エデゴ協会

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エデゴ協会(エデゴきょうかい)は、Sera(せら)を教祖とする日本の新宗教団体。2017年に宗教法人を自称している。その教義により信者から多数の自殺者を出している。2020年にも女子大学生が自殺しており、教会では最年少の自殺者となっている。

女子大学生の遺族などが教祖であるSeraに説明を求めたが、未だ回答はされていない。

廃屋を不法占拠した場所を「居場所」と呼び、本拠地としているが、市や警察から度々立退の命令が出ている。しかしこれを無視して活動を続けている。

概要[編集]

現代人全ての理想であり最高神である「Sera」との同一化を目標として、戒律のもと生活する新宗教団体である。教祖であるSera(本名不明)は、選別された信者のみが参加する儀式などに姿を表すため実在はしているが、一般の信者との基本的な連絡は対面せず、性別さえ定かではない。「居場所を提供し、やがて自らが居場所になる」などと謳い、現代社会に孤独を感じている若者を中心とする信者を多く獲得した。教義的には仏教、キリスト教といった諸宗教が合わさっているが、その説明には学術的な綻びが見受けられる。

始まりは定かではないが、2016年ごろにTwitter上に「セラちゃん」という名前の総フォロワー数6万を超えるアカウントが存在し、その投稿内容などから「セラちゃん」がSeraである可能性が高いと言われている。Twitterアカウントのフォロワーには男性が多く、当時は「おねだり箱」というWeb上のリストが存在し、フォロワーはそのリストに記された物を指定の住所に送ることで、「セラちゃん」が運営するWebサイトでの地位を与えられていた。おそらく教会発足当時も、その多額の金品で教会を拡大させている。

以下は2019年に教会を脱会し、初めてエデゴ教会の存在をネット記事に記した元信者の男性の記事の引用である。(記事が掲載されていたWebサイトは削除されているため、引用元は記載なし)

「Seraは、何も言わずただ立っていることが多い印象だった。ちゃんとした声は聞いたことはなく、エゴーション(エデゴ教会における宗教的儀式の一つ)の際は途中疲れたのか座り込んだりもした。マントのような服を着ていたから判り難いが、骨の目立つ体格で、高校生ぐらいに見えた。Seraが語る協議などはいつも機械音声か文字で、それでもなぜか信者はSeraが教祖、そして最高神だということを疑わなかった。(中略)Seraという存在を崇め、また自らもそれに近づくことを目標とていたために、Seraの言葉をただ守っていた。食べ物から日常生活の所作に至るまで、厳格なものは時間まで合わせて行っていた」

以上のように語っており、Seraはカリスマ性を持った人物だと認識されていたようであるが、資料が少ないためやむ終えず記事を引用したためこれも一個人の意見以上の信憑性を持たない。

信者の自殺は後を絶たず、教会は無回答を貫いているが、遺族などで構成される「エデゴ教会被害者の会」により、司法、行政、警察など関係官庁に対する訴えが繰り返されている。

最近ではエデゴ教会信者を名乗る〓〓〓〓という人物が渋谷ハチ公前などで演説を行っているが、自身は政治家ではない、と宣言し、30分ほどの演説の後でアニメソングなどを流して踊っている。

実際の関係性は不明。

名称[編集]

「エデゴ」とは、ハイチ・クレオール語ので「助けて」の意味を持つ「 Ede」と、ラテン語で「私」という意味のを持つ 「ego」が合わさって作られた造語である。

「居場所を与える」などの教義内容から、自分自身を助ける、などの意味が含まれている可能性が高いが、詳細な由来は不明である。

教義の概要[編集]

エデゴ教会の教義は、仏教やキリスト教の専門用語を多く使った説明がされるが、本来の意味とは違う解釈がされることも多い。

居場所を得られない者が居場所を得るために、最高神であるSeraを目指し、近づくごとに自分が肯定されていく、と説く。しかしその結果、Seraの教えに忠実に従うあまりに命を落としたり、協議に従いきれない自分に絶望し自殺する、などということが起きている。(これらは自殺した信者の遺書に総じて書かれていることで、このことから自殺者がエデゴ教会の信者であったことが判明することが多い)

具体的な儀式内容としては、3種類の儀式があり、月に一度行われる「月例会」と、年に一度行われる「自存講習会」、不定期開催の「裁定議会」がある。「月例会」は入会登録を済ませて3ヶ月が経過した信者なら誰でも参加することができ、信者はSeraに今月の目標と先月の結果を儀式的所作や過程を通して報告し、「自存講習会」に向けてSeraとの同一化についての方法や手段などを話し合う。「自存講習会」では入会し一年以上が経過した信者が参加し、「月例会」で話し合われたSeraとの同一化の方法を実践する。この「自存講習会」で命を落とす信者は2017年から後を絶たず、年々増加している。「裁定議会」は特定の信者しか参加を許されないもので、選別の基準は不明であるが、古参の信者ほど選ばれやすい。「月例会」と「自存講習会」が神奈川県大和市の廃屋を不法占拠した場所(※以降は居場所と表記)で行われるのに対し、「裁定議会」は山梨県の山奥で行われる。また、「裁定議会」に出席することは死を意味し、協会内では「Seraとの同一化」と言われ、信者の最終到達点であるとされるが、教義に死=同一化と言うことは定義されていない。

この3つの儀式は全て儀礼的意味と性質を持っており、最高神Seraに対して、信者は儀式中の言葉でのみ交信ができると言われている。

活動[編集]

公称信者数[編集]

特記なければ日本国内のみ

  • 2017年7月 - 3人
  • 2017年10月 - 492人
  • 2018年2月 - 2,344人
  • 2018年7月 - 5,086人
  • 2018年10月 - 9,003人
  • 2019年2月 - 10,700人
  • 2019年7月 - 15,002人
  • 2019年10月 - 15,734人
  • 2020年 2月- 17,695人

信者[編集]

協会の信者には会員証が与えられる。信者には区分があり、協会へ支払った金額に応じて分けられるが、明確な金額の設定は公開されていない。これはTwitterアカウント「セラちゃん」時期の「おねだり箱」の名残であり、協会の運営資金のほとんどは信者からの金品で賄われている。

区分は会員証などには記載されておらず、最高位であることは「裁定議会」への参加資格を受けた際に判明する。

事業[編集]

Twitterアカウント「セラちゃん」は2017年の協会発足時には削除されていたが、複数のTwitterアカウントがエデゴ協会の信者による資金調達のために運営されていると言われている。

女性の写真などを投稿し、金品を募集するアカウントが主で、明確にエデゴ協会の文字の記載はない。

出典[編集]

〓〓〓〓氏による証言