DreamCup

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DreamCup(ドリームカップ)とは一人称視点で11人、9人もしくは6人で1チーム方式のオンラインサッカーゲーム、フリーウェアである。 「2005年 窓の杜大賞」の銅賞受賞作品。2012年4月をもってサービス終了。

ゲームシステム[編集]

このゲームはプレイヤー1人につきそれぞれ一選手を操作するという方式の一人称視点である。首を振る動作で左右サイドも一人称視点で見ることが出来る。プレーヤーは全選手とボールの位置が表示されるレーダーを見ることでフィールド概況も把握する。操作されるプレイヤーの能力は一様に設定されているが、肌色や背番号(チームに所属している場合のみ)はプレイヤー毎で設定が可能。 また、スタジアムには低スペックでもプレイ可能なものと、比較的重いが美しい景観のスタジアムの2パターンから選択できる。プレイヤーが任意で作成しているスキンを使用することで、好きなチームのユニフォームや芝に変更することもできる。

対戦形式は、不特定者同士がその場でチームを組んで対戦する野戦(野良試合の略か)と、チーム同士のチーム戦と、チーム対不特定者の連合戦がある。ポジションは試合毎に先着順で自由に選択する。野戦の試合時には競技場への待機を行い規定人数に達すると入場・開始される。チーム戦の場合は公式サイトからサーバー(※以下鯖と呼ぶ)・チーム・開始時間を予約する。

また公式鯖での試合内容は公式サイトで統計データを集計している。チーム戦の勝敗はチームランクに反映されるシステムをとっており、個人記録(平均得点/アシスト/カット/キャッチ/ドリブル成功率/パス成功率等)も記録されプレイヤー毎の記録が閲覧可能、それぞれのランクも公式ページより参照可能である。

自宅鯖を立ち上げ公開することも可能であり、ユーザが立ち上げている観戦用鯖では試合を観戦しながらの会話も可能であり、大会中等は盛り上がりを見せている。

ルール[編集]

ルールはサッカーのルールを適用しているが、大会時には大会毎に開催者が決めるルールが存在する場合もある。(基本的にはサッカーと同様であり、フェアプレーを推奨するものであることが多い)。 時間は6分ハーフ(非公式鯖)、もしくは10分ハーフ(公式鯖)であり、ハーフタイムは一分間である。

試合形式は、9人vs9人で行う9人制、もしくは1チーム6人の6人制が主流である。他には自由に入退場が行える練習場や、稀に1チーム11人で行われる試合もある。トーナメント戦等で同点の場合は延長戦やPK戦も存在する。 また試合場ごとに~鯖などと呼称があり、そこで行われる試合の内容も把握できる。練習鯖では自由な練習や対戦が行われる。9人制の初心者用鯖・中級鯖・プロ級鯖ではそれぞれの技術に準じて自由にプレイヤーが待機する。

チームについて[編集]

チームはユーザーがメンバーを募り新規チーム申請を行う。メンバーは基本的にチームへ入団希望メールを送信し、チームのキャプテンまたは副キュプテンより承諾されると入団ができる。チームメンバーは自由に他のチームへ移籍等が可能であり、レンタル入団も可能である。また、初心者用育成チームも存在する。 チームは試合毎に増減されるポイントでランキングされ、公式大会にはチーム単位での参加となり特にポイントの増減が大きい。

大会について[編集]

このゲームでは不定期にリーグ戦またはカップ戦で順位を競う大会が行われる。 チーム単位での参加となり複数のチームからは出場できない。大会前に移籍しておくことで出場可能になる。 試合日時は集中的に試合が組まれる場合と、チーム間の合議で対戦を組み一定の期間で行われる大会がある。 また、大会中は専用のHPが用意される場合が多く、ユーザによるスポンサードもある。 主な大会としては次のものがある。

シーズン(前後期)
半年単位で行われるチームごとの総獲得ポイント数で競われる統計戦。
シーズン(1~4)stage
年に4回行われる1〜2週間単位でのリーグ戦。
DreamCup杯
不定期に行われる1〜2日単位でのトーナメントorリーグ戦。

コミュニティについて[編集]

DreamCupはログインすると多くのチャットルームの集合体であるDreamCupコミュニティに参加する。そこで試合開始待機やチーム運営を行う。チャットルームはログイン時から入室している待合室と、チームメンバーが参加するチームルーム、個人で作るチャットルームがある。パスワード設定は可能だが、ユーザーは基本的に全ての部屋へ入室できる。また、初心者用の部屋も用意されている。 このゲームの常時接続者数は10~200人ほどで1チーム20~30人ほどである。

TeamSpeakIRCを使ったコミュニケーションも盛んである。ボイスチャットを使ったゲームは試合中に声によるコミュニケーションが可能であり、よりエキサイティングである。大会期間中は試合の実況にも使用されている。

一部の悪質プレイヤーにチート使用が確認されたが、運営側はチーターに対し垢BANを行う等の対策を施している。 尚、大会中にチートの使用が発覚した場合、チームにペナルティが与えられる可能性がある。

2007年前半期、夜間帯では接続者数150~300人だったが、2009年前半期現在は夕方~夜間のコアタイムにかけても50~150人程になり、全体的な試合数が減少している。

関連項目[編集]

  • ONLINE STRIKER(DreamCupが出来た契機となったゲーム作品)

外部リンク[編集]

ウィキペディア無し small.png ウィキペディアにも「DreamCup」の項目が執筆されていましたが、削除されてしまいました