味楽る!ミミカ
味楽る!ミミカ(みらくるミミカ)は、NHK教育テレビジョンで2006年4月3日から2009年3月27日まで放映されていた子供向けの料理・食育番組である。
目次
概要
『ひとりでできるもん!』(1991年〜2006年放送)の後継番組としての位置づけにある。基本的に、月曜日から金曜日までの5回の放送で1つの話が完結する。『ひとりでできるもん!』同様に、2週間連続して同じ話が放送された。
WEBコミックのような動く漫画、紙芝居的な表現法を使ったアニメーションに実写映像を融合した作品となっている。コミックスの作者コメントによれば、2006年度放送分は、ベタやトーンを入れる前の漫画原稿をコンピュータで加工してアニメーションにしていた、とのこと。
なお、番組中にはキャラクターの台詞の一部がふきだしで表示される。ふきだしにある漢字のルビについては振られていたり、振られていなかったりとまちまちである。中には同じ放送回で簡単な漢字にルビが振ってある一方、高学年で習う漢字にはルビが振られていなかったこともある。また、この番組では字幕放送は実施されなかった。
放映当時、小学生の認知度85%であり、視聴者の13.6%が小学生であるという調査結果があった[1]。
放送編成
- 2006年度
- 月曜日から木曜日で、主人公「姫野 美味香」が「味楽来学園(みらくるがくえん)」で料理人として成長していくさまを描く7分30秒のアニメと、1分30秒の食育コーナー「ひらけ! Goma」の2つのコーナーを放送。金曜日は山内菜々の出演で、その週の月曜日から木曜日のアニメの中で取り上げた料理の中からピックアップして、実際に作ってみる「タマップキッチン」のコーナーを放送。
- 年度末には総集編を放送。月〜水曜日は毎日、一週ごとの話をアニメをまとめたものと、その週末の「タマップキッチン」の短縮版を続けて放送。木、金曜日は、視聴者のクッキングとお便りの紹介、および「ミラクルクイズ」などのジョッキー形式で放送。
- 2007・2008年度
- 「ひらけ! Goma」と「タマップキッチン」がなくなり、金曜日までアニメ枠を拡大。代わりにアニメの後に月〜水曜日は「ミラクル・情報タイム」、木曜日は「ミラクル・レシピタイム」、金曜日は「ミラクル・ワクワク料理」の各コーナーを放送する。「ミラクル・情報タイム」は2007年度は週に2日間の放送が基本だが、3日間すべて放送したり、1日のみ放送の週もあった。2008年度は週に1日のみの放送が基本だが、2日間または3日間放送する週や、稀に全く放送されない週があった。「ミラクル・情報タイム」がない日はアニメのみの放送になる。
- 総集編が新作の合間にも放送された。内容はキャラクター特集やクイズ特集など様々である。
各年度とも、アニメの新作が放送された翌週はその再放送となり(一部例外もあり)、2週間ごとに新しいテーマのシリーズが放映された。また、アニメの新作と新作の合間に不定期に過去のシリーズの再放送や総集編が入ることもあった。総集編は基本的に再放送されない。各年度とも、アニメの新作と総集編を数えると計100話になる。
なお、高校野球シーズンや年末年始などで、1週間すべての日に番組が放送できない場合、2006年度の場合は月〜木曜日も「タマップキッチン」が再放送され、また、1日のみ放映できない場合は逆に月〜木曜の内容を残り4日に割り振った。2007・2008年度の場合は金曜日の放送分を連続して再放送するという形をとった。
また、祝日などに別枠で特別アンコールとして、1シリーズ分がまとめて再放送されたこともある。
放送時間の遍歴
- 2006年度 月〜金曜日 18:00~18:10(少年少女ゾーン枠)
- 2007・2008年度 月〜金曜日 17:40~17:50(あつまれ!わんパーク枠)
アニメパート
キャラクター
表記は「キャラクター名:声の出演」。なお、キャラクター声優陣は全員81プロデュース所属。
主要人物
- 姫野 美味香(ひめの みみか):おみむらまゆこ
- 主人公。周りからは「ミミカ」または「美味香」と呼ばれる。味楽来で一番の富豪で、代々料理人の家系である姫野家の令嬢で、父親は料理人・姫野万作、母親はすでに他界している。自他共に認める「お嬢様」で、移動はもっぱら自家用車か、急ぎの際には自家用ヘリコプタ-である。電車にはアジマルの故郷を訪れる際に生まれて初めて乗った。
- 味楽来学園あ組(「あ」の本来の表記は○の中に「あ」)の生徒。小学生で、学年・年齢は不明。執事であるモリリンからもらった勾玉を首から下げている。姫野家の伝統により、一人前の料理人になるまでは家に帰ってはいけないという宿命を持っている。しかし、モリリンが熱を出してしまったときには一度だけ伝統を破り、ヘルパーに変装して家に帰ったことがある。睡眠をとる際には髪型はおさげにしている。また、物を投げると、あらぬ方向に飛んでいってしまうほどコントロールが悪い。カパックンの口にプリンを投げる際、タマは彼女に投げられるのを非常に嫌がっていた。どちらかと言えばボケ役。
- 体質
- 21時には就寝する。就寝前に「姫野こぶ茶」を飲むと安眠できる。ただし、寝つきが良くなるだけで、朝寝坊は変わらない。特に春は寝つきがさらによくなり、リンリンやタマが起こそうとしてもなかなか起きなくなる。以前リンリン達が起こそうとしても、なかなか起きなかった。何か思いついたり考えたり大喜びしたりするとポニーテールが動いたり回転したりする。驚いたり混乱したりすると目が白目もしくは渦巻きになる。
- 性格
- おいしいものを食べると、しばしば美味しさに陶酔しながら「美味〜(ビミ〜)」と口走る。常に丁寧語を使い、たまに語尾にハートがつく。また、物に対してもしばしば敬称を付ける(例:いいアイデアさん、ハンバーグさん、など)。自分がこれと思った事は頑として曲げないため、真之介から「頑固者」と言われ、喧嘩になったことがある。最近、真之介を異性として意識し始めており、成上成美などが真之介に近づくと激しく嫉妬する。また、かなり食い意地が張っており、リンリンが最後に取っておいたショートケーキのイチゴを勘違いして食べてしまったことで喧嘩になったこともある。また、悪巧みをする時に悪魔の角、牙、翼、尻尾を生やしワクワクとした喜ぶ姿で描かれることがあり、不思議に罰則を受けずに済む事が多い。
