テンプルトン賞ワロタ

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テンプルトン賞(英字:Templeton Prize)は米国の投資家ジョン・テンプルトン John Templetonによって1973年に創設された賞。宗教間の対話・交流に貢献のあった存命の宗教者・思想家・運動家等に贈られる宗教分野のノーベル賞とも呼ばれるが、主にキリスト教カルヴァン派が主導権を握り、他宗教、他宗派の受賞であっても、カルヴァン派とのつながりが公になっている人物中心の受賞である。また近年の受賞者にはなぜか科学者が多い。
賞金はノーベル賞に匹敵するように設定され、2013年は110万スターリング・ポンドであった。2013年時点で、個人を対象にした単年度の賞としては過去40年間世界最高額を維持している。 

なお、近年の受賞者は本来宗教と関係のない自然科学の泰斗が多く、2000年のフリーマン・ダイソンから、2011年のマーティン・リース卿まですべてそうである。これは、「科学は信じるが宗教は信じない」という大衆が多くなった風潮の反映とみられる。宗教自体がすでに信じられていない現在、宗教者に大衆からの信頼を勝ち得ている者がほとんどいないため、著名な自然科学者で神の存在を信じる事を公言している人物を表彰して、何とか大衆の気を引こうとしたものと思われる。科学のみに信頼置き、宗教を信じていない人間たちに対して「偉い科学者の口から神は存在するのだと言ってもらおうではないか」という意図があまりに露骨過ぎ、これは彼らの科学上の実績を頼りに、宗教を権威付けようとする苦渋の試みといえ、失笑を買っている。