ゼネコン汚職事件
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ゼネコン汚職事件(-おしょくじけん)は1993年に発覚したゼネコン絡みの政財癒着の汚職事件。
概説[編集]
金丸信元自民党副総裁の巨額脱税事件の押収資料から、ゼネコン各社から中央政界や地方政界に多額の賄賂が送られている実態が判明する。東京地検特捜部は1993年から1994年にかけ、建設相、宮城県知事、茨城県知事、仙台市長が逮捕される事態に発展した。
1992年1月、のちにあっせん収賄事件で起訴されることとなった中村建設相は建設業界の談合組織を告発しないよう公正取引委員会に働き掛けの依頼を受け、大手ゼネコンから請託1000万円の賄賂を受け取っていたことが刑事事件となった(「埼玉土曜会」談合・献金事件)。
一連の事件では計32人が起訴されたが、収賄罪の一審公判中に死亡した竹内藤男元茨城県知事を除き、全員の有罪が確定した。
刑事訴追一覧[編集]
贈賄側[編集]
- 清山信二 鹿島建設 副社長