- 料理の腕前
- 料理人の娘だけあり、真之介が作った「スペシャル卵かけごはん」に隠し味としてかつお節が含まれていることを見破るなど、その舌には確かなものがある。入学した頃は料理に自信がなく、また実際に「キャベツの繊切りができない(これは克服)」「おにぎりは小さいものしか作れない(ラップを使う方法でカバー)」「リンゴの皮が剥けない」など、腕前はまだまだである。
- 好物
- 好きな寿司のネタはイクラで、菓子「パッキー いくら味」も好んで食べる。またオムライスも好むという。モリリンの入れた紅茶も好む。じゃがバターも好み。バターのとろけ具合とジャガイモのホクホク感がたまらないとのこと。
- 王子 真之介(おうじ しんのすけ):青山桐子
- 美味香の級友。「王子食堂」の手伝いをしている一人息子。性格はやや粗野で荒っぽく、「なんだよ」が口癖。生徒の事は呼び捨てか、もしくは「お前」と呼ぶ。店の手伝いをする人に対しては優しい。父親が料理下手なため、実質、食堂は彼が仕切っており、あまり学園に出てこられない。制服を買う余裕もなく、学園の生徒の中では唯一私服。奨学生で、一度でも黒星を取ると奨学金を取り消され、退学させられる事になっている。そのためか家計に厳しく、両親の無駄遣いに厳しい。調理の際には黄色いエプロンを着用して事に当たり、料理が出来ると「どうでぃっ!!」と自信たっぷりに紹介する。自身作の料理の呼び名に「王子流…」を必ず付ける。
- 旧校舎に置かれていた高価な壺を漬物用の壺に持って帰ろうとしたり、出されたカレーライスをぐちゃぐちゃに混ぜて食べるなど、品性のない行動をとる。学園の春キャベツのチーム戦で作った「W(ダブル)キャベツ丼」を、「プリプリ丼」と改称して、食堂の新メニューにしたことがある。両親からは「真ちゃん」と呼ばれ、彼は両親のことを「とうちゃん」「かあちゃん」と呼ぶ。マルコとは正反対な関係で、新メニューをナポリタンかカルボナーラにするかのことで喧嘩したり、グラタンのこげ目がないことで言い争いになったことがある。お金や金銭的価値のあるお宝等には目が無い。お金は小銭しか見た事がないらしく、「1億」などの大きな金額を理解できない。また、カパックンの泉に初めて来た際、泉に投げ入れられていた金貨を拾おうとするなど、意地汚い一面もあり、リンリンに「危険人物だわ…」と言われた。
- 宙に舞い上がった、たくさんの食物を曲芸のように受け止める特技を持ち、手や足、口頭を使い全て受け止める。その時には皆から拍手をもらう。回転寿司の皿、トースト等を無事受け止めた。
- 張 鈴々(チャン・リンリン):城雅子
- 美味香の級友、親友。姉御肌。父親の中国料理店「張々樓(チャンチャンロウ)」を継ぐために学園に入学したとされる。周りからは「リンリン」と呼ばれる。かなり怒りっぽく、まれに度が過ぎて激怒するときもある。料理の調理の際には黄色いコック風の中国服に着替える。その際のテーマソングはハイテンポの中国風の曲である。物語ではツッコミ担当だが、激怒しながら自分を「か弱い女の子」と言うなど、ボケた一面も。また、彼女が激昂した際は、たとえルール違反をしようとも構わない。それでもうるさく纏わりつき批評する輩には「ウガーーーッ!!」と激怒し叫び、大声で口から火を吐き怪獣のように巨大化し周囲を放り上げる、等の破壊行動に出る。怒りそうになる前に周囲から「大爆発しそうだね。」と警戒される。しばしばマルコと喧嘩をする。キザな台詞が鳥肌が立つほど苦手で、マルコに言われるたびゾゾーッと青ざめ、まれに「ウギャァァー!!。」と叫ぶほど。だが、マルコが他の女子生徒にキザな言葉を言ったのを見た後、タマに「焼きもちを焼いてるんじゃないでプか」と問われた際、必死に否定したことから、自分の気持ちに気付いていない可能性がある。キザなセリフを平気で言うマルコを「キザマルコ」「イタリア三色旗男」等の名でも呼ぶ。また、バレンタインデーでミミカの手本としてマルコにチョコレートを渡すときなどは、時としてツンデレになることもある。イチゴが好物。焼き芋も好物。冬場に寒さを我慢しながら体を冷やし焼き芋屋を待ち、芋で体を温める食べ方が大好き。そのせいで3日間風邪をひき学校を休んだこともある。
- 段田 はじめ(だんだ はじめ):宮田幸季
- 美味香の級友で、美味香の大のファン。「若だんな」(まれに「若旦那」と表記)と呼ばれている男の子で、高級料亭「料亭だんだん」の跡取り息子。料理に関して非常に詳しい。語尾に「なんだな」をつける。坊主頭で度の強い渦巻き眼鏡をかけている。また、近眼で眼鏡を掛けていないと周りが見えなくなる。美味香の変装の際に眼鏡を借したことがあるが、サイズが大きいため、よくずれ落ちた。和食が好きらしい。若干気弱気味なほど穏やかな性格。よくリンリンに怒られる。押牛あがりに片思いしていて、何度か告白を試みるも毎回上手く伝わらない。一度、マルコとリンリンの喧嘩に巻き込まれマルコと料理対決をしたことがある。天然ボケ役。調理の際には和食絡みらしく緑色の着物をエプロンとともに着用。彼が調理、説明などをする際には、三味線の効果音が鳴る。
- 守家 まもる(もりや まもる):堀勝之祐
- 姫野家の執事。通称「モリリン」。ナレーションも担当している。苗字は公式には「守家」としているが、作中では「守屋」の表記が使われており、所有する船も「守屋丸」となっているなど一致していない。執事になる前は豆腐職人だったが、腰痛になったため退職した。松茸狩り名人でもあり、姫野山に生えている、姫野大松茸以外のマツタケを取り残すことはない。職人、あるいは名人であることを告白すると熱血的な人格になり鉢巻を巻く。一度熱を出してダウンしたことがある。伝統を破りヘルパーに変装して家に帰ってきた美味香に驚いたが、そのことに涙を流し、「見間違い」とのことで美味香を責めなかった。ヘルパーが美味香であることに気づいていたらしいが、そのことは秘密にしておくことにしている。また腰痛持ちで、よくダウンする。姫野山に伝説の黄金の自然薯を採りに行ったときにも再発したが、見つけた自然薯を食べる事で治癒。美味香を「美味香お嬢様」と呼び、美味香が呼び捨てやあだ名で読む人物はそれに準じた呼び方をする。美味香が「君」「ちゃん」付けする相手は「様」付けで呼ぶ場合が多いが、パン子は「さん」付けだったり「様」付けだったり、あがりは「様」付けだったり「ちゃん」付けだったりして一定しないなど、例外もある。
