私法(しほう)とは、私人間の関係を規律する法。国家等の公権力と私人の関係を規律する法である公法(憲法・行政法)に対置される。
民法、商法などが代表的な私法の例。市民法と呼ばれることもある。
私法関係における権利を私権という。
始源はローマ法ともされるが、19世紀のヨーロッパにおける、自由主義・個人主義を背景とした諸法典に求められることが多い。