バトルスピリッツ 少年突破バシン
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バトルスピリッツ 少年突破バシン | |
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ジャンル | 冒険 |
漫画: | |
作者 | 藤異秀明 |
作画 | |
出版社 | 角川書店 |
その他の出版社 | |
掲載誌 | ケロケロエース |
レーベル | |
発売日 | |
発表期間 | - 連載中 |
巻数 | |
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『バトルスピリッツ 少年突破バシン』(バトルスピリッツ しょうねんとっぱバシン)は、トレーディングカードゲーム『バトルスピリッツ』を元にしたテレビアニメ作品。2008年9月7日から名古屋テレビ放送(メ〜テレ)の制作によりテレビ朝日系列局(フルネット局24局のみ)で放送されている。
目次
概要[編集]
特徴[編集]
地上デジタルテレビジョン放送では16:9のハイビジョンサイズ、地上波アナログテレビジョンでは4:3サイズのサイドカット版で制作されている。
制作者と配役[編集]
キー局はメ〜テレ、製作は『沈黙の艦隊』、『機動戦士ガンダムSEED』などを手掛けたサンライズ第9スタジオが母体となり、古澤文邦がプロデュースを務める。監督の本郷みつるはサンライズ作品では『星方武侠アウトロースター』以来10年ぶりの参加。シリーズ構成に『交響詩篇エウレカセブン』、『FREEDOM』の 佐藤大、キャラクターデザインに『キューティーハニーF』、『出ましたっ!パワパフガールズZ』の下笠美穂、スピリットデザインに丸山浩をはじめとするTVドラマ・特撮作品がらみの布陣が集結している。OP絵コンテには『勇者王ガオガイガー』、『ベターマン』の米たにヨシトモが手がけている。サブライター陣には本郷との仕事が多い横谷昌宏をはじめ、竹内利光、浅山祐介、永川成基などが参加しており、各話演出陣においても『デルトラクエスト』、『ケロロ軍曹』、前番組の『恐竜キング』の布陣を一部踏襲となっている。
音楽面では「サイバーフォーミュラ」シリーズを手がけた大谷幸が劇伴を担当。 また、及川光博がアニメ作品で初めてOPを務める。
キャスティングに関しては前番組『恐竜キング』、『クラッシュギア』シリーズ、『舞-HiMEプロジェクト』、『ケロロ軍曹』での布陣を一部踏襲。スイレンの声を演じる高垣彩陽とノ原カケルの声を演じる坂巻亮祐は本郷監督作品でもある『デルトラクエスト』以来、半年ぶりの共演となる。
主人公のバシン役には若手の田村睦心が起用された。メ〜テレがキー局のアニメの主役は今作以前はベテラン声優の起用が続いており、Bビーダマン爆外伝V以来約10年ぶりの若手起用である。
あらすじ[編集]
通称バトスピと呼ばれるトレーディングカードゲーム「バトルスピリッツ(以下バトスピ)」が世界的に知られ、熱狂的な人気を集める世界。バトスピ全国大会の決勝戦が行われ、天才カードバトラー・Jと素顔を仮面で隠すカードバトラー少女・スイレンとの一騎打ちが行われていた。白熱のバトルはJが勝利を収め、決勝戦は幕を閉じた。
ある日、バトスピ大好き少年馬神トッパ(バシン)は、Jと街で偶然遭遇しバトルを挑む。二人のこの運命的な出会いがきっかけとなり、バシンが持つペンダント、『輝石』に秘められた不思議な力によって、「イセカイ界」と呼ばれる異世界に行くことが出来る事を知り、「スピリット」たちを実際に召喚してカードバトルができる特別なカードバトラーとしての能力を手に入れた。 その後バシンは、学校で噂になっている伝説のXレアカード(エックスレアカード)が存在する事と、それらを全て揃えたとき、伝説の最強王者との戦いが実現することを知った。同じように輝石を持つJ、スイレンなどのカードバトラーたちと、Xレアカードを巡って、激しいカードバトルを繰り広げていく。
