タチアナ・ゴルドファルブ

テティアナ・ヨシピヴナ・ホルトファルブ（ウクライナ語：Тетяна Йосипівна Гольдфарб, ラテン文字転写例:Tetyana Yosypivna Goldfarb, 1914年11月27日 (ユリウス暦では11月14日) - 1964年11月17日）は、ウクライナ出身のピアノ奏者。

ロシア帝国領のオデッサ出身。地元オデッサでダヴィッド・アイツベルクにピアノを師事するも、1925年にアイツベルクが亡命したため、オデッサ音楽院のベルタ・ライングボルトのクラスでピアノを学んだ。1932年に音楽院を卒業後、全ソ連音楽コンクールに出場して特別賞を得、しばらくオデッサ歌劇場の伴奏ピアノの仕事を得た。1935年から1938年までキエフ音楽院に在籍し、アブラム・ルーファーの許でピアノの腕を磨いた。1937年にはショパン国際ピアノコンクールに出場して９位入賞を果たしている。1938年にキエフ音楽院を卒業後はルーファーの助言に従って、ゲンリヒ・ネイガウスに1941年まで師事し、並行して演奏活動を行うようになった。1958年からトビリシ音楽院で後進の指導に当たる。

トビリシにて逝去。