- アジマル・アマグリ:宇垣秀成
- 初等部あ組の担任を務める男性教諭。「アジマルあまぐり」と表記することもしばしばあり、どちらが正式名称なのかは不明(漫画版では「アジマルあまぐり」で統一されている)。生徒やほかの教師からは、「アジマル先生」と呼ばれている。料理の腕前は料理人並み。少し怖いが、本当は優しいらしい。鼻は甘栗のような形をしており、これは父親譲りらしい。目と口が書かれたリンゴ(被り物に見えるが詳細不明)を常に頭に被っており、アジマルの表情に合わせて変化する。少年時代は青リンゴを頭に被っていた。一度、頭のリンゴの鼻の形が入れ替わったことがあり、段田はじめだけがこれに気付いた。しばしば語尾に「なのね☆」を付ける。あ組の生徒製作の料理に、黒星および白星(2つ星から5つ星)の評価をする。怒ったり気合が入るとドスの効いた声になる。食事時、言おうとしたせりふを生徒たちに先に言われると、「先生が言おうとしたせりふなのね!!」と怒る。故郷はアジマル印のリンゴで有名。リンゴと蜂蜜が好物。ケイコ先生に恋心を抱いていて、冗談で「結婚する」といわれた際には気絶した。また、カレーライス編でテレビ番組に出演しようとした時、あがり症で出演できなかった。トラブルメーカー的な側面もあり、「避難訓練で生徒達以上に慌てる」「給食を事前につまみ食いしに行きメニューを倒す」など、騒動の元になる事もしばしば。避難訓練では、被りものが救助袋に詰まったせいであ組が取り残されてしまった。アジー・ドングリという占い師に変装する事がある。天然ボケ役。
- タマ:松山智美
- 勾玉の精、あるいは精霊。本人は「妖精」であると自称する。周りからは「タマちゃん」と呼ばれ、自らも「タマちゃんでプ!!」と名乗る。パンダともクマとも取れる顔をしており、前足・後ろ足とも裏に掌球パッドが付いている。耳の色は水色。ピンク色の頬であり水色の勾玉の絵が腹にある。過去の描写ではぬいぐるみの様に丸く、ふっくら柔らかとした体型、触感で描かれていたが、成長したのか最近では四角く角ばり小さくなり痩せた印象。ふわふわと宙に浮くこともあり、美味香の頭、肩などに乗っている。美味香とともに寝食を共にし伝説の「美味呼(ミミコ)」の後継者である美味香を守り導く役目を持つが、その役目を果たそうとする様子は見られない。普段は、美味香の勾玉の中にいる。美味香達が勾玉を持ち、探したいものを見つけたいと念じると、勾玉が青く光り、その化身であるタマの腹部の水色の勾玉マークより青い光線が放射され探してるものを照らし見つけ出す力があり、勾玉とタマにも色々の不思議な能力がある。文末に「でプ」や「でプか」、「でプね」を付けて話し、驚いたり興奮すると青ざめ「プゥーィーーッ!!」と叫び、語尾が延びる。モリリンが熱を出して寝込んだ際には、ナレーションを担当した。着ぐるみを着るのが好きらしくクリスマスにはサンタやトナカイの格好、節分には鬼、その他クジラ、動物など様々な扮装をよくする。郵便配達夫姿で学校にいるアジマル先生に電報を届けたこともあった。台詞が画面に出る際は、ひらがなかかたかなで表示される。一人称は「ボク」、または「ボックン」。性別は不明で年齢も不詳、そもそも性別があるのかどうか自体が明確になっていない。ただし、バレンタインデーのエピソードで真之介と同様に美味香からチョコ大福をもらい、喜んでおり、周りも本人もオスと認識している。
- 性格
- 我侭かつ味にうるさく、美味しいものを食べると美味香と共に「美味~(ビミ~)。」と叫び、味に陶酔する。当初は美味香が初めて作った「ウフ・ア・ラ・ネージュ・イチゴソース」の失敗作を食べてあからさまに不味いと言って美味香を怒らせたり、ゆで卵に逐一文句を言ったりしていた。豆腐アイスがどうしても食べたくておねだりしたり、クレープの欲しさにくれくれオバケのふりをしたり、貰ったせんべいを嬉しそうに走り回り齧ったり、苦労して採った姫野大松茸を浮かれた拍子にうっかり崖に落としてしまったりと、トラブルメーカー的な一面がある。「美味香はいっつも失敗ばかりしてるんでプよ!!」などと、平気で美味香のことを悪し様に言うことがある。嬉しい時などアジマル先生などと一緒に回りながら「プーーイ、プーーイ!!」と歌い踊り、喜びを表す。過去、高い崖上の姫野大松茸を採る為に、岩の重しによる梃子の原理で放り上げられたりと犠牲役をしいられ、散々な目にあうこともあった。
- 好物
- 寿司のネタはタマゴを好む。ふりかけは「のりたまご」を好む。「紅茶」も好きであり、味美香の家に戻ったおり、モリリンの煎れてくれた紅茶を飲み、「モリリンの煎れてくれた紅茶の味はまた格別でプ!!」などと舌鼓を打つ。特にクリスマスケーキの高さに憧れがあり、以前リンリンの家で行われたクリスマス・パーティーで月餅だけのパーティーになりそうな時には非常に落ち込んでいた。
- 嫌いなもの
- ペット扱いされることを嫌う。真之介やアジマル先生からは「タヌキ」と呼ばれており、当初はそのたびに「タヌキじゃないでプ~~!!」と泣き叫び走り回りながら抗議していた。最近はその呼ばれ方に慣れ抗議しなくなったが、真之介に初めて「タヌキ」ではなく名前で呼んでもらった時に非常に喜んでいた事から、一応まだ気にはしている模様。美味香にも「タヌキ」呼ばわりされたことがあり、このときはかなり落ち込んだ(美味香は気にしていない)。一度、鳥の着ぐるみを着せられて怒ったが、その姿は周囲の者を笑わせた。ハロウィーンではネコの姿に扮したが、このときは気に入っている様子が見られた。
その他の生徒
あ組
- マルコ:山本泰輔
- 美味香の級友で男子生徒。あ組の生徒の中で、唯一フルネームが明らかでない。
- イタリアからやって来た留学生のはずだが、「イタリア・イズ・ナンバーワーン」と英語らしき言葉も話す。自分が作った料理で女性を笑顔にするために料理人を目指している。イタリア料理に関して詳しく、素晴らしいと感じている。他の国の料理に関しては全く興味がなく、「食べる価値がない」とむしろ馬鹿にしており、リンリンがチーム戦で作ったキャベツラーメンを食べようともしなかった。ただし、日本に来てから初めて食べた焼き芋を好きになり焼き芋を使ったイタリアンサラダを作ったり、スープの食材に豆乳や昆布だし等の日本の食材を使うなど、その後認識を改めている。キザなところがあり、表向き人前でとても言えないような、恥ずかしいキザな台詞を平気で言える。それについて、真之介に「よくそんな恥ずかしい事が言えるなぁ」と言われた事もある。そのキザな言動が元でリンリンとトラブルになり料理対決をすることもしばしば。強情で、自分が正しいと思うことは頑として曲げず、真之介のパスタの茹で方を認めようとしなかったり、新メニューをナポリタンかカルボナーラにするかで真之介ともめたことがある。そのせいもあってか彼とは正反対の性格の真之介に無理難題を迫られることもしばしば。
