魔法少女アイ
提供: Yourpedia
魔法少女アイ(まほうしょうじょアイ)は、2001年6月22日にcolors(カラーズ)より発売された18禁アドベンチャーゲーム。colorsブランドのデビュー作である。その後「魔法少女アイ」シリーズが出ると、シリーズの他の作品と区別するために「アイ1」という呼称も使われるようになった。2002年2月22日には、シーン回想やメッセージの読み返しの追加等が行われた魔法少女アイplusが発売され、女性キャラのフルボイス化や、人気キャラであった美景とのエンディングが追加された。また、2007年4月に「魔法少女アイシリーズ」の権利関係がMS PICTUREに委譲されスタッフも引継ぎ、今後はMS PICTUREからシリーズ続編(魔法少女アイ2plusより後の作品)が発売されることになった。
「魔法少女」という名がついているが、その実態は『触手凌辱モノ』である。主人公岡島秋俊の住む街で猟奇殺人事件が続発するようになるところから、物語は始まる。異界からやってきた魔法少女と妖魔「ゆらぎ」の戦いを、人間である主人公の目線で、時にコミカルに、時にシリアスに、そして全体としてダークな雰囲気の中で描いた作品。
作品
作品全体にダークな雰囲気がかかり、触手を使ったシーンは濃厚。だが「ただヤるだけ」ではなく、ダークな中にもコミカルな部分が織り交ぜられ、また重厚なストーリーと奥深い設定が用意されており、特にアイとのエンディングにおけるそこはかとない悲哀さが支持を得ている。
主な登場キャラクター
- 岡島 秋俊(おかじま あきとし)
- 本作品の主人公。優しく前向きな性格の少年で、時に感情的で正義感の強い一面も見せる。幼少期に両親を亡くしており、それからは家族ぐるみで親交の深かった隣の大見家に世話になっている。また幼馴染の羽石亨とも親友同士。魔法に関する隠された力を持ち、アイがゆらぎと戦っているシーンを目撃した後、アイがほどこした記憶消去の魔法が通じないことなどから、最初はアイにゆらぎではないかと警戒されることとなる。
- 加賀野 愛(かがの あい、あるいは単に「アイ」)(声:阿谷ほのか)
- 主人公秋俊の前に突如として現れた、異界(作品中での呼称はあちら側、向こう側など)の魔法戦士。無口かつクールな性格で、他者を受け入れないかたくなさをもつ。異界は完全な階級分業社会であり、彼女は戦士としての厳しい訓練を受けて育てられてきたため、敵となるゆらぎに対しては一切の妥協を許さない、残酷ともいえる徹底的な戦い方を貫く。しかしその一方で女の子らしい部分を隠しており、ファンシーでかわいいものや、甘いものに目がない(バケツサイズのフルーツパフェを平らげた)。また彼女の住む異界において下級に位置する戦士たちに真の名前はなく、「加賀野愛」は人間世界での偽名(仲間内での呼び名も「アイ」)である。「怒槌(いかずち)」など雷の魔法を得意とし、また記憶の操作をしたり人間の精神に入り込んだりと様々な魔法を使いこなして任務にあたる。感情を押し殺し異界のために戦っていたが、秋俊とのふれあいを通じて変わっていく。
- 大見 結亜(おおみ ゆあ)(声:乃嶋架菜)
- 秋俊の家の隣に住む、2歳年下の女の子。秋俊を「お兄ちゃん」と慕い、毎朝「結亜ちゃんアタック」なる得意技で秋俊を叩き起こしにくる。性格は明朗闊達で、喜怒哀楽の表現が激しい。元気なロリっ子として、学校内では人気がある。怖い話が大嫌いで、聡恵や主人公によくからかわれている。
- 前田聡恵(まえだ ちえ)(声:笠原准)
- 結亜のクラスメイトの女の子。巨乳の眼鏡っ子である。趣味は読書で、その旺盛な探求心から民俗学に詳しい。主人公の親友である亨に恋心を抱いているが、本人にはそれを伝えられずにいる。
- 宮広 美景(みやひろ みかげ)(声:白井綾乃)
- 秋俊のクラスメイト。巨乳。病気で1年間休学していたため、実際の年齢は秋俊より1つ上。清楚で気品のある美人、なおかつ頭脳明晰という完璧な女性として学校内で有名だが、世間の目と自身の隠された素性のギャップに苦しんでいる。密かに秋俊に憧れている。
- 日枝 春巳(ひえ はるみ)(声:鈴美巴)
- 秋俊の通う高校の理事長で、かつ秋俊のクラスの担任、国語教師。巨乳。普段から派手な格好をし、また授業中に特定の生徒に狙いを定めては罵りの言葉を浴びせることが多々あるため、生徒からの人気は低い。
- 羽石亨(はねいし とおる)
- 秋俊のクラスメイトで、幼稚園の頃からの親友。眼鏡少年である。カワイイと評判(結亜にすらカワイイといわれる)だが、本人はそれに関してコンプレックスを抱いている。性格は温厚。結亜のことを気に入っている。過去に秋俊も知らないある事件があった。
- メグ(声:瀬野摩紀)
- アイの先輩に当たる魔法戦士。巨乳。温厚で面倒見の良いお姉さん的な性格とは裏腹に、比類なき絶大な戦闘力をほこる。そのためあちらの世界(アイ達の世界)では「鬼神」「舞姫」「アンチェイン」と呼ばれていた。アイの初体験の相手でもあるが、男性と付き合っていた過去もあり、真正のレズビアンではない。
パッケージ一覧
- 魔法少女アイ
- 魔法少女アイplus BGMがアレンジされ、音声、シナリオが追加された。
- 魔法少女アイ2
- 魔法少女アイ2plus新たなシナリオが追加された。
- 魔法少女アイDVD 壱plus弐 - 「魔法少女アイplus」と「魔法少女アイ2」をDVD1枚でセットにしたもの。