登場人物[編集]
輝石のカードバトラー[編集]
それぞれ格色の輝石を持ち、イセカイ界でスピリットを召喚させカードバトルができる特別な力を持つバトスピカードバトラー。その力を人目につかないように秘密にしている。現在その詳細は謎に包まれている。
- バシン(馬神トッパ)
- 声:田村睦心
- 主仕様カード:赤属性
- 所有輝石色:紅蓮(赤)
- Xレアカード:龍皇ジークフリード、暴双竜ディラノス
- 本作の主人公。バトスピが大好きな少年。番組開始時は小学6年生で、29話から中学生になった。東京都トアル市トアル区出身。赤髪と釣り目が特徴。「正面突破で○○!」、「イセカイ界トオォォタル!」が口癖。
- 心優しく、友達・母親思いで、決して悪い嘘は吐かない明るく素直な性格。強い正義感の持ち主だが、せっかちで時に鈍感であまり空気が読めず、向こう見ず、前向きな性格のため失敗することもしばしば。かなりのお人好しである。率直過ぎるため誤解を招くことがあるが、明るく物怖じしない性格からJやスイレンといった強者カードバトラーたちと交流できるきっかけとなる。足が速いことに定評があるが、その反面勉強は不得手で居眠りの常習犯。さらにはカードセンセ曰く「遅刻魔」だと冗談交じりで語っている。父親の形見である赤のペンダント(輝石)を肌身放さず持っている。他の登場人物からは苗字で「バシン」と呼ばれ、母親からも苗字で呼ばれることがある。ある日街中でJと出会い勝負を挑む中で輝石の力を手に入れ、覚醒する。
- 現在の家族構成は母親のハヤ美とネズミのアイボウとマンションで二人+一匹暮らし。父親はバシンが幼いころに失踪し、消息不明となっている。そのショックで現在での明るい性格とは裏腹に人見知りで友達ができない孤独な過去を持つ。さまざまな人間と出会い、バトルを通じて一人の人間として成長していく。
- J(ジュリー澤ラギ)
- 声:三宅華也
- 主仕様カード:白属性
- 所有輝石色:白夜(白)
- Xレアカード:要塞皇オーディン、巨神機トール
- 天才カードバトラーで「バトスピ界の貴公子」という愛称の名を持つ、バシンと同年齢の少年。実家は「サワラギグループ」財閥で京都出身。東京都トナリ市トナリ区在住。バシンのライバル的存在でバトスピ全国大会優勝の経歴を持ち、その実力は高くウチュウチョウテン王への挑戦を申し出る権利を握るといわれるほどの力を持っている。
- 常にクールで真面目で物静かな性格。良くも悪くも少しキツイ言葉を発してしまうときがある。丁重キャラではないが、会話中たまに丁重語を使うときもある。容姿端麗で運動神経も良く、女子からの人気が高い。責任感が強く、妹思いの優しい性格だが、かなりのシスコンで妹のキョウカのこととなるとついムキになりヤキモチを焼く一面も。出会った当初同じ力を持つバシンに対し関心は薄かったが、バトルなどを通じて次第に打ち解けていき、ライバルと認知し、友情が芽生えていく。
- スイレン(マイサンシャイン)
- 声:高垣彩陽
- 主仕様カード:紫属性
- 所有輝石色:紫
- Xレアカード:魔界七将デスペラード、魔界七将デストロード
- 正体を隠し、仮面をつけているバトスピカードバトラーの少女で、その奇妙なファッションと紫のカードを主に使うことから「謎の美少女カードバトラー」、他に異名「ミステリアス・ガール」とも呼ばれている。Jと匹敵するトップクラスの腕前を持っている。本作のヒロインの一人。「ごめんなさいね~」が癖台詞で、ツンデレでもある。