- 同じクラスのリンリンと料理上の対立を起こすこともしばしばであり、争いを起こすとき互いに睨み合い、目からビームを発し火花を散らす描写で表される。
- 高飛車で天狗になりやすく、ピノキオのようによく鼻が伸びる。キザな台詞を吐いたり、自慢の料理を作ったときなど、色とりどりのバラに囲まれたり、イタリア国旗の背景描写で描かれる。料理を作る前に必ず精神統一し、それに30分程度を要する。金髪。緑色のスカーフを巻き、コック帽をかぶっている。調理の際には白いコック服を着る。一度イタリアに帰ろうとしたことがあるが、美味香の説得で学園に留まった。好物は日本に来てから好きになった焼き芋。リンリンと同時に橋の上の焼き芋屋の芋を買いにいって、最後まで互いの存在に気づかなかったことがある。
- 不津倉 パン子(ふつくら ぱんこ)
- 美味香の級友。春キャベツを使ったチーム戦ではリンリンと組んで、キャベツラーメンを作った。家はパン屋「ふっくらベーカリー」。顔はふっくらしており、声は低音である。両親に顔がそっくり。彼女の家ではどんなおかずが並ぼうと、ご飯のほかに必ず店で出している「ふっくらパン」が出る。
- 押牛 あがり(おしうし あがり):加藤英美里(2006・2007年度)→牧口真幸(2008年度)
- 美味香の級友。家は寿司屋「くるり寿司」。黒髪のショートヘアーで勝気で優しい性格。人手が足りないことに困っている。ボーイッシュでサバサバした江戸っ子。豆腐と白味噌の味噌汁とカステラが大好物。コーヒー(特にエスプレッソコーヒー)が苦手だが、甘いミルクコーヒー(カフェ・オレ)は飲める。段田はじめに片思いされている。親は父親のみが登場している。
- 山田 カズオ(やまだ かずお):川野剛稔
- 美味香の級友。古典的なインド人のような風貌の男の子。ネガティブ思考の持ち主で、暗く弱気な発言で周りを混乱させる。美味香には「オカズくん」と呼ばれ、彼も美味香のことを「ミカカちゃん」と呼ぶ。実家は「ヤマダや」というドーナッツ屋を営んでいる。そのためかドーナッツが好き。ネガティブなため、不安があってか、睡眠時間が長くなりやすい。過去のクリスマスには1人宿舎に篭り、暗い部屋で火をつけたローソク一本にドーナツをくぐらせる非常に暗いクリスマスを祝おうとし、あまりの暗さに美味香やタマ達をあわてふためかせたが、リンリンの家で行われるクリスマスパーティーに呼ばれ事なきを得た。ドーナッツを多数高く重ねたドーナッツ・クリスマスケーキを作ってもらい本人も上機嫌だった。
- 道具屋 ゲン(どうぐや げん)
- 美味香の級友。金髪。家は調理用具店。大福が好物。
- 道具屋 チョコ(どうぐや ちょこ)
- 美味香の級友。金髪の女の子。ゲンと同じく大福が大好物。
い組
- 成上 成美(なりうえ なるみ):神田理江
- 味楽来学園初等部い組の女子生徒。味楽来で2番目の金持ち(IT企業)の娘。髪は紫色。真之介に片想いしている。頭の中のイメージでは既に真之介と教会で結婚式を挙げている。「成り上がり」と言われると怒る。美味香をライバル視しており、合同授業の時には露骨な嫌がらせをしたことも。あ組に比べ、い組には美形男子がいないのを嘆いている。
- 伊出 ケンサク(いで けんさく)
- 成美のクラスメート。い組の情報マシーンと呼ばれる。
- 堅井 ケン(かたい けん)
- 成美のクラスメート。顔が怖く鼻息が荒い、顔の形は四角形。
- 米田 クニオ(よねだ くにお)
- 成美のクラスメート。アメリカンな男。カタコトの日本語をしゃべる。
- サカイ・ジュニア(さかい・じゅにあ)
- 成美のクラスメート。フレンチの達人。名前の由来は料理人の坂井宏行と推測される。
生徒の親族
- 姫野 万作:(ひめの まんさく)
- 美味香の父親。料理人。ある日突然、料理冒険家になると言い出し旅に出てしまい、最近はドイツのハンブルグから連絡があった。美味香の幼いころ、美味香のために、ゆで卵と半熟卵を作ったらしい。美味香同様、美味香と同じ年齢の頃は一人前の料理人になるまで家に帰ることは許されなかったらしい。
- 王子 之介(おうじ これすけ):宮田幸季
- 真之介の父親。眼鏡をしている。料理が下手。今までに、豚カツとハンバーグをこがしたり、スパゲティの味付けを間違えたりしている。「米を炊く程度ならできる」と自称しているが、食堂にプリプリ丼が登場した初日に炊飯ボタンを押すのを忘れ、開店を遅らせた。料理人としては色々と問題がありすぎ、むしろ「問題しかない」とする方が妥当である。ただし、その微妙にずれた感覚が美味香たちの助けになることもある。
- 王子 華子(おうじ はなこ):城雅子
- 真之介の母親。夫とはバカップルのように仲良し。真之介は、それに呆れているらしい。回りの流行に敏感。王子食堂では主にレジを担当している。自分の苗字を冠した「王子ハンバーグ」を「玉子ハンバーグ」と書いたり、マヨネーズ8本を注文するはずが100本注文してしまうなど材料の発注ミスが多かったり、と、夫同様かなり抜けている。料理の類は電子レンジのボタンを押すことしか出来ない。
- 不津倉パパ:宮島史年
- パン子の父親。秤を使わずにパン生地を同じ重さに分けることができ、パン職人として一流の腕前をもつ。
- 不津倉ママ:恒松あゆみ
- パン子の母親。彼女の作るカレーライスの味は美味であり、ふっくらベーカリーのカレーパンの原点となっている。
- 押牛パパ:大林隆介
- 押牛あがりの父親。人手が足りないため、娘のあがりに手伝わせている。寿司屋に相応しい江戸っ子のべらんめぇ口調で喋る。
- 段田パパ:仁科洋平
- 若だんなの父親。息子同様、結構うっかり屋な性格。
- 段田ママ:葛城七穂
- 若だんなの母親。息子と夫同様、結構うっかり屋な性格。息子と同じ渦巻き眼鏡をかけている。
