専用線跡地は[[2009年]](平成21年)[[3月30日]]に[[日高市]]に寄付され<ref>[http://www.city.hidaka.lg.jp/resources/content/182/hikikomisenkikusiryou.pdf 太平洋セメント引込線跡地について] - 日高市 記者発表資料 平成21年4月2日</ref>、遊歩道として整備されている。
 
** なお、同専用線跡地は[[2009年]](平成21年)[[3月30日]]に[[日高市]]に寄付され<ref>[http://www.city.hidaka.lg.jp/resources/content/182/hikikomisenkikusiryou.pdf 太平洋セメント引込線跡地について] - 日高市 記者発表資料 平成21年4月2日</ref>、遊歩道として整備されている。
** また、同工場への専用線は、[[1984年]]まで[[東武鉄道]][[東武越生線|越生線]]の[[西大家駅]]から分岐するものも存在していた。
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** また、同工場への専用線は、[[1984年]](昭和59年)まで[[東武鉄道]][[東武越生線|越生線]]の[[西大家駅]]から分岐するものも存在していた。
* [[2001年]](平成13年)[[11月18日]] - ICカード[[Suica]]供用開始。
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* [[2001年]](平成13年)[[11月18日]] - [[ICカード]]「[[Suica]]」の利用が可能となる。
 
* [[2005年]](平成17年)4月1日 - JR貨物の駅が廃止。
 
* [[2005年]](平成17年)4月1日 - JR貨物の駅が廃止。
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* [[2007年]](平成19年)[[3月18日]] - [[JR東日本E233系電車|E233系電車]]の当駅までの乗り入れが開始される。
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* [[2013年]](平成25年)4月1日 - [[バリアフリー]]化工事が完成。[[エレベーター]]の使用を開始。
  
 
== 乗り入れ路線 ==
 
== 乗り入れ路線 ==
 
当駅の[[日本の鉄道駅#所属線|所属線]]である<ref>『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年</ref>[[八高線]]と、当駅を終点とする[[川越線]]の分岐駅となっている。
 
当駅の[[日本の鉄道駅#所属線|所属線]]である<ref>『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年</ref>[[八高線]]と、当駅を終点とする[[川越線]]の分岐駅となっている。
  
八高線は当駅を境に八王子方面が[[鉄道の電化|電化]]、高崎方面が[[非電化]]となっており、運転系統が分断されている。また、川越線も電化されており、川越線川越方面と八高線八王子方面で当駅を経由して[[直通運転]]が行われている。ただし、川越線と八高線八王子方面では列車間隔が異なるため、直通運転を行う電車は当駅で長時間停車を行う場合がある。また、八高線には当駅始発・終着で[[青梅線]]経由[[中央線快速|中央線]]直通[[東京駅]]発着の電車も朝の上りと夜の下りに設定されている。なおこの直通列車は車両に表示される種別(快速または青梅特快)に関わらず、ホーム上の電光掲示板上で「普通 東京(行き)」と表記される。これは、中央線直通列車も八高線内の正式な列車種別は普通列車とされているからである。
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八高線は当駅を境に[[八王子駅|八王子]]方面が[[鉄道の電化|電化]]、[[高崎駅|高崎]]方面が[[非電化]]となっており、運転系統が分断されている。また、川越線も電化されており、川越線の[[川越駅|川越]]方面と八高線の八王子方面で当駅を経由して[[直通運転]]が行われている。ただし、川越線と八高線の八王子方面では列車間隔が異なるため、直通運転を行う電車は当駅で長時間停車を行う場合がある。[[2015年]](平成27年)[[3月14日]]の[[ダイヤ改正]]で日中時間帯の川越線の運転本数が減便となり、該当する八王子発川越行きの列車に関しては当駅での時間調整が廃止された。また、八高線には当駅始発・終着で[[青梅線]]経由[[中央線快速|中央線]]直通[[東京駅]]発着の電車も朝の上りと夜の下りに設定されている。なおこの直通列車は車両に表示される種別([[快速列車|快速]]または[[青梅特快]])に関わらず、ホーム上の[[電光掲示板]]には「普通 東京(行き)」と表記される。これは、中央線直通列車も八高線内の正式な列車種別は[[普通列車]]とされているからである。
  
