Ogg
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Ogg(オッグ)はマルチメディアコンテナフォーマット。 OggファイルやOggコンテナなどと呼ばれている。 拡張子は.ogg/.ogx/.ogv/.oga
概要[編集]
Oggはコンテナであり、1つないし複数のコーデックを内容物として格納する。最も代表的なコーデックは音声コーデックのVorbisである。Vorbisを格納したOggはOgg Vorbisと呼ばれる(他のコーデックも同様)。他のコーデックには、動画コーデックのTheora、可逆音声コーデックのFLAC、の人の声に特化した音声コーデックのSpeex、テキストのWrit(字幕に使う)などがある。なお、Ogg Vorbisを単にOggと呼ぶことがあるが、Oggはコンテナの名称であってコーデックではないことに注意すべきである。
Oggの拡張子をめぐる状況は、少々混乱している。当初Xiph.Org FoundationはOgg共通の拡張子.oggを定めていたが、のちに、共通の拡張子を.ogxに変更し、音声の拡張子.oga、動画の拡張子.ogvを定めた。現在.oggは、Ogg VorbisとOgg Theoraのデファクト・スタンダードな拡張子として使われている。またこれらのほかに、Speexの.spxなど、コーデック独自の拡張子も使われる。