ピカチュウレコード
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ピカチュウレコード(英語表記:PIKACHU RECORDS)は、かつて存在したメディアファクトリーのレコードレーベル。アニメ・ゲームのポケットモンスターのCDやDVD・ビデオを発売するために作られた専用レーベルであった。
概要[編集]
レーベルのCMサウンドロゴは、「ジャン、ジャン、ジャン」と言うシンセ音にレーベル名にもなっている大谷育江が声を担当する「ピカチュウ」の鳴き声「ピカチュウ」が重ねられた物で、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)同様CM冒頭にこのサウンドロゴが挿入されている。理由はエンディングに同レーベルが置かれているメディアファクトリーのサウンドロゴがあるからで、「ロケット団」のCDなど一部のCDやDVDのCMではこのサウンドロゴが流れない。
ロゴマークは、ピカチュウのしっぽと同じ雷のマークの後ろに丸みを帯びた「PIKACHU」が上段に「RECORDS」が下段に書かれた物である。
メディアファクトリーが角川グループホールディングス(現:KADOKAWA)[1]に買収された際に、ポケットモンスタービジネスに関わっていた執行役員らがメディアファクトリーを退職しポケモンの出資を受けオーバーラップを設立。この時期を境にメディアファクトリーはポケットモンスター関連商品の取り扱いを段階的に終了し[2]、2012年12月19日[3]からはソニー・ミュージックディストリビューション(現:ソニー・ミュージックマーケティング)に実質移行[4]した。また、これ以降のポケモンの主題歌はSME系(現在のソニー・ミュージックレーベルズ)の楽曲が使用されるようになり、本レーベルは使用されなくなっている[5]。- ↑ その後は2013年10月1日に角川書店等の角川グループとの合併により、現在のKADOKAWAとなった。
- ↑ ポケモンとしてはアニメーション自体は小学館集英社プロダクションも関与しており、『ダンボール戦機』シリーズや『妖怪ウォッチ』シリーズとは異なり、ライバルでもあるKADOKAWAがそのまま参入した場合、各種媒体ごとに両社との買収合戦を避けたい思惑もあった。
- ↑ 映画『キュレムVS聖剣士ケルディオ』Blu-ray Disc・DVDの発売日。
「キュレムVS聖剣士ケルディオ」BD/DVD(映画公式サイト) - ↑ 同レーベルの運営主導であるピカチュウプロジェクトの性質上、レーベルによる公式サイトが皆無である。詳細はSMEJ公式を参照。
- ↑ なおSME自体は「ピカチュウプロジェクト」の参加企業としては名前に入っていない。