- 段田 ウメ(だんだ うめ):前田敏子
- 若だんなの祖母。うっかり屋の子供夫妻や孫と違い、落ち着いておりはじめたちからは頼りにされている。他のお土産を考えているはじめに対し教えてくれなかったり梅干の壷を隠したりと意地悪な面もある。稲荷寿司を作るのが得意。語尾に「――じょ」をつける。
- 張パパ:下山吉光
- リンリンの父親。中華の料理人。時折キザな台詞を言い、妻とリンリンを震え上がらせており、リンリンに「それだからママに嫌われるのよ!」と指摘されたこともある。
- 張ママ:葛城七穂
- リンリンの母親。歴代中国王朝の女帝のような高慢な態度、チャイナドレス姿で「ホーッホッホ!!」と足を組み高笑いをあげる。リンリン同様、キザなことを言われるのが苦手。まだまだ若いつもりでおり、「未婚女性」という条件を見落として看板娘コンテストに出場しようとした。しかも、「離婚してでも出る!!」と問題発言を出したことも。また若い自覚があり、クリスマス時に張パパとクリスマスデートに出かけたことも。
その他
- ケイコ先生:和久田み晴(2006年度は「飯島美春」名義)
- 超一流のパティシエール。フランスで修行をしたことがある。修行時代、「ゼリー・ド・カフェオレ」というデザートを考えたことがある。特別デザート講師として学園の非常勤講師をしているほか、体育祭の進行役、避難訓練の取りまとめ役などの雑用も時折こなしている。いたずらをするのが好きだが、されるのは嫌い。絵が上手。未婚で、結婚する気はないという。アジマル先生に片思いされており、好意はあるものの現状は上手くあしらっている状態。レモンスカッシュが大好物。
- 猪頭 プルコギ(いのがしら ぷるこぎ):中村大樹
- 初等部い組の担任を務める男性教諭。イノシシの頭部のような物体を頭に被っている。アジマル先生とは小学生時代からのライバル。母親とは幼い頃に死別しており、アジマル先生の母親を「お母ちゃん」と呼んで慕っている。「アジマル先生の作ったカレーにこっそり味噌を入れる」など、よくズルをするが、失敗に終わる。しばしば語尾は「――なのだ♣」となる。
- カイト王:宮島史年
- カイト王国国王。姫野万作の友人。「豆腐アイス」を食べるために味楽来に来て、豆腐アイスを美味香たちに作らせた。
- ダリィ:中村秀利
- 世界一ベーカリー(#味楽来参照)の店長で、胡散臭いが外国人らしい。語尾に「ダリ」を付け、美味香たちからは「ダリおやじ」と呼ばれていた。店が潰れた後、復讐するため(明らかに逆恨みだが)に味楽来学園の象徴である「五重のお重」を奪おうと、お重を使った料理5番勝負を美味香らに申し込むが、完敗した。目つきがよく似たカラスを飼っている。好物はオムライス。モデルはサルバドール・ダリと推測される。
- 七つ子:恒松あゆみ
- 同じ顔、同じ髪型の小さな女の子たち。それぞれ違う色の服と髪飾りを着けている。性格は非常にわがままで生意気。7人揃って味にはうるさく、気に入る料理がないと駄々をこねて暴れだすトラブルメーカーである。「あばよっ」「あなたのトークおもしりょくないのよっ」など子供らしくないセリフを言う。また「子供だと思って、バカにしてりゅのねっ」と発言し、子供扱いされることを嫌う。まだ幼いからか、「る、れ、ろ」の発音が「りゅ、りぇ、りょ」となる。
- 七つ子ママ:恒松あゆみ
- 七つ子の母親。娘たちの誕生日を祝うため、「くるり寿司」に出前を頼んだ。娘たちのわがままぶりに悩まされているようである。
- アジマル母:巴菁子
- アジマル先生の母親。住んでいる村の村長をしている。
- じーたま:仲木隆司
- 勾玉の世界の長老。くるくる巻いたものが好物。
- カパックン
- 「カパックンの公園」にある「カパックンの泉」の中央に立つ像。生き物ではないはずだが、「公園でキャラメルを食べようとする人がいると強力な風で吸引し強奪する」「口にプリンを置くと吹き飛ばすもしくは食べる」「プリンを食べた後にあるものを出す」などの「行動」を取る。
味楽来
アニメパートの物語は、味楽来市(みらくるし)という港町が舞台になっている。
- 味楽来市
- 舞台となる市。東京湾付近に位置する。古来より新鮮が食材が集う町として知られていた。かつて、美味を求めて日本列島諸国を漫遊していた味納言(あじなごん)という女が訪れた際、出された料理に感動し、「五重のお重」を遺したという。「五重のお重」の姿は味楽来学園の校舎のデザインの元となり、お重に描かれた図柄が市内各地で散見されたりと、町作りに大きな影響を与えている。
- 味楽来学園
- 味楽来市にある、料理人の育成を目的とする全寮制学園。「初等部」「中等部」「高等部」の3つにいくつかの学級があり、低学年の学級から五十音順に組名が付けられていると推測される。初等部の「あ組」と同じ学年には「い組」など計5クラスあり、中等部には「ま組」などがある。校舎内には自習室を有する。「あ組」担任は「アジマル」、「い組」は「いのがしら」、「う組」は鳥(ウ)を連れた教諭で「え組」は豆(エンドウかエダマメか)のかぶりものの教諭。年に一度、生徒作の料理を販売する学園祭があり、「お客様アンケート」で最も高い評価を得た学級の全生徒には「天使のスプーン」が、特別賞を得た学級の全生徒には「ミニ天使のスプーン」が送られる。学園寮や教員宿舎があり、生徒や教諭が暮らしている。男子生徒は青、女子生徒は赤の制服が定められている。
- 外見は五重塔のような形で、2階が初等部、3階が中等部、4階が高等部、5階は校長室である。
- 学園寮
- 味楽来学園の教師と生徒のための古い寮。かつては味楽来学園の校舎として使用されていた。旧校舎の建物の一部を寮に改造している。旧校舎への通路は壁で塞いでいるため、寮内から旧校舎内へは入ることができない。封鎖された旧校舎内に「おかずの間」という謎の部屋、そして骨董品「味楽焼の壷」がある。「くれくれおばけ」というおばけが出るという噂があり、美味香たちが訪れたときはタマがそれに成りすましていた。
- カパックンの泉
- 海に面する公園(通称「カパックンの公園」)にある泉。泉の中央にある「守り神カパックンの像」の口に後ろ向きで硬貨を投げ入れると、願いが叶うといわれている。イタリアのトレヴィの泉がモデル(作中でマルコはパクリだと主張している)。ちなみに美味香は、「一流の料理人になれますように」「リンリンたちとずっと友達でいられますように」と願った。