- その正体はマイサンシャインと名乗るアイドルアーティストで、子供から大人までさらにバシンをはじめ、バトスピカードバトラーたちからも絶大なる人気を博す美少女天才アーティスト。アイボウ曰く、動物たちにも大人気だそうである。ハートマークがシンボルで、着る衣装にはよく胸の位置にハートマークが付いており、さらにパッチリとした目の瞳部分にハート柄があるのが特徴。アイドル歌手だけでなく、舞台女優、タレントなど分野問わず幅広く活躍する。コンサートなどでファンや民衆の前では素顔でピンク色の髪で登壇するが、カードバトルを行う時やコンサート会場などからこっそり逃げ出すために髪を紫に染め、仮面をつけて変装する。
- 社交的かつ明るく勝気な性格でお転婆な少女であり、少々ワガママな一面もあるが、純情派で人を思いやる気持ちがあり、心の中では民衆のために歌を歌いたいという心優しさを秘めている。バトル中つい高飛車な態度をとってしまうことがあるがそれが災いの一部として「おばさん」呼ばわりされ、精神的に追い込まれた時期があった。自分のファンであるメガネコを「メガネコちゃん」と呼ぶ。熱く気持ちをぶつけるバシンのことを異性的に気にかけている。度々ハヤ美と接触する機会があり、いろいろな話や悩みを相談するなど仲が良くなっている。
- 中学生になってからはJと同じくトナリ中学校に通う。
- ストライカー(ノ原カケル)
- 声:坂巻亮祐
- 主仕様カード:緑属性
- 所有輝石色:緑
- Xレアカード:キングタウロス大公
- バシンと同学年の、爽やかなサッカー少年。東京都トアル市トアル区出身。
- がっちりとした身を持つ穏やかで大人びた性格。バシンの親友。リーゼントが特徴で、父と弟たちもリーゼント。家族構成は父と母(声:手塚ちはる)と下に4人の弟とオウムのキャップの7人+1羽家族。家事全般が得意で弟たちをしっかり世話するほど面倒見がよい。
- 当初サッカーが得意で将来はプロのサッカー選手を目指し、家族をはじめとする周囲の人間たちに多く期待されていたが、以前から足に持病を抱えており、サッカーを続けたら歩くことすらできなくなるとJの主治医(声:稲田徹)に宣告され、やむを得ず夢を諦めた。悲観と途方にくれるがハヤ美の励ましにより、バシン同様バトスピを始める。主にハヤ美に師事し、その楽しさを開花しバトスピカードバトラーとなった。その後ふとしたことから緑の輝石の力を手に入れる。カードバトルの経験はバシンたちに比べ浅いが、ハイランカーパスを手に入れチャンピオンシップに初出場し、早くも頭角を現す。
カードバトラーの家族と関係者[編集]
馬神家[編集]
- ママ(馬神ハヤ美)
- 声:川上とも子
- バシンの母親。本職はタクシードライバーで、プロ並のドライビングテクニックを持っている。愛車は「スピードスター号」という自家用のタクシー。バトスピに関しての指導力が高く、バシンにバトスピを教えてくれた師匠でもある。
- しっかり者で時には優しく、時には叱る理想的な母親である。「スピードスター」という愛称の名で知られる美人タクシードライバーで、町内では有名。本人曰く、大の野菜嫌い。にもかかわらずバシンへの健康のためと言って自分は飲まないのに野菜ジュースを飲ませるという母親としては、らしからぬ点がある。バシンに対しては「バシン」、「少年」と普段は呼んでいるが時に下の名前で呼ぶときもある。バシンが幼いときに夫が失踪して以来、女手ひとつで彼を育て上げ、今でも彼を温かく見守っている。今のところバシンの力とペットのアイボウの正体を知られていない。
- 幼いころはろくに勉強ができず、毎日遅刻する元気だけが取り柄の悪ガキ少女だったらしい。
- スピちゃん(パパナビ)
- 声:志村知幸
- ハヤ美が使うスピードスター号の車内に搭載されるAIパートナーナビゲーター。キザな台詞を発する。馬神家の中で唯一アイボウの正体を知る。美人の女性に弱い。
トアル町[編集]
- メガネコ(音無フミコ)
- 声:神田朱未
- 主仕様カード:黄属性
- バシンと同学年の、幼馴染の女の子。東京都トアル市トアル区出身。スイレンと並ぶヒロイン的存在。本名は音無フミコで、メガネコはあだ名。
