松島海岸駅
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松島海岸駅(まつしまかいがんえき)は、宮城県宮城郡松島町松島字浪打浜にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙石線の駅である[1]。
歴史
- 1927年(昭和2年)4月18日 - 宮城電気鉄道の松島公園駅(まつしまこうえんえき)として開業。
- 1944年(昭和19年)5月1日 - 宮城電気鉄道国有化により、国鉄の駅となる。同時に松島海岸駅に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本に継承。
- 2003年(平成15年) 5月15日 - 自動改札導入。
- 2003年(平成15年)10月26日 - ICカード「Suica」サービスが開始。
- 2003年(平成15年)11月1日 - 管理区分見直しにより、管理駅となる(それ以前は本塩釜駅長管理下)。
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震の影響により仙石線が不通となり、当駅も閉鎖(代行バス運行開始後は乗車券の発券のみを行う)。同年5月28日に復旧。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅である。駅舎の上が崖になっており、崖の部分にホームと線路がある。そのため、ホームから松島湾を見下ろすことができる。
直営駅(駅長・管理助役配置)。管理駅として、仙石線の高城町駅 - 陸前富山駅間の各駅と東北本線松島駅・愛宕駅・品井沼駅を管理している。
みどりの窓口(営業時間 6:40 - 21:00)・自動改札機・自動券売機設置。毎年8月中旬に行われる松島花火大会の際には、ホーム仙台方に臨時口が設けられ、簡易Suica改札機も設置される。
矢本行の代行バスは当駅が乗換駅となる。なお普通乗車券・回数券を利用して列車と鉄道を乗り継ぐ場合は、改札口の有人通路を利用することになる。清算が必要な場合は、当駅の改札口で下車駅までの運賃を精算のうえ、精算済証を持って乗車となる。バス誘導は東北総合サービス(松島海岸駅代行バスセンター)に委託している。
ホームの山側、さらに一段高くなっているところを東北本線が並走しており、東北本線にもホームを設ける構想があるが立地条件が厳しく[2]実現には至っていない。なおこの駅の場合単線閉塞を利用している為、主に下り列車が先に入線し上り列車の入るのを待ってから発車するので、下り列車は平均3 - 5分前後の停車を要する場合が多い。
のりば
1 | ■仙石線(上り) | 本塩釜・多賀城・仙台・あおば通方面 |
2 | ■仙石線(下り) | 高城町方面 |
列車交換がない場合、下り列車が1番線発着となることがある。なお、1・2番線とも石巻方出発信号機、あおば通方出発信号機が備え付けられており、折り返し運転が可能な構造となっている。
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 1,083 |
2001 | 1,069 |
2002 | 1,021 |
2003 | 980 |
2004 | 1,045 |
2005 | 1,001 |
2006 | 1,038 |
2007 | 1,119 |
2008 | 1,140 |
2009 | 1,187 |
2010 | 1,136 |
2011 | |
2012 | 1,078 |
2013 | 1,185 |
駅周辺
- 松島
- 瑞巌寺
- 五大堂
- マリンピア松島水族館 - 2015年5月10日閉館。
- みちのく伊達政宗歴史館
- 西行戻しの松
- 松島海岸郵便局
- 塩釜警察署松島交番
隣の駅
その他
[ヘルプ]
- ↑ 当駅は「日本三景松島の玄関口」として2002年(平成14年)、東北の駅百選に選定された。
- ↑ 当駅周辺は起伏が激しく、仙石線はホームの前後がトンネルになっており、東北本線も崖を掘割で併走しているうえ、大きくカーブしている。さらに両線の間を県道が走っている。