非ヒートポンプ性冷暖房機
提供: Yourpedia
本項目「非ヒートポンプ性冷暖房機」は、先編集権が主張されています。「同意を得ないリバート」「記事の置き換え・白紙化」等の不正改竄は荒らしとみなされブロックされますので、ご注意ください。また、このテンプレートを剥す行為も荒らしとみなされますのでご注意下さい。どうしても自分の意に沿う編集をされたい場合は「非ヒートポンプ性冷暖房機 (2)」という様な感じでフォークを立てて下さい。
ファンコイルユニット
エアハンドリングユニット
セントラル空調機
非ヒートポンプ性冷暖房機(ひひーとぽんぷせいれいだんぼうき、通称:中央式空気調和機及びセントラル空調機)は、室内から空気を取り、エアフィルタで塵埃を取り除き、水熱源の熱交換器で温度・湿度を調整し、送風機で空調場所へ送風する、比較的小型で簡易な空気調和機ならびに外部熱源設備から供給される冷水・温水・蒸気等を用いて、空気の温度・湿度を調節して部屋へ供給する、比較的大きな一体型の空気調和機の総称である。前者はファンコイルユニット、後者はエアハンドリングユニットと呼ばれている。当機一体だけではヒートポンプ式ではないため、この名称が用いられている。当機一体ではヒートポンプ式ではないため、熱源機としてヒートポンプ式のチラーや冷却塔が用いられることが多い(極稀にボイラー等の場合もある)。
目次
用途[編集]
エアハンドリングユニット[編集]
次のような熱輸送方式で用いられる。
- 全空気熱輸送方式 - 劇場・大規模店舗など在室人数の多い大空間で外気取り入れ量を多くしたい場合。クリーンルーム・特殊機械室など水配管を避けたい用途。
- 水・空気熱輸送方式 - 外気取り入れのための外気調和機として。
ファンコイルユニット[編集]
循環水による熱搬送とともに事務所ビル・ホテル・病院など、比較的部屋数が多く個別制御が求められる建築物の空調に採用される。
- 窓付近(ペリメータ)の顕熱処理
- 室内の温度の個別制御
特徴[編集]
エアハンドリングユニット[編集]
- エアフィルター・熱交換器・加湿器・送風機(ファン)を金属のケーシングに収めており、専用の機械室に設置され、ダクトで各部屋からの還気や外気を取り入れ、ダクトで各部屋に送風されるのが一般的である。
- 熱源水の流量調整で温度制御が容易にできる。
ファンコイルユニット[編集]
- 熱源水の流量調整で温度制御が容易にできる。
- 各部屋ごとに多数設置されるので、エアフィルターやトレンパンなどの清掃の手間が多くなる。
分類[編集]
エアハンドリングユニット[編集]
- 標準形エアハンドリングユニット
- コンパクト形エアハンドリングユニット
- ターミナル形エアハンドリングユニット
- システム形エアハンドリングユニット
- 特殊用途形エアハンドリングユニット
ファンコイルユニット[編集]
形態[編集]
- 天井埋め込みカセット型 - 表面に吸込口・吹出し口がある天井内設置のもの。2方向吹出しタイプが多い。
- 天井吊型 - 倉庫などのような天井骨組みがむき出しの場合に使われる。
- 床置型 - 床面に設置するもの。小型の床置ローボーイタイプが多い。
- 壁掛型 - 壁面に取り付けるもの。
- ダクト接続型 - ユニットとダクトを接続し、任意の場所に吸込口・吹出し口を設けられるもの。
- 二重床吹き出し型 - 二重床内部に空調空気を吹き出すもの、電算室などの二重床の部屋で用いられる。
種類[編集]
- 4管式 - 冷水コイルと温水コイルを持つもの。冷房・暖房を一日の間で切り替える必要のある部屋に使用される。
- 3管式 - 冷水コイルと温水コイルを持つものであるが、冷温水の還り配管を一つとしたもの。配管を減らすことができるが、冷温水の混合損失が大きいのためほとんど使用されることは無い。
- 2管式 - コイルが一つしかないもので、暖房期・冷房期で冷温水を切り替えて使用される。