鬼面党
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「鬼面党」(きめんとう)または「上北沢鬼面党」(かみきたざわきめんとう)は日本の暴走族。暴走族の連合体「関東連合」の加盟チームの一つ。シンボルマークは「般若」で、バイクや旗、ステッカーなどに描かれている。
概要
歴史は古く、1972年に誕生。東京都世田谷区上北沢・杉並区高井戸周辺を拠点として活動していた。1975年に結成された暴走族の連合体「関東連合」に加盟する。メンバーの多くが国士舘生や右翼団体、暴力団組員も兼ねていたため、都内でも武闘派で知られており、代々「鬼面党」のリーダーが「関東連合」のリーダーを兼ねるという決まりがあったほどである。
世田谷区では「ブラックエンペラー」と並ぶ有名な暴走族であった。あまりにも有名だったために他の暴走族から標的にされることも多かったが、根性がある強力なチームとして周囲の暴走族からも一目を置かれていた。国道では甲州街道を縄張りとし、「ルート20」(CRS連合)などの多摩方面の暴走族と甲州街道の覇権をめぐり、たびたび喧嘩となっていた。
後継者不足により1990年代に自然消滅した。