 
八高線は八王子駅から当駅までが[[東日本旅客鉄道八王子支社|八王子支社]]、当駅から北の区間が[[東日本旅客鉄道高崎支社|高崎支社]]、川越線は[[東日本旅客鉄道大宮支社|大宮支社]]の管轄となっており、当駅は八王子支社の管轄となる。
 
八高線は八王子駅から当駅までが[[東日本旅客鉄道八王子支社|八王子支社]]、当駅から北の区間が[[東日本旅客鉄道高崎支社|高崎支社]]、川越線は[[東日本旅客鉄道大宮支社|大宮支社]]の管轄となっており、当駅は八王子支社の管轄となる。
  
1996年の八高線八王子駅 - 当駅間電化以前は八王子駅から高崎駅まで全線通し運転の列車が、1985年の川越線電化以前は大宮駅から八高線に乗り入れて東飯能駅までの直通列車(気動車)が設定されていた。川越線電化後もしばらくは当駅 - 大宮間の全線通し運転の列車(電車)が設定されていた。
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[[1996年]](平成8年)[[3月15日]](八高線の八王子駅 - 当駅間の電化前日)までは八王子駅から高崎駅間の全線通し運転の列車が、[[1985年]](昭和60年)[[9月29日]](川越線の電化前日)までは大宮駅から八高線に乗り入れて[[東飯能駅]]までの直通列車([[気動車]])が設定されていた。川越線の電化後も[[1989年]](平成元年)[[3月10日]]までは当駅 - 大宮駅間の全線通し運転の列車([[電車]])が設定されていた。
  
 
== 駅構造 ==
 
== 駅構造 ==
[[プラットホーム#形状と配置|単式ホーム]]1面1線と[[プラットホーム#形状と配置|島式ホーム]]1面2線を持つ[[地上駅]]。駅舎は単式ホーム側(駅西側)にある。すべてのホームを八高線の高崎方面の車両である[[JR東日本キハ100系気動車|キハ110系]]気動車の乗車口の高さに合わせているため、電車が乗り入れる1・3番線はホームと乗車口との間に段差がある<ref>元々、八高線、川越線ともに非電化で気動車列車(大昔では旧形客車)だけだったため。のちに電化で導入された[[国鉄103系電車|103系]]・[[国鉄205系電車|205系]]・[[JR東日本209系電車|209系]]のデッキ部分が高いために段差が生じている。</ref>。駅構内東側には数本の[[停車場#側線|側線]]が引かれている。駅舎とホームは地下通路で連絡しているが狭くなっており、数分の間に相次いで列車が到着・発車する時には、その地下通路が大変な混雑となる。待合室は2・3番線ホームの北側に設置されている。
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[[ファイル:高麗川駅 2.jpg|200px|thumb|ホーム]]
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[[プラットホーム#形状と配置|単式ホーム]]1面1線と[[プラットホーム#形状と配置|島式ホーム]]1面2線を持つ[[地上駅]]。駅舎は単式ホーム側(駅西側)にある。すべてのホームを[[八高線]]の[[高崎駅|高崎]]方面の車両である[[JR東日本キハ100系気動車|キハ110系]]気動車の乗車口の高さに合わせているため、電車が乗り入れる1・3番線はホームと乗車口との間に段差がある<ref>元々、八高線、川越線ともに非電化で気動車列車(大昔では旧形客車)だけだったため。のちに電化で導入された[[国鉄103系電車|103系]]・[[国鉄205系電車|205系]]・[[JR東日本209系電車|209系]]のデッキ部分が高いために段差が生じている。</ref>。駅構内東側には数本の[[停車場#側線|側線]]が引かれている。駅舎とホームは地下通路で連絡しているが狭くなっており、数分の間に相次いで列車が到着・発車する時には、その地下通路が大変な混雑となる。待合室は2・3番線ホームの北側に設置されている。
  
[[日本の鉄道駅#直営駅|直営駅]]であり、[[日本の鉄道駅#管理駅|管理駅]]として[[東飯能駅]]を管理している。構内に[[自動改札機]]はなく、簡易[[Suica]]改札機が設置されている。[[便所|トイレ]]には「かわせみ手洗館」という愛称が付き、ホームと駅前広場に挟まれており、男女別になっているものの、ホームと駅前広場に壁が設置されている。
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[[日本の鉄道駅#直営駅|直営駅]]であり、[[日本の鉄道駅#管理駅|管理駅]]として[[東飯能駅]]を管理している。構内に[[自動改札機]]は設置されておらず、[[ICカード]]([[Suica]]および相互利用可能な[[ICカード]])の読み取り機が設置されている。[[便所|トイレ]]には「かわせみ手洗館」という愛称が付き、ホームと駅前広場に挟まれており、男女別になっているものの、ホームと駅前広場に壁が設置されている。
  
