世界真光文明教団

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世界真光文明教団

世界真光文明教団(せかいまひかりぶんめいきょうだん)は、岡田良一(光玉)が設立した新宗教。現在の本部は静岡県伊豆市である。日本を中心に、台湾、アメリカなどにも支部・道場がある。手をかざして災厄を祓う「真光の業」と、それまでの既成宗教団体には伝わらなかった「真理正法」の教えを車の両輪としている。

概要

世界真光文明教団

教祖(初代教え主)岡田光玉によって1959年2月27日に立教。1974年6月23日の岡田光玉の死去のため、生前の指名により関口榮が二代教え主に就任した(『真光』誌昭和49年9月号)。現在は関口榮の息子の関口勝利が三代目を継承している。1987年8月23日には静岡県伊豆市に本山である主晃一大神宮(スノヒカリヒイオオカムノミヤ)を建設。2009年8月2日には立教50周年大祭が挙行された。また陽光大学を開校している。

平成26年8月3日に執り行われる、立教55周年大祭では主座ご本殿での参拝と地方の主座での参拝を行い、50年先100年先を見据えたみ祭りを行う出発点でもあり、真光文明へ向かっての大事な祭典になる。

信仰の対象

  • 御親元主真光大御神(みおやもとすまひかりおほみかみ)※教団では主(ス)の神と言われている。
  • 伊都能売大国魂大国主之大神(いずのめおおくにたまおおくにぬしのおほかみ)

主な神はこの二神であるが、教団の教義によれば神は「一神で多神で汎神」と言われ、実に多く存在するとされている。 なお世界真光文明教団では、「信仰」ではなく、神様へ向くことの意味で「神向」と記している。 他の宗教では、信者と言っているが、世界真光文明教団では神様と手を組むという意味で、神組み手(かみくみて)と言う。

ご神体

  • 主の神のご神体は「元主真光大御神」あるいは「真光」と書かれた掛け軸である。
  • 伊都能売大国魂大国主之大神のご神体は木でできていて、小槌を持った大黒様に似ている。

崇教真光と同じ。

活動の目的

真光の業(手かざし)と正法の教えの実践に励み、病・貧・争・災より解放され、健(無病化)・和(無対立)・富(脱貧)を実現する事によって地上天国文明を建設するとする。

主な行事

  • 立春祭…毎年2月4日に行われる、真光文明教団のみにおいて最も重要と言われるみ祭り(神への祭り)である。
  • 周年大祭…毎年8月に開催される、教団の立教を祝う式典。
  • 昇天祭…過去の教え主の昇天月近辺に行われる。慰霊祭に近い式典。このみ祭りのみ各支部単位で行っている。
  • 大炎開陽霊祭(おおはらいさい)…12月に行われる。教え主にから参加者全員に真光の業を施し、一年の穢れを払うと言われている。
  • 月始祭…毎月定期的に開催されるみ祭り。立春祭、周年大祭、大炎開陽霊祭のある月は同時に行う。

歴代教主

教団からは初代教え主聖凰真光大導主と呼ばれている。立教を行う。1974年6月23日、死去

主神より、立教のご啓示を受け、前身となるL・H陽光子友乃会を設立。 「手かざし」により世の救済をせよと神より指示されたとされる。ちなみに最初に手かざしをしたのは光玉の前に通りがかった犬であったと本人は後述している。 昭和38年に世界真光文明教団として宗教法人登記。 昇天する前に、二代教え主は関口榮氏にと指名するも、教団内で継承者問題が勃発。正当性を争う裁判が行われ、最高裁を前に双方が和解。その後は別教団として教線の拡大をそれぞれ行うことで締結された。

教団からは二代教え主聖峰真光大導主と呼ばれている。主座世界総本山を建立した。1994年1月3日、死去

立教当時から、初代教え主に仕えた。 初代教え主の念願であった、主の神様をお祀りする主神神殿を静岡県田方郡中伊豆町(現:伊豆市)に建立。 「利他愛実践、神の子復活」の重要性を示した。 三代教え主を関口勝利氏に指名して、死去。

教団からは三代教え主聖翔真光大導主と呼ばれている。現教主である。

平成25年大炎開陽霊祭で、就任してから240回目の斎主を行った。

平成11年には、本殿前広場を埋め尽くす立教40周年大祭を執り行った。

平成25年12月には、念願であったアメリカ主座が竣工した。

関連項目

参考文献

外部リンク

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