フェリックス・メンデルスゾーンの無言歌作品53-6は1841年に作曲。同年に無言歌集第4巻として出版された。
イ長調で8分の6拍子。全曲を通して半音階のトリルの上に、簡単な旋律が無言歌を歌う。原曲はMolto allegro,vivaceの発想記号であり高速な演奏が多いが、無言歌の特性を酌んだ緩やかな編曲もある。ロンド形式。