[[2010年]]現在、利便性向上のための東口開設や[[橋上駅|橋上駅舎]]化が検討されている<ref>[http://web.archive.org/web/20070928071824/http://www.city.hidaka.lg.jp/DAT/LIB/WEB/1/jouhoukoukankaikaitou.pdf 情報交換会で出された意見・要望等に対する回答] - 日高市(2007年9月28日時点での[[アーカイブ]])</ref>。また、2010年4月までに跨線橋と[[エレベーター]]の新設、ホームの嵩上げ、待合室の移設による[[バリアフリー]]対応工事が完成した。
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[[2017年]](平成29年)現在、利便性向上のための東口開設や[[橋上駅|橋上駅舎]]化が検討されている<ref>[http://web.archive.org/web/20070928071824/http://www.city.hidaka.lg.jp/DAT/LIB/WEB/1/jouhoukoukankaikaitou.pdf 情報交換会で出された意見・要望等に対する回答] - 日高市(2007年9月28日時点での[[アーカイブ]])</ref>。また、[[2013年]](平成25年)[[4月1日]]に跨線橋と[[エレベーター]]の新設、ホームの嵩上げ、待合室の移設による[[バリアフリー]]対応工事が完成した。
  
 
=== のりば ===
 
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* 八高線(八王子方面)と川越線の電車は1・3番線のどちらかから発車する(駅舎側の単式ホームまたは島式ホーム外側で、時間により異なる)。非常時に直通運転を中止した場合は、1番線が八高線八王子方面、3番線が川越線の折り返し運転となる。
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* [[2016年]](平成28年)[[3月26日]]の改正現在、[[八高線]]の[[八王子駅|八王子]]方面と[[川越線]]の電車は1・3番線のどちらかから発車する(駅舎側の単式ホームまたは島式ホーム外側で、時間により異なる)。事故などで直通運転を中止した場合は、1番線が八高線の八王子方面、3番線が川越線の折り返し運転となる。八高線の[[高崎駅|高崎]]方面の気動車は2番線のみからの発車となる(島式ホーム内側)。また、一部列車で[[ワンマン運転]]を行っているが、それを行っている列車では[[発車メロディ]]を流さない。
* 八高線(高崎方面)の気動車は2番線のみからの発車となる(島式ホーム内側)。また、一部列車で[[ワンマン運転]]を行っているが、それを行っている列車では[[発車メロディ]]を流さない。
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* [[夜間滞泊]]は八高線の高崎方面で1本、川越線および八高線の八王子方面で3本設定されている。
* [[夜間滞泊]]は八高線(高崎方面)で1本、川越線・八高線(八王子方面)で3本設定されている。
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== 利用状況 ==
 
== 利用状況 ==

2017年2月10日 (金) 12:19時点における最新版

高麗川駅

高麗川駅(こまがわえき)は、埼玉県日高市大字原宿にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。

歴史[編集]

乗り入れ路線[編集]

当駅の所属線である[2]八高線と、当駅を終点とする川越線の分岐駅となっている。

八高線は当駅を境に八王子方面が電化高崎方面が非電化となっており、運転系統が分断されている。また、川越線も電化されており、川越線の川越方面と八高線の八王子方面で当駅を経由して直通運転が行われている。ただし、川越線と八高線の八王子方面では列車間隔が異なるため、直通運転を行う電車は当駅で長時間停車を行う場合がある。2015年(平成27年)3月14日ダイヤ改正で日中時間帯の川越線の運転本数が減便となり、該当する八王子発川越行きの列車に関しては当駅での時間調整が廃止された。また、八高線には当駅始発・終着で青梅線経由中央線直通東京駅発着の電車も朝の上りと夜の下りに設定されている。なおこの直通列車は車両に表示される種別(快速または青梅特快)に関わらず、ホーム上の電光掲示板には「普通 東京(行き)」と表記される。これは、中央線直通列車も八高線内の正式な列車種別は普通列車とされているからである。