- 丸眼鏡が特徴でちょっとのんびり屋な天然系でおとなしく健気な性格でちょっと泣き虫。料理は得意。バシンとは仲が良く、学校に登校するときなど一緒に居ることが多い。いつも優しく接してくれる面倒見のよいバシンにひそかに好意を寄せている。少々おっとりとしているため、たまに彼に忘れて置いていかれることもある。いわゆる「トロい」子ではあるがその反面洞察力が優れており、恩師であるカードセンセの正体を誰より早く気づいている。家族構成は祖父と愛犬のナナリンの二人+一匹家族で、自宅で営んでいる古本屋を時々手伝っている。マイサンシャインの大ファンで、彼女に憧れを抱いている。
- 輝石のカードバトラーたちとの交流が深くなったバシンとのすれ違いが多くなり、一時そのことにコンプレックスを感じバシンと喧嘩してしまうが、その後カードセンセに弟子入りし修行の末に黄色のカードを使用するカードバトラーとなる。
- 春のチャンピオンシップに謎のカードバトラーキイロコとして初出場し予選において兄弟子にあたるスマイルを下し、本戦でバシンを一時追い詰めるなど、初心者ながらカードバトラーとしての非凡な才能を見せる。チャンピオンシップ終了後輝石のカードバトラーとして覚醒した。
- 小学校卒業後はメガネを外しコンタクトレンズをつけている。
- 26話までは一人で、27話からはマイサンシャインと一緒に、アバンタイトルの注意事項ナレーションを担当している。
- カードセンセ(川戸キョージ)
- 声:北沢力
- トアル小学校の教師で6年1組、バシンとメガネコの担任。20代半ば。バシンのよき理解者。
- アパート暮らしの貧乏青年で普段でも青いジャージを身に纏っており、俗に言う熱血教師であるが少々抜けたところがある。生徒受けはよく、バシンを一人前にするために奮闘したり、メガネコの心の悲しさを見抜いたり、生徒の悩みにすぐ気づいたりと教師らしさは持っており、時折それをのぞかせる。そのため生徒であるバシンやメガネコたちからの信頼は厚い。バトスピが趣味でその技術は計り知れない。バシンのママに好意を抱いており、積極的に交流を深めようと接し、アピールするが空回りが多い。マイサンシャインの隠れファンでもある。
- その正体は青の輝石を持つカードバトラーにして、「No.5」のコードネームで活動していた元・サウスピ団のメンバーである。ウチュウチョウテン王からバシンの監視役の密命を受けている。バシンたちが小学校を卒業した後、姿を消した。
- バイト君
- 声:勝杏里
- バトスピセンターで働く青年。バシンと仲がよい。
- ジーサン
- 声:土屋トシヒデ
- メガネコの祖父で保護者。古本屋を経営している。
芸能事務所[編集]
- マネージャー
- 声:笹田貴之
- マイサンシャインのマネージャーでかなりの慌てものである。天然パーマが特徴。
サワラギグループ[編集]
- 澤ラギキョーカ
- 声:西村麻弥
- サワラギグループの令嬢でJの双子の妹。京都出身。第三のヒロイン的存在。
- おおらかな性格で京都弁を話す。東京で暮らすJとは正反対に母親のミヤコと京都へ別居しているが彼と行動をともにすることが多く、Jを「お兄い」と呼び慕っている。一般人としては輝石のカードバトラーとしての兄のJの力と愛猫のお京の正体を知る唯一の少女。当初紅蓮の輝石を持つバシンに興味を持つ。あまり友人がいない兄のためにバシンとよい関係に築き上げようとするなど彼をサポートし、彼の妹として支える。互いに打ち溶け合っていく兄とバシンの二人を応援するかのように静観して見守っている。
- 澤ラギミヤコ
- 声:進藤尚美
- Jとキョーカの母。バトスピをめぐってJと喧嘩した事もあったが、Jの考えを認める。Jを「Jちゃん」と呼んでいるが、本人はその呼び方をあまりよく思っていない。
- キアノ澤ラギ
- 声:掛川裕彦
- サワラギグループの総帥にしてJとキョーカの父。密かにサウスピ団に接触し、知人であるエリオットとともに暗躍している。バトスピではJを倒すほどの実力を持つ。Jを「ジュリー」と呼んでいるが、本人は「その名で呼ぶな」と言っている。
