中村祥子

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中村 祥子(なかむら しょうこ、1980年1月20日生まれ)は、日本バレエダンサー佐賀県佐賀市出身。ベルリン国立バレエ団プリンシパル。

来歴[編集]

三姉妹の長女。2歳年下の妹・陽子もバレエダンサーで、ウィーン国立歌劇場バレエ団に同時期(2001年 - 2005年)に在籍していた。6歳よりバレエを始め、1996年、ローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップ賞を受賞、1996年より1998年までジョン・クランコ・バレエ・スクール(シュツットガルト)に留学。1998年、シュツットガルト・バレエ団に入団したが、練習中に靱帯断裂を起こし、バレエ団からの契約打ち切られて日本へ帰国。同バレエ団の退団と1年にわたるリハビリ生活を余儀なくされる。2000年、小澤征爾が芸術監督を務めるウィーン国立歌劇場バレエ団に入団。2001年にはルクセンブルク国際バレエコンクールで1位を受賞。2002年同バレエ団ソリストに昇格。2003年ヌレエフ版「白鳥の湖」で主役デビュー。2006年にはヴラジーミル・マラーホフが芸術監督を務めるベルリン国立バレエ団へソリストとして移籍。2007年9月より同バレエ団プリンシパルへ昇格を果たした。日本人バレエ・ダンサーとしては、吉田都に続く実力派とされる。活動の拠点はドイツを中心とするヨーロッパであるが、近年はヨーロッパのシーズンオフを利用して、 熊川哲也が主宰するKバレエカンパニーの夏公演にたびたび客演(ゲスト・プリンシパル、名義は「SHOKO」)している。

主な受賞歴[編集]

ウィーン国立歌劇場バレエ団時代のレパートリー[編集]

  1. ルドルフ・ヌレエフ『白鳥の湖』(オデット/オディール)
  2. Elena Tchernichovas『ジゼル』(ミルタ)
  3. ヴラジーミル・マラーホフ 『ラ・バヤデール』(ガムザッティ)
  4. ヴラジーミル・マラーホフ 『ヴェルディバレエ仮面舞踏会』
  5. レナート・ツァネラ 『スパルタクス』(エギナ)
  6. レナート・ツァネラ 『ペトルーシュカ』(バレリーナ)
  7. レナート・ツァネラ 『くるみ割り人形』(雪の女王)
  8. レナート・ツァネラ 『シンデレラ』(チェリーニ夫人、イベット)
  9. ピーター・ライト眠れる森の美女』(オーロラ姫)
  10. ジョン・クランコロミオとジュリエット』 (Zigeuner)
  11. Gyula Halangozŏs 『コッペリア
  12. ジョージ・バランシンテーマとヴァリエーション』『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』
  13. イリ・キリアン 『妖精人形』『小さい死』
  14. ウィリアム・フォーサイス 『スリンガーランドのパ・ド・ドゥ』
  15. レナート・ツァネラ 『Konzertantes Duo』
  16. レナート・ツァネラ 『アレスワルツ』
  17. レナート・ツァネラ 『ベートーベン Opus 73』
  18. Josef Hassreiters 『Die Puppenfee』
  19. Myriam Naisys 『モカ』

ベルリン国立バレエ団におけるレパートリー[編集]

  1. ヴラジーミル・マラーホフ眠れる森の美女』(ダイヤモンドの精)
  2. ジョージ・バランシン 『セレナーデ』
  3. ジョージ・バランシン 『アポロ』(カリオペ)
  4. ジョージ・バランシン 『バレエ・インペリアル』
  5. ジェローム・ロビンス『牧神の午後』
  6. Patrice Barts 『くるみ割り人形』(雪の女王)
  7. ヴラジーミル・マラーホフシンデレラ』(シンデレラ)
  8. モーリス・ベジャール 『これが死か?』
  9. Patrice Barts 『白鳥の湖』(オデット/オディール)
  10. フレデリック・アシュトンシルヴィア』(シルヴィア)
  11. ロナルド・ザコヴィッチ 『Mother tongue』 (im Rahmen von "Shut up and dance! Updated")
  12. Patrice Barts『ジゼル』(ミルタ)

外部リンク[編集]

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