旧山陰合同銀行北支店

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旧山陰合同銀行北支店(きゅうさんいんごうどうぎんこうきたしてん)は、島根県松江市殿町の登録文化財である。

大正時代の鉄筋コンクリート造2階地下1階建で、旧八束銀行本店として建設された。國枝博が設計を担当し、鴻池組が施工を行った。殿町は松江城南東の金融街であり、六本のグレートオーダー付柱、メダリオンの装飾、隅丸の石造風外観は特徴的である。内部は営業室と客溜を二層吹抜大空間にし、北側に重役室等を配して北東隅に金庫室を設ける。平成21年まで銀行として使用された。小草建築設計事務所と幸陽建設により改修され平成24年からごうぎんカラコロ美術館となっている。

八束銀行は八束貯蓄銀行の貯蓄部が大正11年に分離して発足した。昭和2年に松江銀行に吸収合併され、昭和16年に米子銀行との合併で山陰合同銀行となった。