グラゼニ
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グラゼニとは、原作:森高夕次・漫画:アダチケイジの2人による週刊モーニングで連載されている野球漫画。
プロ野球球団・スパイダースに所属している8年目、中継ぎ投手としてなんとか1軍にいる主人公・凡田夏之介を中心とした夜ごとカクテル光線を浴びる“職業・プロ野球選手”たちの生きる超・格差社会のリアルを描き出す野球漫画。
2011年1月から新春新連載6連発のうちのひとつとして月1回で連載が開始された。読者評価が高かったため、2011年4月は月2回、5月下旬からは毎週連載となった。
作品概要[編集]
タイトルの「グラゼニ」は、グラウンドには銭が埋まっている、という主人公の信条から来ている。自分の年棒(1800万)がプロ野球選手としては低いということを痛いほどよく理解している。
この主人公(凡田夏ノ介)の趣味は選手名鑑を見ることであり、特に熱心に見るのが年俸である。12球団1軍選手だったらソラで言えるぐらい読み込んでいるが、そのせいか自分より低い年棒の選手にはめっぽう強いが、ほんのわずかでも高いと腕が縮こまって打たれてしまう。その反面1億円プレイヤークラスになるとなぜか抑えるのと、左のサイドスローということで中継ぎ投手としてそれなりに重宝されている。
作品の特徴[編集]
多くの野球漫画は主人公の成長記録になっている(巨人の星、ドカベン、MAJORなど)が、本作品はある程度プロ野球でのキャリアを積み重ねている中継ぎ投手が主人公であり、特訓や魔球は登場せず、その日その日の境遇や精神状態などわずかな出来事が勝負を左右するストーリーとなっている。
登場選手は主にパリーグ選手をモデルとしている。