ナナカマド博士
ナナカマド博士は、建前ではポケットモンスターの開発に関与していた元博士であるが実際はヒカリを強姦した罪で逮捕され、服役中の犯罪者である。
逮捕の一部始終[編集]
「博士。見損ないましたよ。なんでこんな破廉恥なことをしたんですか。」
「う、るさい!黙れ。お前たちも、同罪だろうが!」
「僕たちは合意の上でやったまでです。それに比べて、博士は、無理やりじゃないですか!」
「ぐ、ぐぐっ・・・!」
激しい口論の末、畢竟ナナカマドのほうが俄然不利な立場に陥ってしまった。
その証拠に、激しい動揺を隠せず、唇をきつく噛んでいる。
「博士のやったことは、犯罪になるかもしれない。そうなれば、あなたは破滅だ。」
「き、きっ、貴様・・・!」
ナナカマドの拳がわなわなと震えている。それに構わず、コウキが話を続ける。
「破滅にならない方法を教えましょう。ヒカリちゃんをおとなしく放してあげてください。」
「けっ・・・わかった。いいだろう」
「物分りのいいお爺さんだ。ヒカリちゃん、行こう」
ヒカリは頷き、一目散に研究所を後にする。
コウキは研究所の扉のところまで行き、ナナカマドのほうに振り返る。
「そうそう、あと数十秒でジュンサーさんがやってきます。まんまと引っかかってくれましたね。感謝しますよ。ナナカマド博士」
「く、くっそおぉぉぉ~!はっ・・・!」
気づいたら、コウキの後ろに数人のジュンサーがいた。
「ナナカマド博士、あなたを姦淫罪の罪で逮捕します」
「うおおおぉぉぉ~、なぜ、なぜ天才のわしがこんな目に~・・・!」
手錠をかけられたナナカマドは最後に悪あがきをした。しかし、ジュンサーたちには効果がないみたいだ。
「自分のことを一番知らなかったのはあなた自身のようですね。ナナカマド博士。せめて死なないでください」
今までのナナカマドに対する尊敬と感謝、そして今現在沸き立つ軽蔑の念を込めた台詞を吐き、コウキも研究所を後にする。
裁判の経緯[編集]
以下は強姦罪で起訴されたナナカマド博士の判決内容である。
第一審(コトブキ地裁)[編集]
未成年のヒカリを強姦した事実を認め第一審は懲役20年。もちろんナナカマド博士は控訴。裁判は第二審に持越しとなった。
第二審(コトブキ高裁)[編集]
第二審判決を下される最中にオダマキ博士と名乗る者が乱入し暴行しようとしたが、警備員に拘束され退場させられた。今現在オダマキ博士は消息不明。
第一審と同様、懲役20年。ナナカマド博士は上告した。
第三審(ヤマブキにある最高裁)[編集]
第一審・第二審と同様、懲役20年。ナナカマド博士は懲役20年の実刑が確定した。
コウキは「ナナカマド博士。反省してくださいね。でもせめて死なないでください」と言った。