- トナリ中学校を買収し、エリオットと共にJの監視を始める。また、サウスピ団にも加入し、「No.3」のコードネームを得る。
ペットのパートナー[編集]
輝石のカードバトラーであるバシンたちが飼うペットの動物たち。いずれも全てそれぞれ各色の輝石がついている。彼らの正体を他の周囲の人間に知られないように普通の生き物に戻ることもしばしばある。
- アイボウ
- 声:中川里江
- バシンの飼っている白ネズミ。
- 紅蓮の輝石の力が宿り、言葉を喋る事ができる。ガサツで少々生意気な口を叩くが悪い性格ではなく、バシンに助言してくれる。キノコ類が好物。本来ネズミはネコを天敵としているため、お京とは犬猿の仲で、しばしば追い掛け回される。
- 「バトスピ講座」でお京といっしょにバトスピに関しての解説を担当。
- お京(-きょう)
- 声:木村亜希子
- Jの飼っている愛猫で、黒の雌ネコ。
- 白の輝石の力が宿っており、言葉を喋る事ができる。Jに気にかける乙女チックな性格。アイボウとは犬猿の仲で、ほぼ獲物的に追い掛け回すこともしばしば。自分は猫の立場なのに、アイボウとピンクに対して「泥棒猫」と呼んだ事がある。
- 「バトスピ講座」でアイボウといっしょにバトスピに関しての解説を担当。
- キャップ
- 声:笹田貴之
- ストライカーの飼っている愛鳥のオウム。
- ストライカーがバトスピをやり始めた直後に突然緑の輝石の力が宿り、それまで片言の日本語しか発しなかったが達者的に言葉を喋る事ができるオウムへと変貌。以来相棒としてストライカーを助言し支える。
- ナナリン
- 声:福圓美里
- メガネコの飼っている愛犬のチワワ。メガネコがカードバトラーとして覚醒した後喋れるようになった。
- 年をとっている
- ピンク
- 声:チョー
- スイレンの飼っているカメレオン。
- 紫の輝石の力が宿っており、言葉を喋る事ができる。オカマのような喋り方をする特徴があるが、二重人格のようで主にカムフラージュをするときにかなり渋い声とハードボイルドなクールガイな性格に変わる。
- ぐらぐり
- 声:根谷美智子
- カードセンセの飼っている亀。
- 普段はトアル小の理科室で飼育されているが、休み期間中は自宅アパートに居る。カードセンセ曰く「師匠」。カードセンセの俳句を点数で評価する。
- バシンたちが小学校を卒業した後、カードセンセと共に姿を消した。
TV関係者[編集]
- 女子アナ(じょし-)
- 声:福圓美里(1-3話まで)・高木礼子(4話以降)
- 作中のテレビ番組「バトスピTV」でバトルスピリッツの実況を担当している。Jのファンでもある。
- 解説さん(かいせつ-)
- 声:チョー
- 作中のテレビ番組「バトスピTV」でバトルスピリッツの解説をしている。スマイルのことは知っていたようだが女子アナに言われるまで思い出せなかった。
サウザントスピリッツ団[編集]
通称「サウスピ団」(以下にもそう記載する)。子供たちの間で噂になっている謎の組織。ウチュウチョウテン王がリーダーを務め、幹部クラスのメンバーは「ナンバーズ」と呼ばれる。そのなかのメンバーに勝利すると「Xレアカード」や「ハイランカーパス」(大会のシード権)を手に入れることができる。メンバーにはそれぞれ輝石の力を持っている。
- ウチュウチョウテン王
- 声:志村知幸
- バトスピ界に君臨する伝説的絶対王者でサウスピ団のリーダー。その素上は現在謎に包まれている。
- ナゾオトナ・No.9
- 声:楠大典
- サウスピ団のメンバーで黒いスーツを着ている謎の男。バトルでは主に赤のカードを使用し、スイレンやNo.8を倒すほどの実力を持つ。
- バシンに龍皇ジークフリードを進呈したが、自身も所有している。
- ナゾオトナ・No.8
- 声:根谷美智子
