海老彰子

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海老彰子(えびあきこ,Akiko Ebi,1953年7月7日 - )はフランス在住の日本人ピアニストである。フランス音楽を得意とする。元日本大学芸術学部大学院教授。元東京芸術大学ピアノ科客員教授。

概要[編集]

大坂生まれ。東京芸術大学で学び、在学中に、第41回日本音楽コンクール(ピアノ部門)で優勝する。1975年第16回ロン・ティボー国際コンクールで第2位となる。アルトゥール・ルービンシュタイン賞など4つの特別賞を得る。ピアノ科・室内楽科を最優秀首席で卒業し、同研究科を修了。パリ国立高等音楽院ではアルド・チッコリーニに師事する。そのほかヴラド・ペルルミュテール、ルイス・ケントナー、コンラート・ハンゼン、コレット・ザラにも指導を受ける。

1980年、第10回ショパン国際ピアノコンクールで第4位無しの第5位に入賞し、マルタ・アルゲリッチに注目される。 1981年、リーズ国際ピアノコンクール第7位入賞、日本ゴールドディスク大賞2回、仏政府から文芸シュバリエ勲章、パリ名誉市民メダル、エクソン・モービル音楽賞本賞(日本)等受賞。

現在は世界的に活躍しており、ベルリンフィルハーモニーホール、ゲヴァントハウス、コロン劇場、サントリーホール、ウィグモア・ホールなどで演奏し、ブリュッヘン、佐渡裕、ジャン・フルネ、テオドール・グシュルバウアー、マレク・ヤノフスキ、ベルンハルト・クレーと共演する。室内楽ではマルタ・アルゲリッチとの2台のピアノ・デュオ・コンサートはTV放映され絶賛を博す。ヴィア・ノヴァ四重奏団との共演などがある。 第16回、第17回、第18回のショパンコンクール審査員となる。