- カパックンの像の前でキャラメルを食べないように注意書きがある。
- 味楽来市場通り
- 味楽来にある商店街。通称「ミラクルストリート」。張々樓やくるり寿司のほか、八百屋などがある。ケイコ先生のアトリエもこの近くにある。
- 王子食堂
- 王子家が経営する食堂。自慢は「客がいないこと」で、年中客が入らず、夏場の夏祭りのとうもろこし屋台での商売が1年の稼ぎの大半を占める。ただ、真之介が学園のチーム戦で作った「キャベツ丼」を「プリプリ丼」と改称して食堂のメニューにしたときは、珍しく多数の客が来店しており、ある程度知られた存在ではある模様。開店時刻は午前10時らしい。マルコは倉庫と勘違いしていた。味楽来市場通りの八百屋の近くにある。
- 店が成美の手に渡りそうになった時に之介が思いの丈を語っており、どうやら代々続いている店らしい。
- 姫野邸
- 美味香の自宅。広大な敷地内にはプールや姫野山がある。また、味美香専用の昆布茶「姫野こぶ茶」の原料となる良質の昆布「姫野昆布」が採れる、勾玉の形をした島「姫野島」を所有している。そのほか、姫野家が所有する農場で栽培する特製大豆を栽培する農場、天然のにがりが取れる島も所有している。
- 姫野山
- 姫野家が保有する山。名水「姫野水」の源泉や、高級なマツタケ「姫野松茸」の採れる赤松がある。また10年に1度採れるという巨大なマツタケ「姫野大松茸」が存在する。
- ふっくらベーカリー
- パン子の両親が経営するパン屋。看板商品はカレーパン。販売しているパンはすべてふっくらしており、家庭的な味として評判。
- 世界一ベーカリー
- ふっくらベーカリーの向かいにあるパン屋。店長はダリィ。看板商品は1個1500円の「世界一カレーパン」で、購入のために3時間並ばねばならないこともある。この店のパンは、世界一のパン職人が、世界一の食材を使って作っている。「高い食材を使えば客は来る」といった、ある意味客や料理人のあり方を軽視した経営方針に真之介は露骨に反発していたことも。パン子の話によると、カレーパン騒動の後、潰れたらしい。
- くるり寿司
- あがりの父親が経営する寿司屋。悩みは「人手が足りないこと」。そのため、通常は出前は行わない。
- 料亭だんだん
- 若だんなの両親が経営する料亭。お土産の特製梅干おにぎりが名物で、舌の肥えたサラリーマンたちが常連客になっている。
アニメ以外のパート
ひらけ! Goma
いわゆる「やってみよう」のコーナーである。月〜木曜のアニメの直後に放送。2006年9月4日放送分からリニューアルし、プッチ、セボン、ガルーが登場しなくなった。2007年2月の放送をもって終了。
- Goma - 演:アラキミカ、遠藤順子、中村亮子
- 上記の三人組による料理創作家および雑貨デザイナー。番組内に登場する料理の創作および調理指導を担当。
- 荒井健太郎
- 荒川里彩
- 子供は上記の二人が交代で出演。
- プッチ - 声:山田ふしぎ
- クマの顔をしている。語尾に、「だっち」をつける。頭にスプーンのような物がある。
- セボン - 声:山田ふしぎ
- キリンの顔をしている。語尾に「だぼー」をつける。頭にフォークのような物がある。
- ガルー - 声:西本理一
- オオカミの顔をしている。語尾に「だるー」をつける。頭にナイフのような物がある。
タマップキッチン
タマップキッチンは2006年度の金曜日の実写版で使用するスタジオである。月曜日から木曜日の4日間のアニメで紹介された料理の中から、ピックアップして、ななちゃん(演:山内菜々)が作る。料理の作り方は、美味香とタマもしくはアジマル先生が指導する。ななちゃんが、作った料理を試食する。番組の最後、美味香とタマちゃんとななちゃんは、「美味しい 楽しい 料理はミラクル!!」とのセリフでしめる。なおスタジオで使うコンロは、リンナイのガラストップビルトインコンロが、包丁は京セラのセラミック包丁が使われている。2007年3月をもってこのコーナーは終了となり、山内菜々は番組を卒業した。
終了以降も、コーナー名のみはタマが番組内で料理を作る際に一度だけ使用した。
ミラクル・情報タイム
2007年度以降、アニメの後に放映されるコーナーのひとつ。美味香、タマ、アジマル先生の3人(のパペット)が、アニメパートで扱われた料理や素材などについてレポートや解説をする。 放映曜日は月曜日、火曜日、水曜日で原則的に2007年度は週2回、2008年度は週1回の放送。
ミラクル・レシピタイム
2007年度以降、アニメの後に放映されるコーナーのひとつ。アニメパートの料理のレシピを説明する。 放映曜日は木曜日。ただし、水曜と木曜の2回に渡り放映されたこともある。
ミラクル・ワクワク料理
2007年度以降、アニメの後に放映されるコーナーのひとつ。視聴者の作ったオリジナル料理を紹介する。 放映曜日は金曜日。ただし、2008年度の最終週のみ水曜日に放送された。
スタッフ
- 「味楽る!ミミカ」
- 原作:春日あかね
- 脚本:かめだますを
- 音楽:池毅
- キャラクターデザイン:春日あかね
- 絵コンテ(2008年度):つきりのゆみ、久保マリヤ
- 料理指導:小川聖子(2006・2007年度)、小田真規子(2008年度)
- アニメーション制作:デジタル・メディア・ラボ
- 情報コーナー構成:かめだますを
- ディレクター:寺田省太郎、長田清純、加藤多彦、新倉美帆、石川陽一郎
- キッチン美術協力:Rinnai、KYOSERa
- オープニングテーマ:「味楽る!ミミカ ナンバーワン」(歌 おみむらまゆこ、作詞 Goma、作曲 小杉保夫)
- エンディングテーマ(2006年度の金曜、総集編のみ):「みんな、君だけを待ってる」(歌・作詞・作曲 HARCO)
- エンディングテーマ(2007年度):「ララ・うらら」(歌 チグリハーブ&いけたけし、作詞 かめだますを、作曲 池毅)
- エンディングテーマ(2008年度):「恋のチューイング」(歌 お菓子なシスターズ、作詞 秋元康、作曲 伊藤心太郎、編曲 田口智則、稲留春雄)
サブタイトル
- お嬢様☆登場
- 思い出の☆たまご料理
- ゆでたまごの☆ひみつ
- もうひとりの☆クラスメート
- ウフ・ア・ラ・ネージュ イチゴソース
- ふたりは☆迷コンビ?