- サウスピ団のメンバーでサングラスをかけた褐色肌の女性。かなりの方向音痴。バトルでは主に緑のカードを使用。
- バシンをフルネームで呼び、本人からは当初「ハイランカーパスのうっかりお姉さん」と呼ばれていたが、最近では「No.8のお姉さん」と呼ばれている。ストライカーにXレアのキングタウロス大公、バシンに暴双竜ディラノスを進呈する。
- No.5の失踪後はNo.9からバシンの監視を命じられ、トアル中学校の音楽教師「イノ頭マサ子」として赴任。バシンとスマイルの担任となる。
- スマイル(No.4)
- 声:三戸耕三
- 大会のガンスリンガーにおいてJと同率の勝率を誇った謎のカードバトラー。左目を隠す独特の髪が特徴。「ケケケ」が口癖。年齢はバシンより1つ上。バトルでは黄色のカードを使用。ガンスリンガーにおいて圧倒的な強さを誇る事から「ガンスリンガーの魔物」と恐れられる。
- その正体はNo.5(カードセンセ)の元教え子。アメリカで活躍していたカードバトラーで、彼とバトルしたカードバトラーは笑えなくなると言われている。幼い時から気が弱く優しい性格だったが、組織での厳しい特訓を経て冷酷な性格へと変貌。No.5の前から立ち去り、その後アメリカで死んだとメンバーの間で扱われていた。
- 密かにJに近づき、サウスピ団のメンバーに勧誘する。その目的はJと組んでウチュウチョウテン王を倒す事らしい。
- 29話からはバシンと同じクラスとなった。
- マイケル・エリオット(No.2)
- 声:茶風林
- サウスピ団のメンバーで禿頭のアメリカ人男性。エキセントリックなファッションが特徴。後にキアノと共謀してトナリ中学校を買収する。元ネタは、バトスピのゲームデザイン原案を担当したマイケル・エリオットその人であり、後述のとおり、「ゲームデザイナー」としてスタッフクレジットされている。
- アマデ・ウス
- 声:四反田マイケル
- サウスピ団のメンバーでラッパーのような喋り方をする男。ラップのノリでバシンのような音感の悪い人間以外は操る事が出来る。バトスピでは自分のスピリットを「駒」と割り切っており、そのような考えはバシンからは否定されている。
ニチアサキッズ合体スペシャル[編集]
2008年10月12日に放送された「ニチアサキッズタイム」のプレゼント企画、「ニチアサキッズ合体スペシャル」にてバシンとともに他の3番組のキャラが登場した。詳しくは、ニチアサキッズタイムを参照。
世界観[編集]
本作の世界では、現実の世界とは比較的に異なる歴史及び技術発展を歩んでいる近未来の世界である。ここでは世界的に知られる有名ブランドであるバトルスピリッツが老若男女、年齢問わず、特に高学男児に流行している。その他に一般自動車や商用、営業車などにAIを搭載したナビゲーターが兼ね備えており、プログラム形式で自動運転する観光バスも存在する。
作中用語[編集]
- バトルスピリッツ
- この世界で流行しているブランドカードゲームの総称で愛称「バトスピ」。子どもだけでなく大人、男女年齢問わず流行しており、奥が深いと称されている。それを巡る世界大会も存在する。
- 輝石(きせき)
- 選ばれしバトスピカードバトラーが持つイセカイ界でスピリットを召喚させカードバトルができる特別な力を秘めている石。輝石を持つ互いのカードバトラーがカードバトルを行うという気持ちが高まると光って共鳴する。輝石を持つカードバトラーたちが飼うペットに同じ石が付いており、バトスピに関する知識が豊富な生き物に変貌させ、翻訳させることができる。
- イセカイ界
- 現実の世界とは異なり、輝石のバトスピカードバトラーだけが出入りを許される次元の世界。そこには天空に舞う巨大なコロシアムが存在し、そのなかでスピリットを召喚させカードバトルを行うことができる。「ゲートオープン・開放!!」という言葉を合言葉に、その世界へと瞬時に移動する。
- Xレアカード
