従四位

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従四位(じゅしい)は、とは、日本の位階及び神階における位のひとつ。正四位の下、正五位の上に位する。

解説[編集]

日本の位階制度は聖徳太子冠位十二階に始まる。701年の大宝律令で正一位から従一位、正二位・・・という位階制度になった。 これが現在まで続く。 なお律令制に於ける「貴族」とは五位以上の昇殿などの特権が与えられた者を指し、その「貴族」に対し、六位以下無位までの者を「地下(ぢげ)」もしくは「地下人(じげにん/しもびと)」と呼ぶ。 律令制に於ける位階の制定目的は、任官の門戸を広げ、能力によって位階を位置付け、有能な者にその位階と能力に見合った官職に就ける事で官職の世襲を妨げる事が目的であった。 江戸時代は徳川幕府の礼装として、従4位下(4品とも呼ばれた)の大名や高家には狩衣が許された。即ち3位、若しくは4位の侍従以上のものに対する長直垂と、5位の大名の大紋の中間に位する装束で、袴は指貫で長袴ではない。 四位諸大夫とは位は四位であっても、昇殿を許されないものをいう。

参考文献[編集]