ヤマハミュージックコミュニケーションズ

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株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ (YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS CO., LTD.) は、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス傘下のレコード会社。

概要[編集]

2000年5月1日に楽器メーカー大手のヤマハによって設立された。実質的には、かつてポニーキャニオン内のレーベルであった「AARD-VARK」がメーカーとして独立したものと言える。

系列のヤマハ音楽振興会がこれまで発掘してきたアーティスト資産などを生かす形でCDなどを発売している。ヤマハ音楽振興会と直接資本関係はないものの、設立当初は同会本部ビル(153-8666 東京都目黒区下目黒3-24-22)の中に本社を構えており、烏野隆弘社長も同会から輩出している。

設立時の親会社はヤマハだったが、ヤマハは2007年6月1日に音楽ソフト事業を統括する中間持株会社「ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス」を設立し、ヤマハの保有するヤマハミュージックコミュニケーションズの株式を継承した。なお、ポニーキャニオンについては設立時に主要株主として名を連ねていたが、現在は主要株主から外れている。また、中島みゆきが設立時から取締役(本名の中島美雪として)・主要株主(個人事務所「有限会社あいらんど」)として名を連ねており、ポニーキャニオンからの移籍と同時に看板アーティストとなっている。

なお、親会社のヤマハも、日本楽器製造時代の1925年(大正14年)から短期間、横浜工場が「パイオニヤレコード」のレーベルでレコード制作・発売事業を行っていた。藤原義江が数曲の録音を残している。

スタジオジブリ関連[編集]

2006年公開の「ゲド戦記」以降のスタジオジブリ作品の主題歌はYMC所属アーティスト(「藤岡藤巻と大橋のぞみ」の藤岡藤巻はソニー系のエスエムイーレコーズ所属で、同社からYMCが借りる形に)が起用されており、シングル版についてはYMCが制作・発売している。以前よりスタジオジブリの楽曲に関わりのある徳間ジャパンコミュニケーションズはサウンドトラックなどのアルバム盤の制作・発売を継続しており、「スタジオジブリの歌」などのCDではYMCが楽曲を提供して収録されている。なお、「ゲド戦記」が公開された2006年以降、傘下のヤマハミュージックメディアからジブリ作品の楽譜集を数多く出版している。

現在の主な所属アーティスト[編集]

メインレーベル[編集]

VOCALOID RECORDS[編集]

かつて所属していた主なアーティスト[編集]

また、CHAGE and ASKAの2000年以前の作品もここからリリースされている。

contemode[編集]

中田ヤスタカ主宰のレーベル。なお、中田は2013年秋にワーナーミュージック・ジャパンに移籍したため、レーベル運営終了。

販売委託先[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]