- ナゾオトナを倒すと貰えると言われているレアカード。
- チャンピオンシップ
- バトスピの大会の名称。春夏秋冬、年に4回は行われるようである。
- ハイランカードパス
- チャンピオンシップのシード権。ナゾオトナと遭遇してカードバトルを行い、彼らを倒せば進呈される。
- ガンスリンガー
- 大会の予選。総当りのリーグ戦を行い勝率の高いカードバトラーが決勝に進出できる。
- タッグバトル
- 二人一組で行われるバトル。ライフは共有。
- ブースタードラフトシステム
- 未開封のブースターパックを使用して行われるバトル。未開封のブースター故に何が出るか分からないため運が重要となる。
- バトスピTV
- 定期的に放送されているバトスピの番組。ゲストとしてJやマイサンシャインが出演することがある。
- バトスピセンター
- 各地地域に存在するバトスピを行うための施設。東名高速道路のサービスエリアにも存在する。
- スピードスター号
- ママ(ハヤ美)が使用するピンクカラーのセダン型タクシー。
- 奇譚堂
- メガネコの祖父が経営する古本屋でメガネコの自宅。トアル町内では有名である。
バトスピ講座[編集]
エンディング終了後に毎回行われるその名の通りバトルスピリッツに関して解説するコーナーで、アイボウとお京の二匹が解説を担当する。なお第1話のみバシンが登壇し、解説を担当したことがあった。
スタッフ[編集]
- 原作:矢立肇
- チーフプロデューサー:宝田寿也、尾崎雅之
- シリーズ構成:佐藤大
- 棋譜演出:誉田晶子
- キャラクターデザイン・総作画監督:下笠美穂
- ゲストキャラクターデザイン:湯本佳典
- スピリットデザイン:丸山浩、竹内敦志、石垣純哉、今石進
- ゲストメカデザイン:山田高裕
- ゲームデザイナー:マイケル・エリオット
- 美術監督:吉川洋史
- 2D色彩設計:柴田亜紀子
- 撮影監督:富田佳宏
- 音楽:大谷幸
- 音響監督:藤野貞義
- プロデューサー:川本謙一、古澤文邦
- 監督:本郷みつる
- 制作:メ〜テレ、サンライズ、ADK
主題歌[編集]
オープニングテーマ[編集]
- 「GO AHEAD!!」
- 歌/作詞:及川光博、作曲:TAKURO(GLAY)、編曲:CHOKKAKU
- オリコン週間シングルチャート初で最高で25位にランクイン。
エンディングテーマ[編集]
- 「冒険記録」(第1話 - 第26話)
- 歌/作詞/作曲:Little Non、編曲:鈴木マサキ
- 「dear-dear DREAM」(第27話 - )
- 歌:マイサンシャイン、作詞:畑亜貴、作曲:黒須克彦、編曲:虹音
挿入歌[編集]
- 「深呼吸」(第17話)
- 歌/作詞/作曲:Little Non、編曲:松下典由・Little Non
エンディングテーマは劇中に挿入歌として使われることがあり、両曲マイサンシャインが歌うという設定となっている。本作が挿入歌を導入するのは「ニチアサキッズタイム」開始以来初めてのことである。
各話リスト[編集]
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 |
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1 | 正面突破バシン登場! | 佐藤大 | 本郷みつる | 石川てつや | しもがさ美穂 | |
2 | ライバルの名はJ | 菱田正和 | 河村智之 | 湯本佳典 | ||
3 | 波乱バンジョー授業参観 | 横谷昌宏 | 大庭秀昭 | 村上靖 | 井上善勝 松井誠 服部憲知 | |
4 | アイドルはマイサンシャイン | 竹内利光 | 靏山修 | 工藤寛顕 | 菊地晃 | |
5 | 運動会がタイヘンだ | 永川成基 | 誉田晶子 | 桜井正明 | ||
6 | カードバトラーのお見舞い | 宮昌太郎 | 伴山人 | 河村智之 | 高橋晃 | |