- 新鮮な☆りょうり
- ふたりの☆ハーモニー
- 新メニュー☆デビュー
- プリプリ丼
- なぞの☆お宝
- 伝統の☆レシピ
- かいとお?☆あらわる
- タマちゃんの☆おねだり
- あっさりさわやか おとうふアイス
- みらくるな☆おまつり
- ちいさな☆おきゃくさま
- おにぎりの☆だいへんしん
- いちばんの☆ごほうび
- なな色おにぎり
- げきとつ☆クラスメート
- 嵐の☆めん対決!
- ラーメン?☆ピザ?
- コインに☆ねがいを
- ラーメンピザ
- あこがれの☆パティシエール
- 美しさと☆味と…
- デザートのアン☆ドゥ☆トロワ
- ケイコ先生の☆一日
- レモンスカッシュゼリー
- 学園の☆かいだん
- あかずの☆部屋
- くれくれの☆ひみつ
- くれくれ☆ふたたび
- 花束クレープ
- ふっくら☆大ピンチ
- 世界一の☆カレーパン
- 世界一☆よりも…
- プロの☆ひみつ
- カレーライスパン
- 秋の☆美味~
- 真之介の☆やくそく
- 幻の☆マツタケ
- 忘れられない☆あの味
- 秋の味覚きのこスープ茶漬け
- い組の☆女王
- あつい☆バトル
- ♪ミ☆♪ソ
- あ組☆大ピンチ
- ミルクみそラーメン
- くるり☆美味~
- 若だんな☆大ピンチ
- くるくる☆ミラクルパーティー
- だんなの☆好きなもの
- ミラクル☆くるり寿司
- 父からの☆手紙
- 味楽来は☆ミラクル
- 父への☆手紙
- 王子食堂☆大いそがし
- ミラクル☆たまごハンバーグ
- ケイコ先生の☆ケーキ
- ひみつの☆パーティー
- アジマル☆かんげき?
- りんごの☆きもち
- りんごとはちみつ とろ~りケーキ
- マルコと☆若だんな
- さよなら☆マルコ
- ミミカの☆ねがい
- おいしい☆えがお
- いちご☆ティラミス
- ミスターDの☆挑戦状
- 2倍うまい☆○○ライス
- うまいで☆勝負
- ミミカの☆ひみつ料理
- ミラクル☆オムライスおにぎり
- 美味香の☆新学期
- モリリンの☆特別メニュー
- まほうの☆かくし味
- ミラクル☆大へんしん
- お嬢様は☆ねむり姫?
- 真之介☆のパスタ
- 怒りの☆マルコ!
- なかなおり☆大作戦
- ナポリタンと☆カルボナーラ
- 王子食堂の☆出前
- カパックン☆伝説
- お宝の☆ために
- おやつで☆ピンチ
- プリンで☆プリン?
- プリンの☆ひみつ
- 若旦那☆大大大ピンチ
- ウメ☆おばあちゃんの願い
- おみやげ☆大作戦
- キツネが☆くるり
- はじめての☆デート
- 夢の☆アイランド
- なぞの☆暗号
- めざせ!☆最後のフルーツ
- おいしい☆ゴール
- 海の☆モリリン
- なぞの☆リンゴ
- ここ夏☆ココナツ!
- よくばりな☆料理
- ホットに☆甘み
- 七人?の☆さすらい
- あらしの☆体育祭
- あ・い・の☆ライバル
- い組の☆(秘)作戦
- 熱き☆バトル
- 天使の☆アイデア
- お弁当の☆あいうえお
- いろどりは☆ミラクル
- カラフル☆対☆キンキラ
- ミミカの☆かくし技
- あまい☆ワナ
- パパとママの☆イベント
- 思い出の☆ぎょうざ
- 3つで☆ひとつ
- 愛の☆ちから
- だれが☆ナンバーワン?
- ミラクル☆ハロウィーン
- 七人の☆ハチ
- カボチャの☆大へんしん
- まほうの☆おかし
- ケイコ先生の☆イタズラ
- あらそい☆ふたたび
- フツーと☆本格
- ヒミツの☆かくし味?
- おいしさ☆3回
- テレビ☆デビュー
- イチゴと☆チョコレート
- 仲直り☆大作戦
- ケーキの☆ざいりょう
- 友情☆ケーキ
- 今日は☆何の日?
- あ組☆SOS!
- さむ~い☆教室
- アツアツは☆みんなをすくう
- グラタンの☆ヒミツ
- あ組の☆挑戦
- ナゾの☆パーティー
- ミミカの☆試練
- アツアツ☆具はグ~!
