オミクロン株

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オミクロン株(おみくろんかぶ, Omicron variant of COVID-19)は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株の一つである。

概要[編集]

2021年11月24日に南アフリカから報告された新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株である。WHO(世界保健機関)はB.1.1.529系統の変異株を11月26日に「懸念される変異株 (Variant of Concern; VOC)」と位置づけ、「オミクロン」と名付けた。 他の新型コロナウイルス株よりも感染(伝播)しやすいと報告されている。

特徴[編集]

国立感染症研究所によればオミクロン株は基準株と比較して、スパイクタンパク質に30か所程度のアミノ酸置換(「変異」と呼ばれている)を有し、3か所の小欠損と1か所の挿入部位を持つ特徴がある[1]。細胞の受容体に結合しやすくなっており、感染力がデルタ株より高い可能性が懸念されている。 これまでの研究によれば、オミクロン株は肺より喉に感染する傾向があると報告されている。また他のウィルス株に比べると、肺への損傷は割合が少ないと報告されている[2]

沖縄[編集]

2022年1月5日、新型コロナウイルスの新規感染者は518~1042人になると予測されている。感染者のうち80%以上がオミクロン株と推定され「県内の流行はオミクロン株に置き換わった」と考えられている[3]。 ==注==