7 | ウルサいトコでオオ騒ぎ | 浅山祐介 | 本郷みつる | 池野昭二 | 石川てつや | - |
8 | 修学旅行も正面トッパ | 横谷昌宏 | 伴山人 | 青柳宏宣 | 湯本佳典 | |
9 | お京の迷Q? | 竹内利光 | 村山靖 | 三井寿 | しもがさ美穂 | |
10 | ダイ迷路でダイ迷惑 | 永川成基 | 渡辺正樹 | 江森真理子 | ||
11 | バトスピ大作戦 | 武田無我 | いわもとやすお | 高橋順 | 小田武士 | |
12 | 招待フメーの正体フメー | 宮昌太郎 | 誉田晶子 | 鈴木幸江 | ||
13 | 出現ガンスリンガーの魔物! | 佐藤大 | 錦織博 | 工藤寛顕 | 石川てつや | - |
14 | 初ファイナルはナミダのちスマイル | 片山春美 | 池野昭二 | 高橋晃 | ||
15 | 難点満点クリスマス | 浅山祐介 | 河村智之 | 湯本佳典 | ||
16 | アイボウの消えた日 | 横谷昌宏 | 伴山人 | 青柳宏宣 | 高橋晃 | |
17 | マイファーストサンシャイン | 竹内利光 | 渡辺正樹 | 菊地晃 | ||
18 | 冬ショーメン突破 | 永川成基 | いわもとやすお | 高橋順 | 小田武士 (作監補)長生中 | |
19 | タッグ痛快ライバルズ | 宮昌太郎 | 誉田晶子 | 鈴木幸江 | ||
20 | 絶交ちゅーは絶不ちょー | 武田無我 | 工藤寛顕 | 高橋晃 | ||
21 | マイサンシャインバレンタイン | 竹内利光 | 池野昭二 | 石川てつや | ||
22 | ナゾオトナにだってヒミツ | 横谷昌宏 | 本郷みつる | 河村智之 | 湯本佳典 | |
23 | ラスト小学生デイズ | 永川成基 | 伴山人 | 青柳宏宣 | 池田有 | |
24 | 春のバトスピキイロい嵐 | 浅山祐介 | 渡辺正樹 | 菊地晃 | ||
25 | キラリ輝石の目覚め | 宮昌太郎 | いわもとやすお | 高橋順 | 小田武士 (作監補)長生中 | |
26 | サクラの下でバトスピを | 佐藤大 | 誉田晶子 | 鈴木幸江 | しもがさ美穂 | |
27 | ピンクとアマデウス | 竹内利光 | 伴山人 | 工藤寛顕 | 高橋晃 | |
28 | J、街ろまんの旅 | 横谷昌宏 | 池野昭二 | 石川てつや | ||
29 | ちゅー学ラン・ニュー学ラン | 佐藤大 | 青柳宏宣 | 湯本佳典 | - |
漫画[編集]
ポータル |
日本の漫画作品 |
日本の漫画家 |
漫画原作者 |
漫画雑誌 |
カテゴリ |
漫画作品 |
漫画 - 漫画家 |
プロジェクト |
漫画作品 - 漫画家 |
藤異秀明によるコミカライズ版が「ケロケロエース」(角川書店)で連載されている。アニメ版とは違い、作者の持ち味を活かした作風になっている。
脚注[編集]
関連項目[編集]
- テレビ朝日系アニメ
- ニチアサキッズタイム
- 『バトルスピリッツ』を含めた朝7時から9時までの子供番組の時間帯。
外部リンク[編集]
- バトルスピリッツ 少年突破バシン(メ〜テレ公式サイト)
前後番組の変遷[編集]
テレビ朝日系・名古屋テレビ制作 日曜7時台前半 (ニチアサキッズタイム第1枠) | ||
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前番組 | バトルスピリッツ 少年突破バシン (2008.9.7 ‐ ) | 次番組 |
古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー 翼竜伝説 (2008.2.3 ‐ 8.31) | - | |
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