ポリゴン (ポケモン)

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ポリゴン
全国 137
ジョウト 215
ホウエン
シンオウ 192
英語名 Porygon
進化
進化体系 たねポケモン
進化前 なし
進化後 ポリゴン2
世代 第1世代
ポケモン学
分類 バーチャルポケモン※当初は「シージーポケモン」
タイプ ノーマル
高さ/重さ 0.8m/ 36.5kg
特性 トレース/ダウンロード

ポリゴンは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクターモンスター)のうちの一種である。

特徴[編集]

体が(ひと昔前の)ポリゴンで構成されているポケモン。

ベトベタービリリダマのように人間の生活から偶然に誕生したようなポケモンもいるが、ポリゴンは作中に登場する架空の会社であるシルフカンパニー(ロケット団参照)がコンピュータ技術でポケモンの構造を模倣し、意図的に作り出したポケモンである。現在、人間が無機物から作り出せるという明確な設定が存在するポケモンはポリゴン系の三種を数えるのみ。ただしポワルンが人工のポケモンであるかのようなセリフがあり、古代ポケモンには人の手で作られたと思われるものがもっと数多く存在する。呼吸をせず、プログラムされた動作しかできない。自己をデータ化し、電子空間に自由に出入りできる。

赤・緑の頃の分類は「シージーポケモン」だったが、青以降「バーチャルポケモン」と改められた。分類が変更されたのは今のところポリゴンだけである。

ゲームでのポリゴン[編集]

赤・緑・青・ピカチュウ』『金・銀・クリスタル』『ファイアレッド・リーフグリーン』ではタマムシシティのゲームコーナーの景品となっており、景品交換所でコインと交換することで入手できる。必要なコインの枚数はバージョンにより異なる。 『ポケットモンスター 赤・緑』が開発・発売された当時は、ポリゴンを用いた本格的な3Dグラフィックス表現が一般的になった頃であり、そういった表現の出来ないゲームボーイを始めとした携帯型ゲーム機の市場は縮小していた。「ポリゴン」にはこういった時代背景に対する皮肉めいた設定が見られる。

『金・銀』では進化形のポリゴン2が登場した。シルフカンパニーから貰えるアイテム「アップグレード」を持たせ、通信交換することで進化する。

ダイヤモンド・パール』ではある条件を満たすと、「ポケモンやしき」の「じまんのうらにわ」で野生のものが出現することがある。また、ポリゴン2からさらにポリゴンZに進化するようになった。

『プラチナ』では、トバリシティの民家から、ギンガ団から逃げ出してきたものを受け取ることができる。

「とくこう」(『赤・緑』では「とくしゅ」)がやや高い程度で能力は全体的に低い。ポリゴンとその進化形のみが覚える技として「テクスチャー」および「テクスチャー2」(『金・銀』以降)がある。GBA版での特性は「トレース」のみだったが、『ダイヤモンド・パール』より「ダウンロード」が追加された。

ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊』では「ちていいせき」に出現する。『青の救助隊』には基本的にはふしぎなメール等の手段を使用しない限り出現しない。

ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』では「時限の塔」と「空の裂け目 最深部」に出現する。「時限の塔」に出現するものはポリゴンのいる部屋全域に効果がある「ほうでん」を使うため厄介な上、倒しても仲間にならない。

ポケモンスナップではリバーコースに登場。

大乱闘スマッシュブラザーズでは、ヤマブキシティのシルフカンパニー屋上の倉庫から出現するポケモンの一つとして登場。倉庫の中から突然現れ、「たいあたり」でプレイヤーを攻撃する。

アニメでのポリゴン[編集]

1997年12月16日に放送された『ポケットモンスター』第38話「でんのうせんしポリゴン」で登場した。ゲストキャラのアキハバラ博士が作り出した人工ポケモンで、人間を連れて電脳空間に入り込むことができる。

ロケット団は0号機(試作機)のポリゴンを奪い、電脳空間内に侵入する。サトシ達は初号機と共にロケット団を追う。ポリゴンは本来感情も自我を持たない設定だが、アニメでは意思や感情を持っているかのように描写されている。

この回でポケモンショックが起こり、以後ポリゴンは下記の劇場版を除いてアニメに登場していない。また、その進化系である、ポリゴン2およびポリゴンZも未だ登場していない。

ポケモンカードでのポリゴン[編集]

無色タイプのたねポケモン。初登場はポケットモンスターカードゲーム第1弾。このイラストはイマクニ?(「今国智章」名義)によって描かれたものである。相手の弱点を変化させる「テクスチャー1」と自分の抵抗力を変化させる「テクスチャー2」を持つ。

ニンテンドウ64Wゲットだぜキャンペーン」では、「かっこいいポリゴン」が「くいしんぼカビゴン」と共に配布された。上記の「テクスチャー1」「テクスチャー2」の効果を同時にもたらす技「テクスチャーマジック」を持つ。

ポケットモンスターSPECIALでのポリゴン[編集]

漫画『ポケットモンスターSPECIAL』ではグリーンのポケモンとして登場する。ゲーム同様、タマムシシティのゲームコーナーで入手したものである。

映画でのポリゴン[編集]

映画第1作『ミュウツーの逆襲』公開以前にポケモンショックが発生しており、2008年現在、映画にも登場したのはラティアスとラティオスの開始15秒後の町中の1カットのみであり、その他の映画には一切登場していない。

その他におけるポリゴン[編集]

上記のポケモンショックにより一時「モンスターコレクション」などのポリゴンの商品が店頭から撤去されたことがあった。無論「ポリゴン」自体に問題があったわけではない。現在でも、多くのポケモンのポスターでもポリゴンが殆んど載っておらず、ポリゴンの商品が販売されているものは少ない。

関連項目[編集]