八高線は八王子駅から当駅までが八王子支社、当駅から北の区間が高崎支社、川越線は大宮支社の管轄となっており、当駅は八王子支社の管轄となる。

1996年(平成8年)3月15日(八高線の八王子駅 - 当駅間の電化前日)までは八王子駅から高崎駅間の全線通し運転の列車が、1985年(昭和60年)9月29日(川越線の電化前日)までは大宮駅から八高線に乗り入れて東飯能駅までの直通列車(気動車)が設定されていた。川越線の電化後も1989年(平成元年)3月10日までは当駅 - 大宮駅間の全線通し運転の列車(電車)が設定されていた。

駅構造[編集]

ホーム

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を持つ地上駅。駅舎は単式ホーム側(駅西側)にある。すべてのホームを八高線高崎方面の車両であるキハ110系気動車の乗車口の高さに合わせているため、電車が乗り入れる1・3番線はホームと乗車口との間に段差がある[3]。駅構内東側には数本の側線が引かれている。駅舎とホームは地下通路で連絡しているが狭くなっており、数分の間に相次いで列車が到着・発車する時には、その地下通路が大変な混雑となる。待合室は2・3番線ホームの北側に設置されている。

直営駅であり、管理駅として東飯能駅を管理している。構内に自動改札機は設置されておらず、ICカードSuicaおよび相互利用可能なICカード)の読み取り機が設置されている。トイレには「かわせみ手洗館」という愛称が付き、ホームと駅前広場に挟まれており、男女別になっているものの、ホームと駅前広場に壁が設置されている。

2017年(平成29年)現在、利便性向上のための東口開設や橋上駅舎化が検討されている[4]。また、2013年(平成25年)4月1日に跨線橋とエレベーターの新設、ホームの嵩上げ、待合室の移設によるバリアフリー対応工事が完成した。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1・3 八高線 上り 東飯能八王子方面
川越線 - 川越大宮方面
2 八高線 下り 小川町高崎方面
  • 2016年(平成28年)3月26日の改正現在、八高線八王子方面と川越線の電車は1・3番線のどちらかから発車する(駅舎側の単式ホームまたは島式ホーム外側で、時間により異なる)。事故などで直通運転を中止した場合は、1番線が八高線の八王子方面、3番線が川越線の折り返し運転となる。八高線の高崎方面の気動車は2番線のみからの発車となる(島式ホーム内側)。また、一部列車でワンマン運転を行っているが、それを行っている列車では発車メロディを流さない。
  • 夜間滞泊は八高線の高崎方面で1本、川越線および八高線の八王子方面で3本設定されている。

利用状況[編集]

  • 2012年度の1日平均乗車人員は4,585人である。
乗車人員推移
年度 一日平均乗車人員
2000 4,187[1]
2001 4,172[2]
2002 4,124[3]
2003 4,110[4]
2004 4,104[5]
2005 4,179[6]
2006 4,292[7]
2007 4,495[8]
2008 4,613[9]
2009 4,623[10]
2010 4,582[11]
2011 4,516[12]
2012 4,585[13]

駅周辺[編集]

この他、巾着田などへのハイキングコースの入口でもある(徒歩もしくは国際興業バス利用)。

バス路線[編集]

最寄りバス停は「高麗川駅」で、停車するバスは以下の通り。なお、国際興業バスPASMOSuicaが利用可能である。

高麗川駅
  • 国際興業バス
    • 飯12・医大31・医大32 巾着田・高麗駅天覧山入口経由 飯能駅
    • 医大11・医大31 埼玉医大
    • 医大11-2 (快速)埼玉医大保健医療学部行
    • 医大12・医大32 埼玉医大国際医療センター行
    • 医大12-2 (快速)埼玉医大国際医療センター行
  • イーグルバス
    • H-4 高麗川団地高萩駅経由 ひだか団地行
    • H-7 高麗川団地経由 高萩駅行
    • H-8 高麗川団地第二行

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
川越線・八高線(電化区間)
武蔵高萩駅(川越線) - 高麗川駅 - 東飯能駅(八高線)
八高線(非電化区間)
高麗川駅 - 毛呂駅

脚注[編集]

  1. 太平洋セメント引込線跡地について - 日高市 記者発表資料 平成21年4月2日
  2. 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  3. 元々、八高線、川越線ともに非電化で気動車列車(大昔では旧形客車)だけだったため。のちに電化で導入された103系205系209系のデッキ部分が高いために段差が生じている。
  4. 情報交換会で出された意見・要望等に対する回答 - 日高市(2007年9月28日時点でのアーカイブ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]