- 美味しい☆気持ち
- 希望の☆星
- ミミカの☆きもち
- かんしゃの☆チョコレート
- あんあん☆もちもち
- なかみで☆勝負
- アジマルの☆きもち
- でんとうの☆給食
- ミラクルな☆給食
- 最後の☆ポイント
- ミミカの☆力
- 給食☆バンザイ
- 王子食堂☆大ピンチ
- プラスの☆アイデア
- 幸運の☆矢
- 味料☆マジック
- ミス☆お母さん
- おばあちゃんの☆ために
- アの☆マーク
- おばけの☆正体
- ウメの☆味
- 謎の☆来客
- 一生の☆お別れ!?
- 甘くて☆すっぱい
- 山田くんの☆一言
- ト・マ・ト☆大好き!
- 心に☆穴?
- 織姫と☆彦星
- 激流☆そうめん
- 帰ってきた☆織姫
- 七夕の☆願い事
- 新型☆マシン!?
- 王子家の☆夏祭り
- ライバルの☆目的
- 香りの☆チカラ
- 勝負は☆夕暮れ
- もうひとつの☆理由
- 朝の☆しゅくだい!?
- とんだ☆朝ごはん
- さくせん☆大しっぱい
- ねごとは☆グー!
- 早おきは☆おトク
- 王子食堂の☆ヒミツ
- お母さんの☆とくいワザ
- レンジの☆ポイント
- ミミカの☆かくし味
- 甘くて☆アツアツ
- 運命の☆ふたり
- まるごと☆料理
- ペア?☆ライバル?
- 香りと☆ホクホク
- 好き☆だから…
- あれの☆収穫
- 姫野山の☆じねんじょ
- モリリン☆クッキング
- ネバネバ☆ズルズル
- モリリンの☆恩返し
- お肌と☆お星さま
- お肌回復☆大作戦!
- 美容な☆アイデア
- マルコ+和風=?
- 星に☆に願いを!
- それぞれの☆クリスマス
- 山田流☆クリスマス
- やっぱり☆ケーキ…
- ゴージャスな☆ツリー
- 大きな☆穴
- ふるさとの☆一大事
- 村をすくう☆料理
- りんごの☆かくし味
- くだもの☆マジック
- うれしい☆たより
- オニの☆ウワサ
- オニより怖い☆先生
- オニが嫌う☆魚
- オニの☆笑顔
- とお~い☆春
- まがたま☆ふたたび
- じーたまの☆好物
- くるくるの☆ひみつ
- さようなら☆タマちゃん
- ミラクル☆ミミカ
関連商品
- CD『味楽る!ミミカ ナンバーワン』
- オープニングテーマ「味楽る!ミミカ ナンバーワン」と、初代エンディングテーマ「みんな、君だけを待ってる」を収録。
- 発売元:ロックチッパーレコード、発売日:2007年2月28日。
- てんとう虫コミックススペシャル『味楽る!ミミカ』
- 第1巻
- 第1週「たまご料理」、第2週「キャベツ料理」、第3週「豆腐料理」のストーリーを収録。2007年5月28日発行。
- 第2巻
- 第4週「おにぎり」、第5週「中国・イタリア料理」、第6週「ゼリー」のストーリーを収録。2007年12月3日発行。
- 第1巻
- DVD-BOX『味楽る!ミミカ ミラクルBOX』
- 2006年度の全15話(タマップキッチンを含む)を6枚のディスクに分けて収録したDVD-BOX。
- 発売元:バップ、発売日:2007年7月25日。
- DVD『味楽る!ミミカ』味のマル1~6
- 上記のDVDの単巻シリーズ。各巻に2~3話のストーリーを収録。
- 発売元:バップ、発売日:2007年7月25日。
- ニンテンドーDS用ソフト『味楽る!ミミカDS』
- 発売元:カルチャーブレーン、発売日:2009年1月22日。
漫画
主に『ぷっちぐみ』に掲載された。『ぷっちぐみ』Vol.8掲載分までは春日あかね、『ぷっちぐみ』Vol.9掲載分からはつきりのゆみが執筆。原作:春日あかね、協力:NHKエデュケーショナル。
春日あかね執筆分は描き下ろしを除いて、前述の通りアニメ本編のベースになっている模様で、コミカライズではなくこちらが事実上の原作である。つきりのゆみ執筆分に関してはアニメ本編との関連は不明だが、漫画で描かれている話で絵コンテも担当している事から、アニメとの何かしらの関わりはあるものと推測される。
- 無題作品(『ぷっちぐみ』Vol.1に掲載、コミックス第1巻に収録):第4話「たまご料理(4)もうひとりの☆クラスメート」の漫画版。
- 「キャベツ料理の巻」(『ぷっちぐみ』Vol.2に掲載、コミックス第1巻に収録):第9話「キャベツ料理(4)新メニュー☆デビュー」の漫画版。
- 無題作品(『小学二年生』2007年1月号ふろく『オシャレ魔女♥ラブandベリー + ガールズコミック』に掲載、コミックス第1巻に収録):第14話「豆腐料理(4)タマちゃんの☆おねだり」の漫画版。
- 「コイン投げで勝負の巻」(『ぷっちぐみ』Vol.3に掲載、コミックス第2巻に収録):第24話「中国・イタリア料理(4)コインに☆ねがいを」の漫画版。
- 無題作品(『ぷっちぐみ』Vol.4に掲載):描き下ろし。アオリは「ごきげんよう☆ 夏ですからー プールで水着ですのよ」。
- 無題作品(『ぷっちぐみ』Vol.5に掲載):描き下ろし。アオリは「きのこづくしの秋がきたー!!」。
- 無題作品(『ぷっちぐみ』Vol.6に掲載):第115話「お弁当(5)あまい☆ワナ」の漫画版。
- 無題作品(『ぷっちぐみ』Vol.7に掲載):第135話「ビスケットケーキ(5)今日は☆何の日?」の漫画版。
- 無題作品(『ぷっちぐみ』Vol.8に掲載):第140話「グラタン(5)あ組の☆挑戦」の漫画版。
- 無題作品(『ぷっちぐみ』Vol.9に掲載):第165話「深川飯(5)謎の☆来客」の漫画版。
- 無題作品(『ぷっちぐみ』Vol.10に掲載):第180話「とうもろこし(5)もうひとつの☆理由」の漫画版。
- 無題作品(『ぷっちぐみ』Vol.11に掲載):第185話「朝ごはん(5)早おきは☆おトク」の漫画版。
脚注
外部リンク
NHK教育 子供向け料理番組 | ||
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ひとりでできるもん!どこでもクッキング | クッキンアイドル アイ!マイ!まいん! | |