キャットファイト
提供: Yourpedia
キャットファイト(Catfight)は字義通り猫の喧嘩を意味する英語。
概要[編集]
- 俗語として女性や子供同士が取っ組み合って噛みつき、互いの髪を引っ張り、爪で引っ掻きあう様な喧嘩を意味する語でもある。こういった女性同士の喧嘩に性的嗜好を向ける者も少なからずおり、キャットファイトを見せるショーも存在し、ポルノの一ジャンルともなっている。また、女同士の素手の戦いを見せるエンターテイメント性の高い格闘技の興行試合として行われる事もある。
- 戦いそのものの結果を見せることを主眼とせず、あまり格闘技の経験がなさそうな華奢な体つきの女性が戦う事が多く、女性同士が戦うという事のエロティシズムを前に出した興行を行う。この点でプロとしての技術を前提に求められる一般的なプロレス、格闘技とは一線を画す。
- アメリカ合衆国のWWEでは、ディーヴァと呼ばれる女性達がビキニマッチ、下着マッチ等のキャットファイトを思わせる演出を施した試合を行っている。
- キャットファイトを行う団体として、CPE(Cat Panic Entertainment)とNCL(New Japan Catfight League/新日本キャットファイト連盟)の2団体がある。主に東京で活動しており、年に1回NCPと題し、2団体合同の興行を行っている。2006年11月26日にはNCPとして大阪・フェスティバルゲート内2Fデルフィンアリーナにてキャットファイト関西初上陸を果たした。
- 米国では音楽との関連性も強くなりヒスパニック系のラップやダンスミュージック等のミュージッククリップにも主題としてキャットファイトを用いているビデオデイレクターも存在している。また、ここ最近ではCFにも映画的な手法でキャットファイトをデイレクションした映像も増えている。
- バーチャルウエーブと言う新興キャットファイトメーカーは本場米国に進出の為にLAに拠点を置き、米国のケーブルTV会社であるケーブルビジョンと提携してキャットファイトDVDの販売をしているようだ。また日本と米国でのキャットファイト動画配信を定着させる為にビデオクリップをサイトや米国ケーブルビジョンで配信している。
試合形式[編集]
- 先述とおりエンターテイメント性が高く、試合形式は総合格闘技ルール、キックルール、プロレスルールなどその場その場で違う。
- 相撲形式の戦いの際は2本先取制または、まわしの外し合いなどのルールが採用されることが多い
- 戦いの場所も四角いリングではなく「泥レスリング」「オイルレスリング」「ローションプール」「砂浜」「アパートの部屋」などリング以外の場所に設定されることもある。相撲形式の戦いのさいには「簡易土俵」または「土の土俵」が使用されることもある。
選手の服装[編集]
- 特に決められたルールはなく、コスチュームは存在しない、一般的な格闘技の様にトランクスやスパッツ(上はTシャツやタンクトップ)などで戦うこともあるが競泳用水着、ビキニ、トップレス、下着、パジャマ、セーラー服の他ナースなどの制服を着用して良く言えば個性的、悪く言えば客に媚びたコスプレをして戦うこともある。
- また総合格闘技ルール、レスリングルールなどでは選手が破れやすい素材で作ったコスチュームを着用していることがあり、この場合はコスチュームが激しい動きによって偶然に破けてしまうという演出がなされた試合が行われる。マスク着用の選手も多い。またバトルやDWWやディープスなどの一部作品では全裸の場合もある。
国内と海外の趣向の相違[編集]
海外では人気の喧嘩、どろレスリング、オイルレスリング、コント形式のショーなどはアウトサイダーである。
- 近年多様化が進み、猟奇趣味の作品もキャットファイトと関連付けされはじめたが、
ことこのジャンルに関しての人気は海外も国内も同程度といわれている。