三谷和也
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三谷 和也(みたに かずや 1932年-)は、千葉県出身の空手家。空手道場正統唐手成徳会の主宰。
来歴
- 1932年10月1日生まれ。千葉県出身。千葉大学人文学科卒、筑波大学大学院研修生。筑波大学大学院で武道論を渡辺一郎教授から学ぶ。
- 1956年 浅田勇に入門。松濤会所属仙武会木更津支部
- 1972年 研修会宗家の金城裕に入門
- 1982年 佐倉空手教室を設立(後の成徳会)
- 1997年 金城裕に唯一独立を許され正統唐手成徳会を設立。同時に武蔵野市空手道連盟に所属
- 2012年 武蔵野市空手道連盟会長に就任
- その他、関東高等学校空手道部委員長、全国高校空手道連盟事務局長、千葉県空手道連盟事務局長、全日本空手道連盟理事、関東地区空手道協議会幹事長、等を歴任。
教職としての活動
- 筑波大学大学院卒業後、千葉県に高等学校教諭として就職。
- 天羽高校、八街高校、成田西高校(現成田国際高校)で空手部顧問として活動。
空手の格闘技術を競技技術へ
金城 裕から教授された、唐手(首里手)の技術を元に、 四大流派ではない沖縄伝統の首里手の格闘技術から現代の競技に必要な技術を抽出応用し、幼児から中学生までを中心に育成。 伝統派空手の公式競技で圧倒的な強さを見せた。 成徳会で育った選手は高校・大学でも活躍し、ナショナルチーム選手も多数輩出している。
錬成大会での圧倒的な強さから、月刊空手道で執筆を依頼され、「全日本少年武道錬成大会で優勝するために 子どもグングン練習法」を連載した。
道場名の正統唐手の意味は、正統は流派空手ではない沖縄伝統空手であること。唐手は首里手であることを意味している。 [1]
受賞歴
- 関東地区空手道協議会より功労賞
- 平成5年、全日本空手道連盟より功労賞
- 平成9年度、平成12年度 、平成19年度、平成21年度、日本武道協議会より少年少女武道優良団体表彰
- 全日本少年少女武道錬成大会 (空手道)で優勝14回、同年度3部門同時優勝2回(ともに史上唯一かつ最多記録)
弟子
- 清水良介(元ナショナルチーム)
- 羽柴紘一
脚注
- ↑ 「月刊空手道」2008年12月号
参考文献
- 正統唐手成徳会
- 月刊空手道2008年12月号~2011年03月号 全日本少年武道錬成大会で優勝するために 子どもグングン練習法