長谷部純夫

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長谷部 純夫(はせべ すみお)は全日本同和会京都府・市連合会事務局長。

長谷部は部落解放同盟京都府連合会に所属していた当時、中野孫四郎(部落解放同盟京都府連合会副委員長、部落解放京都府企業連合会理事長)による同和脱税を目撃し、「すごいことをやる」と感服(1985年5月16日の京都地検京都地検供述調書)。その後、1979年頃に全日本同和会京都府・市連合会(同和会府・市連)に加盟。1980年11月に同会亀岡支部副会長になる。1981年1月、同和会府・市連事務局長に就任。

1985年5月、16億4000万円を超える大型脱税事件で同和会府・市連元会長の鈴木元動丸と共に逮捕。鈴木と長谷部が同和会に対するカンパ名目で37名の納税義務者から受け取った金額は、7億3600万円にのぼっていた。1985年8月には、共犯の渡守秀治も逮捕される。

1987年9月16日、京都地裁で懲役3年6月、罰金5000万円の有罪判決を受ける。

出典[編集]

  • 中原京三『追跡・えせ同和行為』p.201-207