精霊
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精霊
- 精霊(しょうりょう、しょうらい、しょうろう)は仏教用語で、死者の魂のこと。精霊流しを参照のこと。
- 精霊(せいれい)は、アニミズム(万物有魂論)的世界観における、万物の根源をなす気、万物に宿る魂が人格化した存在「スピリット(spirit)」の訳語。この語は死者の霊魂の意味で用いられることもある。
なお、キリスト教の三位一体の考え方における神の三つの位格のひとつで、聖母マリアを身ごもらせた「聖なる精霊(the Holy Spirit)」については特に聖霊と訳される。 - 精霊(せいれい)は、錬金術など西洋の神秘主義において、万物のもととなる四大元素が実体化したものとされる「エレメンタル(elemental)」の訳語。
- 精霊(レイ)はみちのくプロレス所属のレスラー。
スピリットの意味での精霊[編集]
精霊は、自然界のさまざまな物や場所などに宿る霊的な存在である。 世界各地の神話・伝承に登場する「~の精」(例えば「泉の精」や「ランプの精」など)がこれに相当する。 しばしば人格化され、その場合には妖精や妖怪に近い存在となる。
アジアの伝統音楽では、「精霊の声が笛を吹く前から聞こえてくる」というようなアナロジーを使って、正しい演奏法を指導した。このようなアナロジーの使用は、認知心理学や音響学が未発達だった時代に、どのように後世へ演奏美学を伝えるかという、古来からの先祖の知恵である。
エレメンタルの意味での精霊[編集]
詳細は 四精霊 を参照
16世紀の錬金術師パラケルススにより、地・水・火・風の四大元素が実体化したものとして、精霊が以下のように関連づけられた。
これらのエレメンタルは、ファンタジー作品においては擬人化した姿で描かれることも多い。
関連項目[編集]
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