荒尾精
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荒尾 精(あらお せい、1858年 - 1896年10月)は、日本の陸軍軍人。日清貿易研究所の設立者として知られる。
経歴
1879年(明治12)、同団を卒業し、陸軍軍曹に任官[1]。
1880年(明治13)、陸軍士官学校に進み、卒業後、陸軍少尉となる[1]。
1886年(明治19)、上海への出張命令を受け、赴任[1]。赴任中に目にした清国の現状に衝撃を受け、「清国改造と日清提携」に尽力することを決意したといい、28歳で軍隊を退き、大陸浪人となる[1]。
1894年(明治27)、日清戦争開戦[3]。荒尾は、京都の若王子に閑居[3]。
1896年(明治29)9月、台湾の統治策を講ずるために渡台。ペストに罹り、同年10月に病没[3]。
付録
脚注
参考文献
- 小峰 (2010) 小峰和夫『満洲紳士録の研究』吉川弘文館、2010年、ISBN 978-4-642-03795-2